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新規格「マイクロフォーサーズシステム」発表

オリンパスとパナソニックから、新規格「マイクロフォーサーズシステム」が発表になりました。「フォーサーズシステム」というのは、そもそもデジタル一眼レフカメラの規格の名前で、現在この2社から対応製品が発売になっていますが、一般的なAPS-Cサイズセンサー搭載のデジタル一眼より、一回り小さなイメージセンサーを採用し、小型なデジタル一眼レフを設計しやすいのが特長です。

今回の「マイクロフォーサーズシステム」は、イメージセンサーには従来のフォーサーズと同じサイズのものを採用し、その代わりマウント(レンズ取り付け部分)の直径を小さくし、フランジバック(マウントからイメージセンサーまでの距離)を短くする事で、よりコンパクトなレンズ交換式デジタルカメラの開発を可能にするものです。
なお、従来のフォーサーズ用レンズは、アダプターを介すれば新規格でも使えますが、新規格向けに開発されたレンズは、従来機では使えません。

まだ規格発表の段階で、具体的にどのような製品が出てくるのかはよくわからない部分もありますが、光学ファインダーが無く(当然カメラ内部にミラーも無く、もはや"一眼レフ"ではない)、ライブビュー専用といったユニークなレンズ交換式小型デジタルカメラが出てくるものと思われます。9月23日にドイツで開催する最大規模のカメライベント・「Photokina 2008」への出品も未定となっていますので、実際に製品が出てくるのは来年になってしまうかもしれません。

マイクロフォーサーズシステム

ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2008b/nr080805fourthirdsj.cfm
オリンパスとパナソニック、「マイクロフォーサーズシステム」規格を発表
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/08/05/8979.html

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