« G-SHOCKらしくないG-SHOCK | メイン | iPhone、「アジア」へ »

2008年後半のデジタル一眼新機種予想

デジタル一眼レフの春商戦も一段落しましたので、夏以降の動向をメーカー別にざっくりと整理してみます。この先、夏の商戦時期に合わせて新製品がいくつか登場してくると思われますが、要チェックなのが、9月23日にドイツで2年ぶりフォトキナ2008が開催される事。秋口~年内に発売される製品の大半は、このフォトキナに合わせて発表が行われると考えてほぼ間違いないでしょう。

・キャノン

キャノンは昨年の秋に中級機のEOS 40D、この春にエントリ機のEOS Kiss X2を発売しましたが、ユーザーが待ちわびているのがフルサイズセンサー搭載の5D後継機。発売からすでに3年が経過し、これまでに何度か噂だけはありましたが、他社も徐々にフルサイズ機を登場させてきていますし、対抗上さすがに今年こそは発売になるのではないでしょうか?
いくつかそれらしい噂があり、最短で5~6月に発表になる可能性もあると思いますが、あるいはフォトキナ待ちかもしれず、可能性は五分五分。キャノンのそれ以外の機種については、何か出るかもしれませんが、予測が困難。

・ニコン

ニコンはこの春にエントリ機でD40xが後継のD60に置き換わりましたが、一番低価格のD40及び、中級機のD80が、共にD40xより遅い2006年後半の発売だったにもかかわらず、まだ後継機が登場していません。どちらも出る可能性はありそうなのですが、D40についてはほとんどそれらしい情報がなく、可能性が高そうなのは、D80の後継機D90(仮称)のほう。D80が2006年9月の発売だった事を考えると、フォトキナを待たずして、5~6月に発表になる可能性は十分にあります。
また、ニコンはD3に続いてフルサイズセンサー搭載機を投入してくる可能性が高いですが、キヤノンの5Dの対抗になるような低価格機と、D3の上位機にあたるハイエンド機の2通りの可能性があります。ただ、D3の最新ファームに24Mセンサーに関する情報が搭載されていたという噂と、ソニーから発表になった24.8Mフルサイズセンサーの存在を考えると、今回はハイエンド機D3x(仮称)が出てくると考えたほうが自然でしょう。

rumor Nikon D90 and D3x DSLRs Dropping in June(英文)
http://gizmodo.com/382075/nikon-d90-and-d3x-dslrs-dropping-in-june

・ソニー

春にα350/α200を発売し、年内にフルサイズセンサー搭載の最上位機α900(仮称)を発売する事をすでにアナウンスしています。最上位機の正式発表時期は、雰囲気的にはフォトキナに合わせてという感じがしますが、最短でα100発表からちょうど2年の6月という可能性もまったくない訳ではありません。
それ以外では、α700/α350/α200のラインナップのネーミング・仕様・価格設定を見るにつけ、α700の廉価版としてα500(仮称)を秋頃に投入してくるような気がして仕方がないのですが、現時点ではそれを裏付ける情報はこれといってありません。

・オリンパス

先日参考出品されていたE-510の後継機(恐らく)、E-520(仮称)が今月か、遅くても来月に発表になるのはほぼ確実でしょう。他ではE-3とE-520/E-420の間のいわゆるE-2桁機があっても不思議ではありませんが、具体的な情報はほとんど皆無。

・ペンタックス

春にK20DK200Dを投入し、最廉価モデルのK100D Superがこの7月で発売から1年ですので、夏にその後継を投入して今年は打ち止めでしょうか?最上位機の話は以前からありますが、フルサイズ機を投入するような雰囲気は無し、もしあるならニコンのD300クラスの製品が最上位機として出る可能性はないとは言えませんが、あるとしても来年でしょうか?


※上に書いた内容は、それなりに当たるとは思いますが、まったく見当外れでも一切の責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.dgfreak.com/mt/mt-tb.cgi/1419

コメントを投稿

広告スペース