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"瞬速フォーカス"を搭載した「FinePix」

本日富士フイルムから、コンパクトデジカメの新モデル5機種が発表になっていますが、そのうち「FinePix F300EXR」と「FinePix Z800EXR」に搭載されている「瞬速フォーカス」に注目。

コンパクトデジカメではオートフォーカスの方式として、コントラストAF方式というのが採用されているのですが、この方式は合焦に時間がかかり、特に動くものを撮影する場合は、位相差AF方式を採用するデジタル一眼レフに大きく差をつけられていました。今回の新機種では、撮像用のセンサー上に測距センサーを組み込む事で位相差AFを可能とし、一眼レフ並みのAF性能を実現したとの事です。ソニーのNEX-5/3やパナソニックのGF1など、最近話題のいわゆるミラーレス機もコントラストAF方式のため、AF性能は今ひとつなのですが、このような技術が今後広く採用される事になれば、デジタル一眼レフはさらにまた一つ優位性を失い、ますます立場が微妙になってしまうかもしれません。

FinePix F300EXR

ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0413.html
富士フイルム、位相差AF「瞬速フォーカス」搭載機などFinePix秋モデル5機種
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100721_381975.html
富士フイルム、「位相差画素」など新FinePixのキー技術を説明
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1007/21/news061.html

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