comono HandyMemo for Windows Mobile FAQ

VGA(640×480)より狭い画面の製品では使えないの?

Windows mobile 5.0以降のOSを搭載したモバイル端末、それ以前のOSでも.Net compact Framework 2.0の動作対象のOSを搭載した端末であれば、動くことは動くと思います。ただし、VGA(640×480ドット)以上の画面を持つ事を前提に開発していますので、動作対象外としております。

ソフトが動かない

.Net compact Framework 2.0がインストールされていないのではないかと思います。また、前バージョンの.Net compact Framework 1.0しか入れていない場合も動作しません。

.Net compact Frameworkのソフトって遅くない?

このソフトに関して言えば、起動の時にちょっと間が空くのを除いて、動作速度自体は特に遅いとは感じません。
パソコンで.Net Frameworkで作ったソフトを使う時には、起動速度に不満を感じた事はないのですが、今のモバイル端末の性能と.Net compact Frameworkの組み合わせではどうしようもないみたいです。
ただし、ソフトを終了させずに使えば(メニューから「終了」を選ぶのでなく、画面右上の×ボタンで閉じる)、次の時はほぼ瞬時に表示されますので、ストレスを感じる方は、それで対処をお願いします。

文字を書けなくなった

消しゴムモードになっていませんか?「線種」ボタンをクリックし、ペン入力モードに切り替えてください。

メモデータの保存先のフォルダを変更できないか?

保証外ですが、以下の手順で保存先を変更する事ができます。

  • メニューから「終了」を選んでソフトを終了させてください。
  • ソフトをインストールした先のフォルダに、「settings_v010.xml」というファイルがありますので、これを開いて保存先のフォルダ名を書き替えてください。保存先のフォルダ名指定は <SaveFolder> で囲まれた部分です。
  • 次に保存されるメモ以降、そのフォルダに保存されるようになります。古いメモデータは、エクスプローラで移動させてください。

(xmlファイルをクリックすると、Internet Explorerで開いてしまいますので、テキストエディタ系のソフトをインストールしていない場合、パソコンに持っていってメモ帳などで作業するのが手っ取り早いと思います)

メモのサイズが小さく、書き込みのできない部分がある

標準では480×640ドットの縦画面に最適な468×468ドットの正方形のメモが常に表示されるようになっています。それより解像度の高いマシンをお使いの場合、またはRealVGAの設定をしておりワークエリアが広い場合は、メニューから「設定」→「メモのサイズを最適化する」にチェック(レ)を入れてください。

Real VGAの設定をちゃんと認識してくれていないみたいだけど

Real VGA対応前のバージョンからお使いではないでしょうか?その場合、一度ソフトを終了(メニュー→終了)し、My DocumentsのHandyMemoフォルダの下に保存されているメモのデータ(HandyMemo***.gif)を全部削除するか、メモが無くなるとまずいのであれば、他のフォルダに移動させてください。そうすれば、次に作成するメモからは、本来のサイズのメモが作成できるようになります。

JPG形式でエクスポートしたら、文字の色が微妙に変わった

JPGファイルは"不可逆"タイプの圧縮形式を採用した画像フォーマットで、圧縮してファイルサイズを小さくするのに都合がいいように、元の画像に変更を加えるため、保存後の画像はオリジナルとまったく同じにはなりません。このため、画像の色が微妙に変化する場合があります。
この手書きメモのような画像の場合、GIF形式よりむしろファイルサイズも大きくなりますので、特に理由がない限りは、GIF形式のままエクスポートする事をお勧めします。

エクスポートで、保存するフォルダを自由に選べない

エクスポート機能でのファイル保存の画面は、OS標準のものを使用しており、その仕様によるものです。フォルダを自由に選べるようにするには、こちらで紹介している「FileDialogChanger」をインストールしてください。

My Documentsに自動保存されているファイルの番号と、画面に表示されるメモの番号が違う

メモを自動保存する際には、HandyMemo***.gif(***は3桁の数字)というファイル名が自動で付けられますが、たとえばメモを5枚作成してから3枚目を削除し、また1枚メモを追加した場合、追加したメモは画面上「5/5」と表示されていますが、このメモは、削除して欠番中の"003"が付いた"HandyMemo003.gif"という名前で保存されます。
このため、自動保存されるファイルに付いた番号と、メモ画面で表示される番号が違う場合があります。

「元に戻す」が使えない

標準ではアンドゥ機能は無効になっています。「元に戻す」を使うにはメニューから「設定」→「アンドゥを有効にする」にチェック(レ)を付けてください。

W-ZERO3を横画面、EM・ONEを縦画面で使うと、書いた文字がカクカクする

これは製品の仕様のようで、W-ZERO3では横画面、EM・ONEでは縦画面の描画速度が遅く、ペンの動きを取りこぼしてしまうようです。設定の中の「線をなめらかにする」のチェックを付けると、ある程度緩和できます。

インポートした画像で消しゴムを使うと、画像も消えてしまった

インポートした画像での消しゴム機能は、インポート元の画像を参照しながら、消しゴムでなぞった所を元通りに復活させるようになっています。このため、元の画像を削除や移動した場合には、消しゴム機能が正常に働かなくなります。