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秋のデジタル一眼新機種予想

夏も終わりに近づき、秋に発売になるデジタル一眼の噂が色々出てきています。ここの所、一番情報がにぎやかなのがソニーで、α850・α550・α500の3機種がまとめて出るもよう。


この3機種は、7月に一度アメリカのソニースタイルで製品名が流出し、α850はその後香港のソニーサポートページに取扱説明書が誤掲載され、α550/α500は今回再びソニーのページで製品名が流出しましたので、発売になるのは間違いない様子。
α850のスペックは以前書いた通り、α550/α500についてもスペック情報が出てきていますが、α3**シリーズからのステップアップを意識して、高速なAFが可能なクイックAFライブビュー機構を搭載してくるのはほぼ確実でしょう。これまでの傾向からすると9月以降発表が自然ですが、今月下旬に発表されるとの噂が多数を占めています。α550/α500は、名称からしてもα700より下位の中級機(※)という事になりますが、α700の正当な後継と呼べる製品は、当面出ないという事になりそう。

他のメーカーでは色々噂が出てきているのがキヤノン。タイミング的にはEOS 50D後継のEOS 60D(仮称)が近々発表になる可能性が濃厚ですが、EOS 7Dなる新機種の存在も噂されています。
名称からすると、5D Mark IIの弟分としてフルサイズセンサーを搭載し、画素数等多少スペックダウンさせたような製品を想像しますが、フラッグシップ機がそろそろ更新されるという噂もあり、どこまで信用できるかは不明。

その他の情報では、一番確実そうなのはパナソニックのマイクロフォーサーズ新機種。GF1という名称で、オリンパスのE-P1的なファインダー無しのレンズ交換式デジカメの画像(デザインはLX3に酷似)が出回っています。

いずれもガセネタでない限り、早ければ今月中、遅くても9月には正式な情報が出てくると思われますので、買い替え・新規購入を検討中の人は、ここしばらくは情報を要チェックです。

(※追加情報:8/25)
ドイツのカメラ専門のニュースサイトで、α850/α550/α500の情報が報道されています。このうちα500のスペックの概略は、

・12.3メガ CMOSセンサー
・連写5コマ/秒
・ダブルライブビュー(クイックAF&14倍拡大可能な撮像センサー方式?)
・顔認識(8人まで)
・3インチ液晶(23万ピクセル)
・9点AF(中央クロス)

といった所で、驚きは価格設定で、α500が650ユーロ・α550が750ユーロとなっており、現在の為替レートは1ユーロ135円前後ですが、今年5月に発表されたα380/α330/α230のユーロでの価格設定を元に推定すると、日本での店頭予想価格は500が75,000円・550が85,000円程度と、α330(65,000円)・α380(85,000円)とかぶる価格帯になり、記事と写真から読み取れるスペック・価格設定からして、今回の500/550は、低価格中級機ではなく、エントリー機の位置づけになるようです。
すでにエントリークラスに3機種あるところへ、同じような価格帯でさらに2機種追加するというのはまったく意表をついた内容ですが、真相は正式な発表を待ちたいと思います。

Sony Alpha 500 und Alpha 850 für APS-C- bzw. Vollformateinsteiger(ドイツ語・写真あり)
http://www.digitalkamera.de/Meldung/Sony_Alpha_500_und_Alpha_850_fuer_APS_C_bzw_Vollformateinsteiger/5981.aspx

(※追加情報:8/28)
α850/550/500が海外で正式発表されました。550/500はこの記事での推定より高くなりそう。
http://www.dgfreak.com/blog/2009/08/20090828a850a550a500.html

(※追加情報:9/1)
キヤノンからEOS 7Dが発表になりました。EOS 50Dの後継は、あるいは従来通り1年半のスパンに戻して、来年発売になるのかもしれません。
http://www.dgfreak.com/blog/2009/09/20090901canon-eos-7d.html

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