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ウォシュレット・日本の心

以前紹介したことのあるコラムページ「"アメリカ家電"そりゃナイス!」で、アメリカの洗浄機付きトイレ事情が紹介されています。アンジェリーナ・ジョリーばりの美人モデルがトイレに座っている広告写真などを交えて現状を詳しく紹介してくれており、楽しませてもらいました。

洗浄機付きトイレのパイオニアといえば、ご存じTOTOのウォシュレットですが、2005年にマドンナが再来日した時に、「日本の暖かい便座が懐かしかった」とコメントしたのは有名な話ですし、サラ・ミシェル・ゲラー(ハリウッド版「呪怨」の主演女優)が、旦那に「今度の誕生日は何を買ってほしい?」と聞かれて、「ウォシュレット買って」と言ったら、「誕生日に便器なんかおねだりするな!」と怒られたという話もあり、ハリウッドスターの間でも秘かに支持者を増やしているようです。

ところで世界に誇れるこの日本のトイレですが、なぜ日本のメーカーがこのような製品を生み出すことができたのか?
千利休のこんな話を聞いた事があります。彼が人から茶の湯の極意を聞かれた時に、「なに、簡単なことです。暑い時には暑からず、寒い時には寒からず、相手の心になってお客様をもてなすことです。でも、もしそれをおできになるのであれば、私があなたの弟子になりましょう」と答えたと。実はウォシュレットという製品は、日本文化の神髄が現代に形になったものなのかもしれません。

昨日のダイ・ハードからのハリウッドつながりで、ついついまたDigital Gadgetから脱線してしまいました。

TOTO トラベルウォシュレット 携帯用おしり洗浄器
こちらは携帯用の乾電池で動くタイプ

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