キヤノンの高級薄型コンパクト「PowerShot S90」
本日キヤノン・リコー・富士フィルムから、まとめて発表になったデジカメの中から、あえて1台ピックアップするならば、キヤノンの「PowerShot S90」。
1/1.7型のコンパクトとしては大きめのCCDセンサーを搭載し、画素数を1,000万画素に抑える事で、ノイズの低減を図っています。レンズは35mm換算で28~105mm、広角側ではF2の明るさの3.8倍ズーム。
機能的にはデジタル一眼と同等のものを備えており、フルマニュアルでの撮影も可能、さらに特徴的なのは操作回りで、レンズ周りに配置されたコントローラーリングを回転させる事で、ズーム・ピント調整・ISO感度など(専用ボタンで機能切替可能)をアナログ感覚で操作できる他、背面の十字キーの周囲にあるコントロールホイールを回す事で、各種設定の選択や画像送りなどをスピーディに行う事ができます。
デジタル一眼のサブ機として、高性能なコンパクトデジカメが欲しいと思っている人にぴったりの1台で、ライバルをあげるなら、パナソニックの「LUMIX DMC-LX3」や、リコーの「GR DIGITAL III」辺り。発売開始は10月中旬で、店頭予想価格50,000円前後。
ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2009-08/pr-ixyd930is.html
製品情報ページ
http://cweb.canon.jp/camera/powershot/s90/
キヤノン、RAW記録に対応した薄型モデル「PowerShot S90」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090820_309542.html