サーバーが一家に一台
ラスベガスでのCES(国際家電見本市)開催前日という事で、ビル・ゲイツ氏の基調講演が行われました。詳しい内容はこちらとかこちらをご覧いただきたいのですが、個人的に一番興味深かったのは、今年中に登場するという「Windows Home Server」という製品です。
ほとんどの一般家庭にとって「サーバー」なんてものは縁遠い存在でしょうが、難しい設定は不要で、ケーブルをつなぐだけで接続でき、インターネットから映画や音楽を手軽にダウンロードし、リビングの大画面テレビからでも自分の部屋のパソコンからでもそれを自由に観賞できるとすれば?
あるいはデジカメで撮影した家族旅行の写真を部屋のパソコンで整理・編集し、それをサーバに入れてリビングでみんなで楽しむような使い方も当然できるでしょう。
一方でAppleは先日取り上げた「iTV(仮称)」という製品を用意していますし、ソニーも液晶テレビ「BRAVIA」につなぐSTB(セットトップボックス)を発表し、また将来的にはPlayStation3もこういった用途に使えるようにしてくるでしょう。
どのメーカーのどのようなアプローチが勝利を収めるのかはまったく予想がつきませんが、デジタルコンテンツの支配を巡る争いがいよいよ本格化してきました。
MSゲイツ氏が語る、ホームサーバのある未来
http://japan.cnet.com/interview/biz/story/0,2000055955,20340594,00.htm