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ワイヤレスデータ通信の新規格「TransferJet」

ソニーから、ワイヤレスデータ通信の新規格・「TransferJet」に対応した製品が発表になりました。

「TransferJet」は、ソニーが"近接無線転送技術"と称する、対応機器同士をくっつくくらいに近づけてデータ通信を行う新しいデータ通信規格です。近づけないと通信できないというのはデメリットのようですが、セキュリティ面では逆にメリットにもなりますし、理論値で最大560Mbps(高速な無線LANでも100Mbps程度)の、ケーブル接続のUSB2.0(480Mbps)よりも高速なデータ転送が可能になっています。

今回発表になったのは、同社のコンパクトデジカメのメモリースティックDuoスロットに差し込んで使う「MS-JX8G」(写真)と、USBでパソコンに接続して使う「TJS-1」、また、VAIOノートの新機種で本体に内蔵できるモデルが用意されており、デジカメの画像をケーブルレスでパソコンに転送する以外に、デジカメ同士を近づけて直接撮影した画像を友人と受け渡ししたり、TransferJetを搭載した携帯電話をショップの情報端末にかざして、動画や音楽などのデータをダウンロードしたり、色々な使い方が想定されており、ソニー以外にキヤノン・ニコン・パナソニック・NTTドコモなどの有力企業がコンソーシアムに参加していますので、この先の普及が楽しみです。

MS-JX8G

近接無線転送技術 TransferJet "トランスファージェット"
http://www.sony.jp/transferjet/
かざすだけでケータイに動画を転送!TransferJet とは?
http://japan.internet.com/column/webtech/20091204/8.html
ニュースリリース(サイバーショット新モデル)
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201001/10-0118B/

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