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あの大ヒット映画も3Dに?

「アバター」の成功以来、続々と3Dの新作映画が登場していますが、人気シリーズの続編の3D化や、かつての大ヒット作の3D版制作の情報が、いくつも出てきています。

まずはリドリー・スコット監督の新作「エイリアン5」。本作は巨匠自らが再びメガホンを取り、ストーリー的には4の続編ではなく、プリクエル(シリーズより過去の物語)となりますが、3D映画として製作される事が報じられています。お次はハリー・ポッターシリーズの最終章となる「ハリー・ポッターと死の秘宝」前後編で、前編が今年の11月公開だそうですが、将来的には過去の作品もすべて3Dで作り直す計画があるとの事。

その次はなんとあの「スターウォーズ」シリーズで、ジョージ・ルーカス監督が、新作を3Dで作りたいとの意向を語ったそうですが、昔噂のあった通り、6部作でなく9部作にするつもりなのでしょうか?そして最後は「アバター」を大成功させたジェームズ・キャメロン監督ご本人が、大ヒット作「タイタニック」を3D化する構想がある事を明かしています。また、場合によっては「ターミネーター2」もやりたいとの事で、まさにビッグタイトルの目白押し状態です。

別に3D化自体に異論を唱えるつもりはありませんが、しょせん3Dというのは映像表現手段の一つであって、映画自体の面白さとは別のものですし、ただ映画の鑑賞料金の値上げのための方便として3D化されるのならば、喜ばしい事ではありません。また、ここでタイトルをあげたような、巨匠の手による作品ならば杞憂だとは思いますが、3D化する事自体に予算と労力を奪われて、ハリウッド映画のクオリティレベルが低下するはめにならない事を願いたいものです。


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