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触れる立体テレビ

産業技術総合研究所(産総研)という所が開発している「触れる立体テレビ」がお披露目になりました。

「産業技術総合研究所」とはいかめしい名前ですが、美少女ロボ「HRP-4C」など案外ユニークなものを開発している所で、今回発表になった立体テレビシステムは、指に振動を与える装置を装着して、ディスプレイに3D映像を表示し、カメラで指の位置を測定して3D映像に触れる位置に来ると、装置が特殊な振動をおこしてあたかも映像に触ったような錯覚を指に与えるというもの。
これを用いた"3次元マルチタッチ"により、3D表示された地球儀を移動させたり、拡大/縮小・変形させたりするデモが公開されており、家庭向けに実用化するにはまだまだ課題が多そうですが、設計デザインや外科手術のシミュレーションなどの分野での利用を検討中のようです。

触れる立体テレビ

ニュースリリース
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2010/pr20100825/pr20100825.html
「触れる立体映像」を実現する新技術、産総研が開発
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/26/news008.html

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