「ミドリムシ」から作ったバイオプラスチック
独立行政法人の産業技術総合研究所などが、ミドリムシを主原料としたバイオプラスチックの開発に成功したそうです。
ミドリムシは大きさが0.1mmほど、名前に"ムシ"と付いていますが、光合成をするくせに、鞭毛で水の中を泳ぎ回る、植物のような動物のような変な奴。ビタミン・ミネラルなど、豊富な栄養素を含み、最近ではミドリムシ入りの食べ物なんてのも売られています。
このミドリムシから抽出した成分を元にして、今回開発に成功したバイオプラスチックは、衝撃強度はやや劣るものの耐熱性に優れ、石油を原料としないという面でも将来性ありだとか。実用化されるとしてもまだまだ先でしょうが、いずれ石油資源が枯渇する頃には、食卓の皿の上にもリビングの電気製品にも、ミドリムシ入りのものが普通に並ぶようになっているかもしれません。
ニュースリリース
http://www.aist.go.jp/.../pr20130109/pr20130109.html
ミドリムシを主原料とするバイオプラスチック、産総研らのグループが開発
http://b.hatena.ne.jp/articles/201301/12246
実食してみた! 10億匹のミドリムシが練りこまれた異色のハンバーガーの味は?
http://news.walkerplus.com/article/23839/