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風が涼しくなったら自転車を担いで(4)

クロスバイクでの輪行の最終回です。クロスバイクに限らず、輪行全般に関する補足・注意事項です。

■持っておいたほうがいいもの

軍手
手が汚れるので必須です。

修理/整備工具一式
自転車用携帯工具(最低プラスドライバーと六角レンチ数種)とパンク修理用品一式・携帯用空気入れの3点は用意してください。ペダルを取り外すのであれば、別にスパナ(大抵15mm)が必要です。

50cmくらいの丈夫なひも・リボン類
電車の中での転倒防止用に、自転車と座席の手すりを結んでおくなど、用意しておくと便利です。

携帯用の石けん
軍手をしていても、手が汚れる場合がありますので、持っておくと助かる場合があります。

緩衝材(ぷちぷち)
分解・運搬時にフレームなどに多少の傷が付く事は覚悟しておいてください。気になる方は、緩衝材(ぷちぷち)を用意しておいて、フレーム中心に巻いておくなどの対策をしたほうがいいでしょう。もっとも、自転車は駐輪中に倒れるなど、どうしても傷がつくのは避けられませんので、あまり神経質になっても仕方ありません。

救急セット
万一ケガをした時のために、消毒薬・バンドエイドなど。

■分解・組み立てに関する注意

まったく初めての方は、必ず家で分解して輪行袋に入れる~輪行袋から出して自転車を元に戻すの流れを最低1回は練習しておいてください。ぶっつけ本番はトラブルの元です。

それから組み立てた後の自転車は、ブレーキワイヤーを元に戻したか、クイックレバーをちゃんと締めたか等、必ず最終チェックしてください。これを忘れると、大事故につながる危険があります。
また、分解・組み立て後、移動する際には、忘れ物がないかどうか、よくチェックしてください。

■最低限の自転車の整備・調整の知識は勉強しておく事

分解し運搬することで、自転車が走れなくなる程の不具合が出る事はまず無いのですが、変速機やブレーキに微妙な狂いが出る場合がありますので、最低限この2つの調整の方法はあらかじめ勉強しておいてください。
それから、近くに自転車屋さんがあるとは限りませんので、パンク修理の方法もチェックしておくべきです。

■電車の中で

かさばるし、10kg以上ある荷物を車内に持ち込むのですから、電車の中では他の乗客の方の迷惑にならないよう、細心の注意をはらってください。どこにどう置くかにもよりますが、油断していると電車の発車・停車の際など、輪行袋は倒れます
新幹線を利用する場合は、車両の一番後ろの座席の背中部分の、壁とのすき間のスペースに置くのが一般的のようです。あらかじめ指定席で、一番後の座席を指定しておくか、座っている人にお願いして、置かせてもらいましょう。

■時間には余裕をみて

帰りの電車の時間が決まっている場合は、1時間くらい前には駅に戻れるようなスケジュールにしておいたほうがいいと思います。経験さえあれば、30分もあれば自転車を輪行袋に詰めることはできますが、思わぬトラブルが起きる可能性もありますので、充分余裕を見ておきましょう。

以上、参考にしていただき、楽しく安全な輪行を。

過去の記事:第1回第2回第3回

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