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専門家も混乱中

アップルよりiPod nanoベースの廉価版iPhoneが年内に投入されるというJPモルガンの予測記事をお読みになった人は多いと思います。どうもマユツバな内容なので、このブログでは取り上げなかったのですが、案の定その後同じJPモルガンのアナリストから、この予測を否定する見解が発表されました。

当然アップルも1種類だけでなく、複数の製品を同時に企画・開発している訳ですから、漏れ出てきた情報の断片を間違えて組み合わせてしまったら、このように素人目にもガセネタのように思えるキメラのごとき製品予測が出てきてしまうのでしょう。

専門家ですらこのような勇み足をしてしまう訳ですから、時々匿名掲示板などで目にする、「販売店員からこういう噂を聞いた」とか、「メーカーに勤めている友人が教えてくれた」などという情報が、時に正しい情報を伝えている事があるとはいえ、うかつに信用するのがいかに危険かというのがよくわかるというものです(当然このブログに書いてある情報も、うのみにするのは危険)。

まずは、情報のソースが信用できるものかどうか確認するのはもちろんですが、それだけでは不十分で、情報の中にそれが真実である事を示す「証拠」が含まれているかどうか、あるいは常識に照らして、その情報が正しいと確信できるかどうかを自分自身でちゃんとチェックする事が必要なのでしょう。

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iPhoneに“nano”バージョン?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/10/news017.html
「iPhone nano登場説」、JP Morganが自ら翻す
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/12/news072.html

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