浦沢直樹~PLUTO~
浦沢直樹氏というのは、あの大ヒットした柔道マンガ「YAWARA!」の作者の方ですが、「PLUTO」という作品を現在連載中なのをご存じでしょうか?
これは、あの手塚治虫氏の鉄腕アトムのエピソードの一つ「地上最大のロボット」を元にした作品で、名作ミステリー「MONSTER」を手がけた浦沢氏らしく、「一体次回はどうなるんだ!?」とやきもきさせるストーリー展開がなんともたまらない作品です。
ストーリーをほんの概略だけご紹介すると、ロボットが人間に匹敵する知能と、生身の人間と見分けがつかない外見を備えるようになった近未来、発生した謎の猟奇殺人。そして世界最高クラスの性能を持つ7体のロボットが次々と破壊され始める。犯人の目的は何なのか?そのうちの1体であり、事件を追う刑事「ゲジヒト」の秘められた過去とは?そしてかつて高性能ロボット「アトム」(見かけは生身の少年そのもの)を開発し、失踪した天才科学者・天馬博士が残した言葉「間違う頭脳こそが完璧なんだ」、その意味するものは...
現在ビッグコミックオリジナルで隔週で連載中です。ちょっと脱線なようですが、ロボット=デジタルつながりという事で。
※この目つきの悪い人がロボット刑事G(ゲジヒト)
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第1巻・通常版
第1巻・豪華版
(現在第3巻まで発売中)
ところで鉄腕アトムについてですが、ふと最終話はどんなだっただろう、と調べていて、「アトムの最後」というエピソードがあったのを知りました。我々が一般に知る勧善懲悪ものの子供向けアニメとはまったく違う、ダークなストーリーの作品です。興味がおありの方はGoogleで検索してみてください。「アトムの最後」と「丈夫」の2つのキーワードで検索すると、あらすじが掲載されたページがヒットすると思います。
※検索した中に出てくると思いますが、こちらは必読
http://doka.m78.com/mt/archives/2003/04/post_163.html