カセットタイプの「ウォークマン」国内出荷終了
ソニーが1979年に発売し、携帯式音楽プレーヤーの代名詞となった「ウォークマン」のカセットテープを再生するモデルが、国内向けの出荷を終了したそうです。
「え、まだ売ってたの?」と思った人が多いのではないかと思います。ウォークマンの後、音質に優れたCDが登場し、コンパクトで録音可能・ランダムアクセスにも対応するMDが登場し、その後「iPod」に代表される、メモリーに記録するデジタルオーディオプレーヤーの登場によって、カセットテープというメディア自体が完全にとどめを刺された形になっていましたから。カセット式ウォークマンの累計販売台数は全世界で約2億2000万台に達し、日本ではこの春に出荷を終えましたが、海外の一部向けには出荷を続ける予定。国内のネット通販ではほとんど在庫は見あたらず、記念に1台と思ってもなかなか難しそうです。
最後のモデルの1台・「WM-EX651」。メタルテープ対応・サーチ・オートリバース・リピート・速聴き/遅聴きなど、なかなか多機能。
ソニー、カセット型ウォークマンの生産・販売終了
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101022_401936.html