パナソニックのBDレコーダーが36ビット表示に対応
パナソニックのブルーレイレコーダー・「DMR-BZT9300」が、36ビットの階調表現ができるようにソフトウエアバージョンアップするそうです。
ブルーレイに限らず、現在一般的なデジタル機器で表現できる最大の色数は、24ビット=2の24乗=約1677万色。これを36ビット=2の36乗=約687億色までの表示ができるように拡張するという話で、映画制作などの現場では30ビット以上の階調でマスター映像を作る事が多く、これと同等の映像が家庭用機器で再現できるようになります。
実際36ビットで記録された映像を観た際に、明らかな画質の差を感じられるんだろうかとか、テレビが36ビット表示に対応していなくても真価を発揮できるんだろうかとか、疑問に感じる部分もありますが、すでにスタジオジブリの作品のいくつかで、36ビット対応したブルーレイソフトが発売中だそうで、バージョンアップの実施は6月中旬、パナソニック以外のメーカーもいずれ追随してくると思われます。
ニュースリリース
http://release.nikkei.co.jp/...=334854&lindID=4
DMR-BZT9300製品情報ページ
http://panasonic.jp/.../bzt9300/index.html
パナソニック、12ビット収録のBD新技術「MGVC」を開発 - PHL柏木所長が語る開発背景
http://www.phileweb.com/.../201304/10/32810.html
(本記事によると現時点でこの技術を他社へライセンスする予定はないそうです)