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アナログの時代(3)

大林宣彦監督の映画で有名な、広島の尾道へは小旅行で何度か訪れました。最初に訪れた時には、雰囲気のすごくいい、ひなびた感じの地方都市だったのですが、最後に行った時には駅前に大きなビルが立ち、正直言って、町の雰囲気が台無しになってしまった気がします。
もちろん、住んでらっしゃる方にとっては、買い物などが便利になり、好ましいことではあるのでしょうけど、その一方で観光というのも町の大事な収入源であるはずで、それとのバランスを考えた選択というのが他にはなかったのでしょうか。

もっとも、別に尾道だけの問題でなく、日本全国に乱立するコンビニやファーストフード店は、どこに行っても同じデザインであるため、「日本全国金太郎飴化現象」とでもいうものが、恐ろしい勢いで進行し、町ごとの個性が失われつつあります。特に観光を重視している地域については、町の雰囲気を損なわないよう、出店するほうも、させるほうも、もう少しデリカシーを持っていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか?

尾道・2000年撮影(Minolta α707si 使用)

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