バッテリー長持ちな「Arm版Windows PC」登場
Qualcommとマイクロソフトが、Arm版プロセッサーを採用したWindows PCを発表しました。
マイクロソフトが提唱する「Always Connected PC」構想に沿ったもので、スマートフォンで主に使われるQualcomm社のArm版プロセッサー(Snapdragon 835)を採用しつつ、OSはWindows 10で、従来のWindows用アプリを動作させる事ができます。Windows用アプリを動作させるためにIntel系プロセッサーの動作をエミュレーションしていますが、64bitアプリには未対応。64bitアプリが多く使われるような重いアプリを使う事を想定したPCではないので、その辺りは割り切っているようです。
最大のメリットはバッテリー駆動時間で、ASUS社の発表したマシンではビデオ再生時で22時間のバッテリー駆動を実現しており、常時ネットワーク接続&一般的な使い方で充電せずに1週間の利用に耐えるローコストPCを目指します。家や事務所の中だけで使うPCとしてはあまりメリットがなさそうですが、常時持ち歩くモバイルPCとしてならば、魅力的なモデルが出てきそうな感じです。
マイクロソフトなど、新しい働き方を実現する「Always Connected PC」を発表
https://www.nikkei.com/...W7A201C1000000/
常時接続で20時間超駆動を目指すSnapdragon搭載のWindows PC
https://pc.watch.impress.co.jp/.../1095456.html
明らかになってきたArm版Windows 10の課題とそのメリット
https://pc.watch.impress.co.jp/.../1095498.html