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石英ガラスで数億年のデータ保存を実現する新技術

日立と京都大学の共同研究で、石英ガラスにCD並みの容量のデータを記録・再生する技術が発表になっています。

データの記録にはレーザーを、再生には光学顕微鏡を使い、レーザーの焦点位置を変える事で4層の記録層を作製し、CD並みのデータ記録密度を実現。現在一般的に使われているデジタル記録媒体は、容量と速度には優れていても、保存性には難がありましたが、本技術は数億年のデータ保存が可能で、公文書や歴史的な文化遺産などの記録用途に期待できるとの事。ちなみに石英(SiO2)は、岩石や砂に普通に含まれている鉱物ですが、色々な記録媒体を渡り歩いたあげく、古代人のように石に記録を刻みこむようなやり方に舞い戻ってくるというのは、何か愉快なものがありますね。

光学顕微鏡で撮影したドット像
光学顕微鏡で撮影したドット像

ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/.../2012/09/0924.html
日立、石英ガラスにCD並容量のデータを記録する技術
http://av.watch.impress.co.jp/.../20120924_561887.html

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