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恋はデジャ・ブ

今日は映画を1本ご紹介。「ゴースト・バスターズ」や「チャーリーズ・エンジェル」などでおなじみのコメディアン・ビル・マーレイ主演の「恋はデジャ・ブ」。

1993年の作品で、原題は「Groundhog Day」といい、グラウンドホッグ(大型のリスの1種)で春の訪れを占うお祭りの事。「恋はデジャ・ブ」というひどい邦題のせいか、公開当時は話題にもなりませんでしたが、知る人ぞ知るコメディーの良作です。

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ペンシルバニアの田舎町に、聖燭節のお祭りの取材で訪れた気象予報士フィル・コナー(ビル・マーレイ)は、自信家で自己中心的な男。取材の後、豪雪でその町にもう一泊するはめになりますが、翌朝ベッドで目が覚めると、昨日とまったく同じ1日が繰り返している事に気がつきます。雪で町から逃げ出す事もできず、どうあがこうとも翌朝になると、自分の記憶以外はすべてがリセットされ、同じ1日の無限の繰り返し。

最初は混乱していた彼ですが、次第にこの超自然的な状況を楽しみ始め、町の女の子をかたっぱしから口説いたり、やりたい放題を始めます。次に彼が目をつけたのが、一緒に取材で来ている女性プロデューサーのリタ(アンディ・マクダウェル)。彼女を口説こうと、彼女から色々な情報を聞き出し、何度も試行錯誤してアプローチを繰り返しますが、どうしてもうまくいかない。そして、いつの間にか自分がリタの事を本気で好きになってしまっている事に気がつきますが、果たして彼は「今日」の無限ループから抜け出す事はできるのか、そしてリタの心を掴む事ができるのでしょうか...?

自己中心的で刹那的な生き方をしてきたフィルが、いつも人に優しく、前向きなリタの心に触れ、彼女にふさわしい男になろうと、たとえ同じ1日が無限に繰り返されようと、その1日を一生懸命に生き始める姿を見ると、観た人の気持ちをも前向きにさせてくれる、そんな1本です。

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