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キングの挑戦

いわゆるOffice系の統合ソフトというのがあります。圧倒的なシェアを持つのがご存じマイクロソフトのMicrosoft Officeで、わが家のパソコンにもインストールしてありますが、最近のパソコンソフトの相場からすると値段が高いので、だいぶ以前のバージョンから、バージョンアップをしないままでいます。

これに対抗して、オープンオフィス(OpenOffice.org)というフリーのソフトが出ており、徐々に普及は進んでいるものの、まだまだ存在感が薄いのですが、先日新たな対抗馬として、キングソフトという中国のソフトメーカーが、4,980円の低価格なオフィスソフト"KINGSOFT Office 2007"というのを発表しました。
ワープロ・表計算・プレゼンテーションの3本のソフトからなり、特長としては見かけも操作も最大限Microsoft Officeに近づけ、ファイルの互換性も極力高めたとの事です。

じゃあ、このソフトがマイクロソフトに取って代われるかいうと、それはまた難しい問題であって、個人が使う分にはともかく、会社で使う時には99%の互換性でも完璧ではなく、たとえば、明日の会議で使うプレゼン用の資料を取引先から送ってもらったら、文字の表示がずれていて、仕方なく修正作業を始めたら深夜までかかってしまった、というような事が往々にして起こりえますので、なかなかこういう互換ソフトというのは、企業では導入しづらいのが実情です。

とはいえ、マイクロソフトが圧倒的なシェアを占めた状態では、なかなかソフトの値段も下がってきませんので、ライバル各社には是非健闘をお願いしたいと思いますし、個人で使う分にはそれほど互換性も関係ありません。
特に表計算ソフトは持っていると、ちょっとしたデータの加工や、情報の整理など色々使いみちがあるものです。Microsoft Officeは高いからと購入を手控えていた方は、こういった互換ソフトも検討してみてはいかがでしょうか。

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