Windows 10以降では、Win+Shift+Sのショートカットキーを使って利用できる「Snipping Tool(または「切り取り＆スケッチ」)」(以降"ST"と表記)というツールが標準搭載され、領域を指定してスクリーンショットをクリップボードにコピーするなどの操作が可能となっていますが、このツールは内部的に行儀の悪い処理をやっているようで、本アプリとSTを併用すると、クリップボードの画像が更新されたという通知(イベント)が連続して2度届き、同じ画像が2ファイル保存されてしまいます。
最新のバージョン1.31において、Win+Shift+Sのキー操作でスクリーンショットを取る場合は、2度目の通知は無視する事で対応しましたが、スタートからSTを起動して使う場合には依然この現象が発生し、さらにST終了時にもなぜかクリップボード更新の通知が来て画像が保存されてしまうという謎仕様となっており、本アプリとの併用はお勧めしません。
なお、どうしてもSTと併用したい場合、本アプリのインストール先フォルダーにある設定ファイルsettings.xmlをメモ帳などで開き、MinShotIntervalの値を1000程度(既定では200)に変更して保存すれば、画像が2つ保存される現象は回避できるはずですが、これを行った場合、PrintScreenキーを1秒(=1000ミリ秒)以内に連続してポンポンと2回押したような場合、2回目のキー押し下げが無視されるようになってしまいますので、ご了承ください。