Windows Vista/XP対応の画像表示ソフトです。Windows付属のソフトと違い、個々の画像が独立したウインドウで開き、また、メニューやスクロールバーがありませんので、ディスプレイの広さを最大限に活かして画像を表示させる事ができます。
複数の画像を開いて上下のカーソルキーで切り替えたり、ダブルクリック一発で原寸表示と縮小表示を切り替えたり、ストレスなく画像を見るための機能を豊富に備えており、さらにスライドショー機能でフォルダ内の画像をランダムに切替表示する事もできます。標準のソフトに不満を感じている人は一度お試しください。
(フリーソフト)
ダウンロード(zip形式の圧縮ファイル) :最新バージョン1.31(2007/11/6)
※バージョン1.31は1.30のバグ修正バージョンで、機能追加はありません。
主な特徴
- ウインドウにメニューやボタンが一切なく(スクロールバーも表示しない)、画面を広く使える。ウインドウを最大化した時は ディスプレイ全体を使った全画面表示に自動切り替え
- 複数のウインドウを開いている時は、上下のカーソルキーで表示ウインドウを切り替え可能で、左右のカーソルキーで画像の回転など、ほとんどの操作がキーボードでも可能
- デジカメで撮影した写真で画像の向きが記録されている場合、画像の縦・横を自動調整して表示
- デジカメで撮影した写真で、Exif情報が保存されている場合、撮影日・絞り・シャッター速度などの撮影基本情報を表示可能
- ダブルクリック一発で原寸表示・ディスプレイサイズに合わせた縮小表示を切り替え可能
- 色々なパターンでの画像の拡大・縮小指定(+5%・-5%の倍率アップダウン、8段階の倍率直接指定、1%~200%までの1%きざみのスライドバーによる指定)
- 手動・自動2種類のスライドショー機能(ウインドウ表示/全画面表示両対応)
手動時:上下のカーソルキーでフォルダ内の画像を切り替えながら表示
自動時:フォルダ内の画像を指定した時間単位で自動切替表示(ランダム表示可能) - フォルダのドラッグ&ドロップでスライドショーを開始(自動送りモード)
- クリップボードのデータ取り込み機能を持ち、簡易ハードコピーツールとして使用可能
- 画像を現在表示している状態で保存可能(ファイル形式:JPG/BMP/PNG/GIF/TIFF)
動作環境
対応OS:Windows Vista・Windows XP(XPはSP2で動作確認済)
XPの場合、.NET Framework 2.0以上のインストールが必要
インストール
ダウンロードしたzipファイルをダブルクリックして開き、中のすべてのファイルを適当なフォルダへコピーし、setup.exe(※)をダブルクリックして実行させてください。後はほとんど「次へ」をクリックしていくだけでインストールは完了します。
(※OSの標準設定のままでお使いの場合はsetup.exeでなくsetupとのみ表示されます)
※バージョンアップの場合、旧版を削除する必要はありません。同じフォルダに そのまま上書きインストールしてください。
・Windows Vistaにインストールする場合
・Windows XPにインストールする場合
インストールの終了
インストールが成功すると、スタートボタンの「すべてのプログラム」の中に、「comono ImageViewer」というグループができ、JPEGなどの画像をダブルクリックすると、このソフトで開くようになります。
アンインストール
アンインストールの時は、コントロールパネルの「プログラムと機能」(XPの場合は「プログラムの追加と削除」)で、comono ImageViewerを選択してアンインストールをクリックしてください。
基本操作
・対応する画像形式
JPEG(JPG)/BMP/GIF/PNG/TIFF(TIF)の5種類の画像形式に対応しています。
・画像を開く
このソフトには「ファイルを開く」のようなメニューはありません。画像ファイルを開くには、画像ファイルをマウス左クリックでつかんでウインドウの中にドラッグ&ドロップするか、画像ファイルをダブルクリックします。
画像はすべて新しいウインドウで開きます。新しいウインドウを開きたくない場合は、右クリックメニューでスライドショーモード(後述)にチェック(レ)を入れてください。
また、画像は標準設定では原寸のままで開きます。Shiftキーを押しながら画像を開く事で、画面サイズに合わせて縮小した状態で開く事も可能です。なお、オプション設定でこの動作を逆にする事ができます。
なお、Windows Vistaをお使いで、ダブルクリックしてもこのソフトで画像が開かない場合、こちらの操作を行ってください。
・写真の向きの自動調整について
デジカメ画像のExif情報に写真の向きが記録されている場合、写真の縦横を自動的に調整します。
(画像の向きが記録されているかどうかはデジカメの機種によって異なります)
・画像のスクロール
画像に表示されていない領域がある場合(右下にこのようなサインが表示されます)、画像のドラッグ(左ボタンを押しながらマウスを動かす)でスクロールできます。またマウスホイールでの上下スクロール、キーボードのPageUp/PageDownでもスクロール可能で、さらにAlt+矢印キーでは10ドット単位で小さくスクロールさせる事もできます。
・ダブルクリックによる画像の拡大・縮小
画像の上でマウスの左ボタンをダブルクリックすると、画像が等倍(100%)表示で非表示部分がある場合、画面にちょうど収まるように画像が縮小されます。
画像が縮小または拡大表示されている時にダブルクリックすると、等倍(100%)表示に切り替わります。また、画像上のダブルクリックした位置が画面の中心に来るように調整されます。
デジカメで撮った大きな画像を、表示サイズを切り替えながらチェックしたいような場合に便利です。
マウスの右クリックメニュー
右クリックで表示されるメニューから、以下の操作が可能です。
| 拡大(+5%) | 画像表示の倍率を現在の状態より+5%します(ex. 80%→85%)。 |
| 縮小(-5%) | 画像表示の倍率を現在の状態より-5%します(ex. 80%→75%)。 |
| 拡大率指定 | 画像の拡大・縮小率を指定します。10%・25%・50%・75%・100%・150%・200%・400%からの選択及び1%~200%の間でのスライダによる自由設定。 スライダによる設定の時は拡大・縮小に使用する方式を指定できます。 |
| 左回転 | 画像を左に90度回転します。 |
| 右回転 | 画像を右に90度回転します。 |
| スライドショーモード (詳細後述) | これにチェック(レ)を付けると、新しく開く画像は画面サイズに合わせて自動的にリサイズされるようになります。また、新しくウインドウを開くのでなく、現在表示中の画像に置き換わる形で開くようになります。 スライドショーモードの時も拡大/縮小・回転等の操作はすべて可能です。 なお、スライドショーモードの手動・自動切替はスペースキーで行います。 |
| 入出力 |
クリップボードの取り込み クリップボードに画像データが取り込まれている時、新しくウインドウを開いてその内容を表示します。 クリップボードへコピー 画像を現在表示している状態で、クリップボードにコピーします。 元の画像を出力 現在表示されている画像を元の内容のまま、別のファイルとして出力します。ファイル形式はJPEG/BMP/PNG/GIF/TIFFの5通りが選択できます。 現在表示している画像を出力 現在表示されている画像を表示中の状態で、別のファイルとして出力します。拡大縮小・回転を行っている場合はそれが反映された状態で保存されます。 |
| 画像情報 | 大きさ・更新日などの画像の情報を表示します。画像にExif情報が保存されている場合、基本的な撮影情報も表示可能です。 【表示可能な撮影情報】 メーカー/機種/撮影日時/絞り/シャッター速度/ISO感度/露出補正 /焦点距離(*)/露出モード/測光モード (*)35mm換算時の焦点距離も保存されている場合、後ろに35mm 換算時の値がかっこ付きで表示されます。 なお、画像情報を表示したままでもほとんどの操作が可能で、スライドショーモードで表示させている画像を切り替えた時は、画像情報の表示内容も、それに合わせて更新されます。 |
| オプション設定 |
画像の開き方 画像を開く時の動作を ・元の大きさのまま開く(標準) ・画面に収まるよう縮小する ・スライドショーモードで開く の3つから選択できます。 画像の拡大・縮小方法の選択 標準で使用する画像の拡大・縮小方法を4種類から選択します。 スライドショーモード 自動送りの時間間隔と、自動送りの際にランダム表示を行うかどうかを設定できます。 その他 ・スクロール可能サインを表示するかどうか ・カーソル停止時はマウスカーソルを非表示にするかどうか の設定が可能です。 |
| バージョン情報 | ソフトのバージョンを表示します。 |
| 閉じる | この画像を閉じます。 |
| すべて閉じる | 現在開いている画像をすべて閉じます。 |
キーボード操作
このソフトではキーボードでもほとんどの操作を行う事ができます。
| F1キー | ヘルプ(操作キー一覧)を表示します。 |
| Escキー | 画像を閉じます。 |
| 上矢印キー(↑) | 複数の画像を開いている時に、前の画像を前面にします。 スライドショーモードに設定したウインドウが前面にある時は、表示している画像と同じフォルダの中のひとつ前の画像を表示します。 |
| 下矢印キー(↓) | 複数の画像を開いている時に、次の画像を前面にします。 スライドショーモードに設定したウインドウが前面にある時は、現在表示している画像と同じフォルダの中のひとつ後の画像を表示します。 |
| 左矢印キー(←) | 画像を左に90度回転します。 |
| 右矢印キー(→) | 画像を右に90度回転します。 |
| Shift+上矢印キー(↑) | 画像表示の倍率を現在の状態より+5%します。 |
| Shift+下矢印キー(↓) | 画像表示の倍率を現在の状態より-5%します。 |
| PageUpキー | 画像を上にスクロールします。 |
| PageDownキー | 画像を下にスクロールします。 |
| Alt+PageUpキー | 画像を左にスクロールします。 |
| Alt+PageDownキー | 画像を右にスクロールします。 |
| Alt+矢印キー | 画像を10ドット単位でスクロールします。 |
| Enterキー | 原寸表示と画面サイズに合わせた縮小表示を交互に切り替えます。原寸表示に切り替わる時にはマウスカーソルの位置が画面の中央に来るように調整されます。 |
| スペースキー | スライドショーモードの手動・自動を切り替えます。スライドショーモードがオフの時に押すと、自動送りでスライドショーモードがオンになります。 |
| S | スライドショーモードのオン・オフを切り替えます([S]lide show)。 このキーでスライドショーモードをオンにした時は、手動送りになります。 |
| O | オプション設定画面を開きます。([O]ption)。 |
| I | 画像情報を表示します([I]nformation)。 |
| E | Exif情報を表示させた状態で画像情報ウインドウを開きます。([E]xif)。 |
| M | 画像の最大化(全画面)表示のオン・オフを切り替えます。([M]aximize)。 |
その他
・最大化表示について
ウインドウの最大化ボタン(ウインドウ右上・×ボタンの隣)を押すと、タイトルバー・画面下のスタートボタン(タスクバー)が非表示になり、画像が画面一杯に表示されます。画面サイズより画像が小さい部分は余白部分は黒く表示されます。最大化表示を終了するには、マウス左ボタンをダブルクリックしてください。
また、最大化表示している時に画像を左クリックすると、ファイル名と画像の拡大率がクリックした位置にポップアップ表示されます。
最大化している状態で他のソフトのウインドウをAlt+Tabのキー操作で前面にしてやれば、スタートボタンが再表示されますが、デスクトップの部分は画像が一杯に表示されたままです。これを利用してスライドショーを自動送りにしてバックグラウンドで動かしたままにしておくと、画像が自動的に切り替わる「動く壁紙」のような使い方をする事ができます。
・スライドショーモード(手動)について
スライドショーモードのチェックを付けると、上下のカーソルキーを押すと、現在表示している画像と同じフォルダにある画像を、同じウインドウの中で順次切り替えて表示するようになります
ウインドウを最大化(全画面表示)していない時は、画像は画面の大きさに最適化されて大きな画像は自動的に縮小されます(小さい画像を拡大はしません)。
ウインドウを最大化(全画面表示)している時は、画像は画面の大きさに合わせて自動的に拡大・縮小されます(小さい画像は拡大します)。
また、スライドショーモードの際は、何ファイル中何番目のファイルが現在表示されているかがタイトルバー(全画面表示の時は画像を左クリックした時)に表示されます。
画像情報ウインドウを表示させた状態で、画像を切り替える事も可能で、画像が切り替わると、画像情報ウインドウの内容も自動的に更新されます。
※スライドショーモードの時も拡大/縮小・回転等の操作はすべて可能です。
・スライドショーモード(自動)について
スライドショーモードの際にスペースキーを押すと、スライドショーの自動・手動の切替ができます。自動送りでは、画像が切り替わる際にフェードアウト・フェードインの効果が付きます。ウインドウ表示・全画面表示どちらの状態でも自動送りは可能で、オプションの設定で、画像をランダム表示させる事もできます。
同時に複数のウインドウを自動送りに設定する事はできません。その他の機能は手動送りの場合に準じますが、画像切替のフェードアウト・フェードイン効果中には操作が無効になる場合があります。
また、自動送りのスライドショーが動作中に、別のスライドショーモードに設定したウインドウを手動で画像を切り替えると、自動送りのウインドウの動作がおかしくなる可能性がありますので、お勧めしません。
・フォルダのドラッグ&ドロップについて
ウインドウにフォルダをドラッグ&ドロップすると、そのウインドウが自動的に全画面表示に切り替わり、そのフォルダ内の画像の自動スライドショー表示が始まります。画像をランダムな順番で表示させたい場合は、オプション設定で行ってください。
複数の画像をドラッグ&ドロップしても、対象になるのは最初のフォルダだけです。また、サブフォルダ内の画像は表示対象になりません。
ソフトの紹介・転載等について
このソフトをご紹介いただける場合、リンク・このページ内の画面イメージの使用・ソフトの画面ハードコピーの作成いずれも自由に行っていただいて構いません。事前・事後の連絡も特に必要ありません。
ただし、プログラム自体を無断で転載する事は禁止させていただきます。あらかじめご連絡いただいた上で、了解をお取りいただくようお願いいたします。
「Vector」様にてレビュー記事を掲載いただきました(2007/6/14)。
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/070614/n0706141.html
ご質問・ご要望等
ブログの紹介記事に、コメントとしてお書き込みください。
開発メモ
Windowsが普及し始めた頃、「GV」という定番の画像ビューワーを愛用していたのですが、それの代用に使えるものという事で、「GV」で不満に感じていた部分を解消しつつ、自分の好みを大幅に取り入れて作ったソフトです。
基本的に画像を表示するだけのソフトですが、クリップボードの内容を取り込む機能と、表示中の画像を保存する機能のみ盛り込みました。拡大・縮小・回転の基本的な加工も可能ですし、Print Screenキーで画面をコピーして取り込めば、簡易ハードコピーツールとしてお使いいただけます。
また、画面をハードコピーして全画面表示すれば、ワンタッチでできる「操作できないウインドウ」のいたずらツールとしても使えます(笑)。
なお今の所、特に高速化の工夫を行っていませんので、ディスプレイのサイズをはるかに超えるような大きな画像を原寸表示すると、マウスドラッグでのスクロールが重い場合がありますので、ダブルクリックやキーボード操作をうまく併用してください(環境にもよりますが、私の使っているマシン(Pentium4 2.26GHz,ビデオカード:Radeon 9600)では、長辺3,000ドット程度以上の画像だと重く感じます)。
※V1.10で多少改善しました。
ブログトップページ(Digital Gadgets Freak) へ





標準の画像表示ソフトが
気に入らない人に
(Windows Vista/XP)