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「音楽に関する考察」に関する考察

Appleのスティーブ・ジョブズ氏が各レコード会社がDRM(コピー防止技術)を放棄するのであれば、Appleもそれに喜んで追随する旨の提言(Thoughts on Music:英文)をホームページ上で公開し、注目を集めています。

ジョブズ氏の真意はどこにあるのでしょうか?一個人として本音を吐露しているのかもしれませんし、あるいはDVD ヨン氏(DVDのコピー防止技術を破った事で有名なハッカー)が、「行動は言葉よりも雄弁だ、スティーブ」と反論を出しているように、DRMを各社が放棄するはずはないので、こういった発言を公にしておく事で、Apple自体Fair Playというコピー防止技術を採用し、ユーザの囲い込みをしている事実に対する批判をかわそうという狙いなのだという、意地悪な見方もできます。

ジョブズ氏の真意はともかく、私自身いまや音楽を聴くときはデジタルが完全に主流になっていますが、iTunesなどのオンラインで販売されている音楽は、これまで一度も購入した事がありません。それは別にコピー防止技術が存在する事自体が嫌だからでなく、以下の条件が整いさえすれば、喜んでオンラインのサービスを利用する事でしょう。

1)買った音楽はどこのメーカーの製品でも再生できる事
2)個人で利用する限りにおいては、音楽の移動・コピーの制限がない事
3)将来にわたって、買った音楽の再生が保証されている事

ジョブズ氏のようにDRM撤廃とまで過激な事は言いません。アナログの時代と同じように、ごく自然にデジタル音楽を利用できる環境さえ整えてくれればよいのです。音楽業界の皆様、是非ご検討をいただきたく。

ジョブズからの手紙:「DRMは無意味だし、今後も決して役に立たない」
http://japanese.engadget.com/2007/02/06/letter-from-apple-steve-jobs-on-drm/

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