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Tablet PCの再挑戦

Windows VistaのHome Premiumでは、従来は別バージョンのOSとして売られていたTablet PCの機能が標準搭載になっています。
これは要はタッチパネルを使ってOSを操作したり、文字を入力したりする機能で、スタートメニューの「すべてのプログラム」にソフトが登録されていますので、別に専用の入力装置を持っていなくても、マウス操作で機能を試してみる事ができます。

Tablet PC機能
Home Premium搭載の手書き文字入力機能

マイクロソフトの努力に関わらず、Tablet PCはこれまで鳴かず飛ばずの状況が続いてきたのですが、Vistaに機能が標準搭載された事で、タッチパネル搭載のパソコンが一定の地位を獲得する可能性が出てきたかもしれません。

従来はWindowsの専用バージョンが必要という事で、価格も割高で、買う側からすればいつまでマイクロソフトがサポートしてくれるのかという不安もありましたが、これからはOSの違いは意識する必要がありません。
また、ハードについても従来よりTablet PCとして認証を受ける基準が緩和されたそうで、これによって、通常のパソコンとそれほど変わらない値段でタッチパネル搭載のモデルを開発可能になった訳です。

アイデアをまとめる時にポンチ絵まじりのメモを書くような場合は、マウスでは効率が悪く、紙に書いたほうが手っ取り早いと思う人は少なくないでしょうが、Tablet PCが安く手に入るようになれば、こういった用途でもパソコンを使って、より効率的に作業ができるようになるはずです。
他にも子供向けのお絵描きソフトから、お店でお客様に操作していただく情報検索端末みたいなものまで、色々な使い方が考えられるでしょう。是非各メーカーには、意欲的な製品開発を期待したいところです。

日本HP「Pavilion Notebook PC tx1000/CT」
~Vista搭載のコンバーチブルタブレットPC
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0215/hotrev324.htm

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