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PMAで出てきたデジタル一眼新機種総評

アメリカで行われたカメラ関連の大規模イベントPMAが無事閉幕しましたので、今回発表になったデジタル一眼の新機種を独断と偏見で総評してみます。

・Canon EOS-1D Mark III

40万~50万円クラスのカメラはとても手がでませんし、論評のしようがないのですが、とりあえずライブビューを搭載してきた英断に拍手。

・Nikon D40x

正直これは売れるかどうかよくわかりません。そもそも弟分のD40自体これ程売れるとは思っていませんでしたので。人に聞かれれば、これを買うのであればもう少し奮発してD80にするか、安いD40で我慢しとけば?と答えると思いますが、1,000万画素になっても小型軽量をキープしていますので、そこが評価されて意外にヒットするかもしれません。

・Sonyハイエンド向けとハイアマチュア向け2機種

まだスペックがほとんど明かされていないので、これも評価しようがありませんが、とりあえず楽しみなのは、ハイエンド機の「とんがり帽子」が発売までにどこまで低くなるかですね。ハイアマチュア機のほうは、銀塩時代の中級機ミノルタα7にあってエントリ機のソニーα100で省略された機能はすべて復活させてくれているみたいなので、ミノルタ時代からのαユーザとしてはちょっと期待しています。

・OLYMPUS E-510・E-410

2機種共にライブビュー搭載が魅力的ではあります。それぞれ2~3万円ずつ安ければ、これは売れるのでは!?と思う所ですが、同じ価格帯の製品と基本性能を見比べると、ちょっと微妙です。下位モデルのE-410は群を抜いた小型・軽量が評価されて、ヒットする可能性はあるかも。

PENTAXは新機種発表はありませんでしたが、早いタイミングで新製品投入する旨インタビューの中で明らかにしています。


さて、今月22日からもう一つのカメラ展示会PIE(PHOTO IMAGING EXPO 2007)が東京で開催になり、日程が近いので基本的には各社とも出品内容はPMAとほとんど変わらないはずですが、意表をついて何か「隠し球」を出してくるメーカーはあるでしょうか?
なお、松下がデジタル一眼の2機種目を計画中というニュースが出てきています。PIEのタイミングでもう少し具体的な情報が出てくるかもしれません。

松下電器、デジタル一眼レフカメラ第2弾の2007年内リリースを計画
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20344976,00.htm

PMAを終えて振り返るデジカメのトレンド
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2007/03/16/5854.html

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