« 地デジ&DVD内蔵液晶テレビ「ポータロウ」 | メイン | 15インチ液晶搭載のデジタルフォトフレーム »

一応Leopardは買いますが...

いよいよ本日よりMacファン待望の新OS・「Leopard」が発売開始です。たぶんネット上には賞賛の言葉があふれるでしょうから、ここはあえてあまのじゃくな文章を。

Leopard(クリックで拡大)

私がWindowsデスクトップ機のサブマシンとしてMacBookを買ったのが今年の1月で、Mac OS以外にBootCamp上でWindows XPをインストールしていますが、このマシンでのMac OSとWindows XPの使う割合は10:90、ヘタをすると5:95くらいでしょうか?はるかにWindowsで使っている時間のほうが長くなっています。一応Leopardも買ってはみるつもりですが、それでMac OSの使用頻度が劇的に増える事はたぶんないだろうと思います。

Mac OSをあまり積極的に使う気にならない理由は2つあります。一つはWindowsの操作作法に慣れすぎているので、Mac OSのいい部分にメリットを感じるよりも先に、違いのある部分にストレスを感じてしまうという事。
もう一つはメインのWindowsデスクトップ機については、OS自体のカスタマイズはさほど行っていませんが、市販のアプリやフリー・シェアソフトで自分好みのものを揃え(使用頻度の低いものも含めれば50本は超えるでしょう)、自分なりに快適な環境を作り上げていますし、それと同等の環境をMacの上に構築する事を考えると、気が遠くなるような思いがします。そこまで手間ひまをかけるほどにはMac OSに魅力を感じていないという事です。

いわゆる「Macの使いやすさ」については、使っていて確かに優れた面も感じるのですが、自分自身ちょっと期待しすぎていた所もあります。Windowsではできて、Macではできない事というのも当然ありますし(やり方を私が知らないだけかもしれませんが)、もちろんWindowsも不満な所はたくさんあるのですが、どのみち不満を感じるのであれば、使い慣れているほうを選んだほうがベター。ギンギンに環境をカスタマイズしていけば、理想に近づくのかもしれませんが、私にとってのOSというのは所詮アプリを動かすためのプラットフォームにすぎませんし、そこまでやろうとも思いません。
まあ、元々WindowsをVistaにバージョンアップするにあたって、XPも動く環境を確保しておきたかったのと、学生の頃からあこがれだったMacを一度は試してみたかったのがMacBookを買った理由でしたし、XPの動くサブ機としては十分活躍していますので、MacBookを買った事自体は全然後悔していません。

ただ、現在Windowsを使っていて、Leopardも出た事だし新しく買うマシンはMac にしてみるかと考えている人は少なからずいらっしゃると思いますが、Mac OSに惚れたので、WindowsからMac OSに移行するという強い覚悟をお持ちであれば大いに結構。そうでなく、あくまでWindowsメインでついでにMac OSも使ってみたいという場合は、本当にMacというハードが最善の選択かどうかよく考えてみるべきです。Windowsマシンとして使う場合はOSを買い足さなければならず、MS Officeも別売ですし、コストパフォーマンス面での魅力は低くなります。
また、ノートでは特にキーボードの使い勝手等、純粋なWindowsマシンに劣る部分もあります。あくまでWindowsが動くのはおまけという意識でいないと、やっぱり普通のWindows機を買っといたほうがよかったという事にもなりかねませんので、じっくりと触って慎重にご検討の程を。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dgfreak.com/mt/mt-tb.cgi/1028

コメントを投稿

広告スペース