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花火大会撮影の基本テクニック

花火大会のシーズン真っ盛りなので、雑誌の記事を参考に、デジカメ(フィルムカメラでも可)で花火を撮影するための基礎の基礎をまとめてみました。

■カメラ本体

特に一眼レフや、高価なデジカメでなくとも構いませんが、次の3つを満たした機種が好ましいです。

(1)バルブ撮影(シャッターを一定時間開けっ放し)ができる事
(2)三脚を取り付けられる事(三脚用のネジ穴がある事)
(3)リモートレリーズやリモコンで、シャッターボタンに触れずにシャッターを切れる事

※要は、シャッターを開いておく時間を自由にコントロールできる事と、カメラをしっかりと固定できる事が重要です。

■レンズ

混雑して自由に撮影ポイントを選ぶことができない場合が多く、絞りこんで撮るので、単焦点で明るいレンズなどより、ズームレンズが適切です。

■カメラの設定

感度設定はISO100程度で構いません。感度が自動設定になっていると、高感度に切り替わってしまうので、手動で設定してください。

・フラッシュが自動発光の設定になっていれば、オフ(フラッシュ発光禁止)に。

・一眼レフタイプなどで、絞りを設定できる機種であれば、F11くらいまで絞りこんでください。

シャッター速度はバルブに設定します。バルブ撮影機能がない場合、シャッターを開いておく時間はカメラまかせになりますが、夜景/花火等の撮影モードがあれば、それを選んだほうがうまく撮影できるかもしれません。

カメラは三脚でしっかり固定してください。手ぶれ補正機能をあてにしないように。

■露光時間(シャッターを開いておく時間)

私が持っていた雑誌の説明では、

・続けて上がる単発の花火の場合5~6発写した時点まで
・一発の花火なら打ち上がってから消えるまでの6~10秒
・スターマイン(連発)なら3~4秒が目安

とありました。ただ、下記サイトのサンプルを見ると、1~2秒程度のものもあり、モニターで撮影結果を見ながら、臨機応変に切り替えるのがポイントでしょう。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/07/31/4319.html (隅田川)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/07/4372.html (松戸)

最後に、長時間シャッターを開けるためバッテリーの消耗が激しいので、必ずバッテリーをフル充電してから出かけてください。できれば、交換用のバッテリーも持参するのが望ましいです。
私自身花火は何回かチャレンジしたことがあるのですが、いつも失敗ばかりで、人様に講釈できるようなガラではないのですが、参考になれば幸いです。

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