« Nikonのデジタル新一眼(本物?) | メイン | iPod mini再販売中 »

マイティマウス(Mighty Mouse)とスーパーマン

マイティマウス(Mighty Mouse)でGoogle検索をかけると、アメリカンコミックのキャラクタ(ねずみのスーパーマン)がたくさんヒットするのですが、そちらでなく、Apple社製の、先日ワイヤレスモデルが出たMac用マウスの話です。
Macファンの方の神経を逆なでするような事を書くのは、ちょっとビクビクものなのですが、私はこのマウスは「好きだけど嫌い」です。デザインはさすがAppleと言える洗練されたものなのですが、2ボタンとして使えるマウスなのに、見た目はそう見えないところがどうにも気にいらない。

1ボタンマウスの是非は今さらの議論ですが、いまやマウスというのが当たり前の入力デバイスになり、圧倒的多数のWindowsユーザは2ボタンマウスに慣れています。にも関わらず、「右クリックするにはどうやるんだったっけ?」と首をかしげさせるようなデザインのマウスを出すというのは、どうも個人的には好きにはなれません。
現在のApple社においてジョブス氏というカリスマの存在は圧倒的なものがあります。しかし彼も不死身のスーパーマンでなく、いつかはおそらくカリスマ性でははるかに自分より劣る人間に、同社を委ねることになるでしょう。それからの事を考えると、そろそろジョブス氏(とその信奉者)の美意識・こだわりを優先させるよりも、製品としての使いやすさ・わかりやすさにさらに磨きをかける事で、競争力を維持していく事を考えていくべき時期に来ているのではないのでしょうか。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dgfreak.com/mt/mt-tb.cgi/53

コメント (8)

まっく嫌い:

アップルの将来は正論でも、それとマイティマウスを関連付けたこの記事は「???」。
実際使って「わかりづらい」のと、ぱっと見た目で「?」というのは一緒くたにしてはいけないのではないかと。
道具が「どきどき」やよい意味の「不思議感」を否定したら、つまんないだけだと思いますが、いかがでしょうか?

コメントありがとうございます。
この辺りは意見の分かれる所でしょうけど、私は、Macは「ジョークグッズ」ではなく、まず「コンピュータ」という実用品なのだから、基本的な使い方の部分で余計な遊び心を盛り込んで、使用者を当惑させるような事をしてはならない、というスタンスです。その気になれば、遊び心を盛り込むことのできる部分は他にいくらでもあるのですから。
氏名を「まっく嫌い」と入力なさっていますが、私は少なくともMacの1隠れファンです。ただ、一方でMacには下手に主流になって、その魅力を失うよりは「永遠のマイノリティ」でいてもらいたいとも思っています。
しかし、ジョブズ氏健在の今ですら、この程度のシェアしか確保できないのであれば、「その後」を生き残れないのではないかと危惧を感じており、どうもMacの事を語る際には辛口のコメントになってしまいがちですね。

 このあたりは、もともとMacユーザーかWinユーザーかで意見が分かれたりするところでもありますよね。
Win登場前からMac使ってる人間からすれば、2ボタンマウスを初めて使った時すっごくわかりにくかったし使い難かったです(^^;;;
appleが長いこと1ボタンマウスにこだわってたのも、これが最大の理由ですよね。押すボタンは1つのほうがコンピューター初心者に分かりやすいですからね。今のところMacOS自体も2ボタン(以上)を有効利用してるようなOSではないと思っています。私は有線Mighty Mouseをここ1年ほど使っているのですが、普段は左ボタンしか押しません(^^;
Wireless Mighty Mouseは(今のところ)Mac専用ですし、あのデザインでOKなんじゃないかと思います。(2ボタン以上のマウスは他のメーカーが山ほど売ってますしね)
2ボタンが便利なのは認めますが、2ボタン必要だとは思えないんですよ〜。(WoWとかするときだけ、2ボタンの必要性を感じますw)

ちなみに、実際使ってると押すボタンを確認しながらクリックする訳ではないからWinユーザーであれば、迷うことなく自然に右クリックしていまうんじゃないかと思いますよ(^^;

そうですね、結局の所自分が使い慣れているのが一番ていう世界は確かにありますね。
ただ、私の場合はoptionキー押しながらとか、両手使うのは面倒なんで、Macを買ったら速攻で2ボタンマウス用意すると思います。
後、Mighty Mouseの初期のレビュー読んだ時の情報なので、今はどうか知りませんが、あれで右クリックする時は、左ボタン部分にかかった指を上げないと、感圧センサーが右クリックだと認識してくれないとかで、おいおい、それじゃデザイン重視のあまり、使い勝手が犠牲になってるじゃんと。

※初期のレビュー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0805/apple.htm

 確かに、左ボタン部分に指乗せてると右クリックを認識しません(^^;;;
まぁめったに右クリックしないから、この1年不便だと思ったことは全くないです。
私の場合はすっかり1ボタン操作に慣れきってますので、optionキー押しながらメニュー出すことすらしないのでちょっと特殊かもしれませんが。
Mighty Mouseは、昔からのMacユーザーをターゲットにした商品なんだろうなぁ〜って思います。
Macの場合、あくまで基本は1ボタンマウスですしね。

MacユーザーにとってMighty Mouseの最大の利点は2ボタンよりもスクロールボールのほうだと思います。私も、このスクロールボールを使いたいので買ったようなものです。Wireless Mighty Mouseも購入しちゃいましたしw

しかし、Winユーザーならサードパーティーのマウスの方がだんぜん使いやすいと感じるだろうと思います。
私も、Winのほうは2ボタン以上(+ホイール)のマウスに使い慣れると、ホイール無しなマウスには戻れませんからね〜〜〜(^^;;;

 コメント無駄に増やしちゃってすみません(^^;

ちょっとMighty Mouseを擁護したような書き方になってますが、実のところ
「デザイン重視のあまり、使い勝手が犠牲になってる」というのは否定できない、とも思ってます。
Mighty Mouseの側面にあるボタンを両押しするとスクィーズって機能が働いて標準だとダッシュボードってミニアプリが立ち上がるのですが、
私の場合、いつのまにか押してしまうことが時々あります(^^;
この側面ボタンは、1ボタンマウスのデザインを踏襲した形だからこの位置なんでしょうけど、すっごい邪魔です(^^;
普段は機能を切って使ってるくらい・・・

私には、1ボタンマウス+スクロールボールってのが理想のapple純正マウスってなりますね〜。
オールドMacユーザーだと、appleが普通に2ボタン(以上)マウスを出すほうが、がっかりしちゃうってのはあるかもしれません(^^)

 あぁ〜〜
側面にあるボタンを両押しは、標準だとExposeって機能でした。

いえいえ、情報ありがとうございます。

コメントを投稿

広告スペース