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キャノンのプリンタ

iP4100私が今使っているプリンタはキャノンのiP4100という2年前のインクジェット機です。日本で個人向けのプリンタと言えば、キャノン・エプソンが2強ですが、この年のモデルからキャノンのプリンタはほとんどのモデルで両面印刷・カセット給紙対応になり、まさにこの2つの機能のついたプリンタが欲しかったので、迷いもなくこの機種を選びました。

それまで使っていたさらに数年前のモデルに比べて、印刷も速くなり、写真のカラー印刷の美しさも雲泥の差で、大体は満足しているのですが、気に入らないのはインクの消費具合です。私の場合、印刷はほとんどが白黒で、カラーはほとんど使わないので、当然黒のインクが先になくなるだろうと思っていたら、まず最初に切れた色はシアンでした。不思議に思っていたら、次はマゼンタのインクが切れてしまいました。

ヘッドのクリーニングの際にインクを多少消費するのは知っていたのですが、どうも調べてみると、白黒印刷(正確にはグレースケール印刷)の際にもカラーのインクを使っているようなのです。
この機種の場合、黒は顔料・染料の2種類のインクタンクをセットするようになっているのに、それに加えてカラーインクまでも消費するというのは、すごく無駄に感じてしまいます。カラーインクも使ったほうが、きれいに印字できるというのでしょうけど、そういうのは、押しつけでなく、ユーザ側で設定を選べるようにいただきたいと思うのですが。
(ちなみに黒の顔料・染料も、どちらを使うかは、ユーザ指定できず、どちらがどのように使われるか、情報公開もされていません)

と、文句を書いてしまいましたが、そういう不満はあるものの、両面印刷・カセット給紙というのは使っていて非常に便利ではあり、プリンタの買い替えを考えている方、特にドキュメント印刷中心の人には、お勧めできるプリンタである事を付け加えておきます。

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