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フォトキナ2008まで1か月・新機種事前予想

キヤノンに遅れる事数年、ニコンがフルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフをついに発表し、フルサイズ機戦争が幕を開けた2007年がフルサイズ零年、そして競争が激化する今年2008年がデジタル一眼のフルサイズ元年と書いたのが去年の末でしたが、ニコンが2機種目で廉価版のフルサイズ機・D700を先日投入し、ソニーのフルサイズフラッグシップ機登場も秒読み段階になってきました。

来月23日にはドイツで最大規模のカメライベント・フォトキナ2008が開催になり、それまでにフルサイズ機含め、複数の新機種が発表になると思われますが、各メーカー毎の動向をまとめてみました。

・キヤノン

キヤノンは今回諸説紛々で、どの情報が本当なのかよくわからないのですが、一番順当な所では、ニコンから実売30万円を切るフルサイズ機・D700が出た事ですし、同じくフルサイズのEOS 5D後継・7D(仮)がさすがにそろそろ発表になるはず。実際いくつか噂は流れていますが、一方で、EOS 40Dの後継機・50D(仮)が発表になるという噂が最近持ち上がっています。
これまで40Dクラスは、1年半の発売サイクルを愚直に守ってきましたので、本来次が出るのは来春のはずですし、今の売れ行きを見ても、あわてて後継を出す必然性を感じないのですが、意表をついて50D(仮)のみを発表して、7D(仮)はまたもお預けという可能性もないとは言い切れません。なお、これまでのキヤノンの製品発表時期のパターンからすれば、今月中に何か1機種は発表になる可能性が濃厚です。ちなみに昨年の40D発表は8月20日。

・ニコン

中級機D80の後継D90(仮)と、フラッグシップ機D3の上位機D3x(仮)が出ると言われています。D90は、D80の発売からすでに2年が経過していますし、ほぼ間違いなさそう。ライブビューに動画撮影機能を搭載するという噂です。D3xはD3のソニー製2481万画素フルサイズセンサー搭載版で、60万円オーバーは確実と思われる最上位機。昨年のD3/D300の発表は8月23日でしたので、今月発表の可能性も高いですが、D700が出てからあまり経っていないので、フォトキナ当日まで待たされるかもしれません。

・ソニー

2481万画素フルサイズセンサー搭載のフラッグシップ機・α900(仮)の正式発表は確実。発表日は9月9日が予想されます。いくつか状況証拠はありますが、何よりもαフラッグシップ機(伝統的に9ナンバー)の発表なのに、ソニーが大好きなぞろ目の日を見逃すとは思えません(08年09月10日というのも捨てがたいものがありますが)。ちなみに去年の中級機α700の発表は9月6日。
他にα700の廉価モデル・α500(仮)の登場を前々から予想しているのですが、こちらは今の所具体的な情報がないので、今回は望み薄。

・オリンパス

先日発表されたマイクロフォーサーズ機はまだ出てこないようで、その他の製品はあまり具体的な情報はありませんが、あるとすれば、E-3E-520/E-420の中間のE-2桁の中級機くらい。

・ペンタックス

こちらも具体的な話がほとんどなく、フルサイズ機を計画中という話もちらほらありますが、今年は期待薄。他にあるとすれば、廉価エントリー機のK100D Superの後継機くらい?

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