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パナソニック、マイクロフォーサーズ機「DMC-G1」発表

噂通り登場したパナソニックのデジタル一眼新機種は、今年出ないと聞いていたはずの、初のマイクロフォーサーズ機「DMC-G1」。

光学ファインダーは原則搭載しないはずのマイクロフォーサーズ機ですが、見た目は普通の一眼レフスタイルで、光学ファインダーの代わりにLVF(ライブビューファインダー:液晶による電子ファインダー)を搭載しています。
124(W)×83.6(H)×45.2(D)mm、重量385gとデジタル一眼では最小、最軽量(注)のボディに1210万画素のLive MOSセンサーを搭載し、連写速度は3枚/秒。ライブビュー可能な液晶ディスプレイは3インチで左右・上下に自由に角度調整可能、また、手ぶれ補整はレンズ側に搭載。

(注)厳密にはデジタル一眼最軽量はオリンパスのE-420で、「可動式液晶搭載レンズ交換式デジタルカメラで世界最小最軽量」でした。

色々ユニークな特徴を持ったデジタル一眼ですが、どの程度売れるかというのは難しい問題です。ターゲットとしてはコンパクト機では物足りないが、これまで大きく重いデジタル一眼の購入には二の足を踏んでいた、コンパクト機とデジタル一眼の間の「狭間」の層を狙っているようですが、確かにデジタル一眼としては小型軽量ですが、写真を見ると案外ボディに厚みはありますし、レンズ一体型のコンパクト機よりは当然大きく、価格はボディのみで8万円前後、レンズキットが9万円と特に安い訳でもなく、電子ファインダーは搭載せずにさらに安く・小さくを目指したほうがよかったのではないか?

また、ヒットしたらヒットしたで、今度は従来のフォーサーズ規格の将来が不安になってきます。オリンパスも遠からずマイクロフォーサーズ機を投入してくるでしょうし、この規格の成否に判断を下せるのはもう少し先になりそうです。発売開始は10月31日。

DMC-G1

ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080912-1/jn080912-1.html
製品情報ページ
http://panasonic.jp/dc/g1/
パナソニック、初のマイクロフォーサーズ機「DMC-G1」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/09/12/9205.html
パナソニック、「DMC-G1」の発表会を開催
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/09/12/9209.html

ところで、DMCとは何の略なのか?まさかデトロイト・メタル・シティではないと思いますが、サンヨーのデジカメの型番がDSCでDigital Sanyo Camera、パナソニックがDMCでDigital Matsushita Cameraという事のようです。

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