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iPod対応CDコンポ

iPod登場以後、私も音楽を聞く時はiPodかパソコンから直接聞く事が多く、CD/MDコンポを使う事は少なくなってしまったのですが、オーディオ業界も「デジタル化の波」にどう対処してばいいか、頭を悩ませている事だと思います。

これについてはたぶん2つのアプローチがあって、一つはオーディオそのものを独立したデジタル製品にしていくアプローチで、Sonyの出しているHDD内蔵のコンポなどがこれにあたります。
もう一つは以前紹介したONKYOのX-T1DSC(S)のように、オーディオ製品はオーディオ製品のままで、iPodなどのデジタル製品との連携を図るアプローチ。

来月中旬より発売予定のビクターの「XBX-Z1」はこの2つのアプローチを両方とも取り入れた製品です。ハードディスクは内蔵していませんが、代わりに1GBのメモリを内蔵し、CDから音楽を取りこむ事ができ、またiPod専用の接続端子を備え、接続したiPodをリモコンで操作して、中の音楽をスピーカーから再生する事もできます(CD/メモリ~iPod間の音楽データの受け渡しは不可)。店頭予想価格は55,000円前後です。

なかなか魅力的な製品ではありますが、今から数年後にはオーディオ機器の世界というのはどうなっているんでしょう?オーディオ機器の直系子孫の製品は、最悪の場合完全にニッチな製品になってしまい、一部のマニア層しか見向きもしなくなってしまうんでしょうか?それも時代の流れかもしれませんが、ちょっと寂しい事です。

XBX-Z1

製品情報ページ
http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/home/ux-dm8/feature01.html
ビクター、iPod専用端子搭載の1GBメモリ内蔵コンポ
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070118/victor2.htm

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