画像表示ソフト「comono ImageViewer」のWindows XP~8.1用旧バージョンのダウンロードページです。Windows 10以降をお使いの方は、こちらより最新バージョンをダウンロードしてください。

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ダウンロード(zip形式の圧縮ファイル) :XP~8.1用旧バージョン(1.61)(2012/12/24リリース)

バージョンアップ履歴

主な特徴

動作環境

対応OS:Windows 10・8.1・7・Vista・XPで動作可能
(Windows 10以降用にはこちらに最新バージョンがあります)

マイクロソフト純正のプログラム部品・.NET Framework 2.0が有効になっている必要があります。

7・Vistaの場合:.NET Framework 2.0は標準で有効になっています。
10・8.1の場合:本ソフトの旧バージョンを現在お使いでない場合、こちらのページを参考に確認してください。
XPの場合:Windows Update経由でインストールされているはずです。

インストール

ダウンロードしたzipファイルをダブルクリックして開き、中のすべてのファイルを適当なフォルダへコピーし、setup.exe(注)をダブルクリックして実行させてください。後はほとんど「次へ」をクリックしていくだけでインストールは完了します。途中でおなじみのUAC(ユーザーアカウント制御)の警告メッセージが出ますが、はい(または許可)を押して先に進めてください。
(注:OSの設定によってはsetup.exeでなくsetupとのみ表示されます)

※バージョンアップの場合、旧版を削除する必要はありません。同じフォルダに
 そのまま上書きインストールしてください。

ファイルの関連付けについて

XP~7では、対応する形式のファイルは、すべて自動的に本ソフトに関連付けが行われます。本ソフト以外で開きたい種類の画像ファイルがあれば、エクスプローラで右クリックメニューから個別に設定を行ってください。
8以降の場合、マイクロソフトのプログラミングガイドラインに基づき、インストールの終わりの所でコントロールパネルの「既定のプログラム」画面を開くようになっていますので、関連付けを行うファイルの種類を選択してください(詳しくはこちら)。

インストールの終了

インストールが成功すると、スタートボタンの「すべてのプログラム」の中に、「comono ImageViewer」というグループができ、また、エクスプローラやデスクトップで、JPEGなどの画像をダブルクリックすると、このソフトで開くようになります。
8の場合は、スタート画面でアイコンを右クリックし、「タスクバーにピン留めする」を選択するなど、使い方に合わせて適宜カスタマイズを行ってください。

アンインストール

アンインストールの時は、コントロールパネルの「プログラムと機能」(XPの場合は「プログラムの追加と削除」)で、comono ImageViewerを選択してアンインストールをクリックしてください。
アンインストールの途中で、設定ファイルを削除するか、残しておくか、選択する事ができます。

基本操作

・対応する画像形式

JPEG(JPG)/BMP/GIF※/PNG/TIFF(TIF)の5種類の画像形式に対応しています。
(※アニメーションGIFの表示可 :制限事項)

・画像を開く

このソフトには「ファイルを開く」のようなメニューはありません。画像ファイルを開くには、エクスプローラやデスクトップで画像ファイルをダブルクリックするか、画像ファイルをマウス左クリックでつかんでウインドウの中にドラッグ&ドロップします。
画像はすべて新しいウインドウで開きます。新しいウインドウを開きたくない場合は、右クリックメニューでスライドショーモード(後述)にチェック(レ)を入れてください。
また、画像は標準設定では原寸のままで開きます。Shiftキーを押しながら画像を開く事で、画面サイズに合わせて縮小した状態で開く事も可能です。なお、オプション設定でこの動作を逆にする事ができます。

・画像のスクロール

画像に表示されていない領域がある場合(右下にこのようなサインが表示されます)、画像のドラッグ(左ボタンを押しながらマウスを動かす)でスクロールできます。またマウスホイールでの上下スクロール、キーボードのPageUp/PageDownでもスクロール可能で、さらにAlt+矢印キーでは10ドット単位で小さくスクロールさせる事もできます。

・画像の拡大・縮小

右クリックメニューから、あるいはShift+上下矢印キーで、画像の拡大・縮小を行う事ができます。
画像の上でマウスの左ボタンをダブルクリックすると、画像全体が表示できるサイズへの縮小表示と、クリックした部分を中心とした等倍(100%)表示を交互に切り替える事ができ、デジカメで撮った大きな画像を、表示サイズを切り替えながらチェックしたいような場合に便利です。
また、Shiftを押しながらウインドウの端をマウスでつまんでウインドウの大きさを変更すると、そのサイズに合わせて表示倍率が調整されます。

・全画面表示

ウインドウ右上の最大化ボタンか、キーボードの"M"キーを押す事で、ディスプレイ全体を使った全画面表示に切り替わります。後述のスライドショーモードの際には、ディスプレイにフィットするように画像は自動的に拡大または縮小表示されます。全画面表示から元に戻すには、画像をダブルクリックします。

・スライドショーモード

右クリックメニューで「スライドショーモード」にチェック(レ)を入れると、スライドショーモード(手動)になり、カーソルの上下キーを押して、同じフォルダ内の画像を次々と表示する事ができます。この時スペースキーを押すと自動切り替えになり、指定した時間間隔で画像を切り替え表示させる事ができます。全画面表示にする事も、ウインドウをロックし、サイズを固定して画面の端で小さく表示させる事も可能です。

・画像の簡易編集

右クリックメニュー→入出力から、現在開いている画像を拡大/縮小や回転を反映した状態で、別のファイルに保存する事ができます。現在表示している部分だけを保存する事で、簡易トリミングを行う事もできます。

マウスの右クリックメニュー

右クリックで表示されるメニューから、以下の操作が可能です。

全画面表示にするウインドウ表示とディスプレイ全体を使った全画面表示を切り替えます。
拡大(+5%)画像表示の倍率を現在の状態より+5%します(ex. 80%→85%)。
縮小(-5%)画像表示の倍率を現在の状態より-5%します(ex. 80%→75%)。
拡大率指定画像の拡大・縮小率を指定します。10%・25%・50%・75%・100%・150%・200%・400%からの選択及び1%~200%の間でのスライダによる自由設定。また、画像サイズでの指定も可能。
スライダによる設定の時は拡大・縮小に使用する方式を指定できます。
左回転画像を左に90度回転します。
右回転画像を右に90度回転します。
スライドショーモード
(詳細)
これにチェック(レ)を付けると、新しく開く画像は画面サイズに合わせて自動的にリサイズされるようになります。また、新しくウインドウを開くのでなく、現在表示中の画像に置き換わる形で開くようになります。
スライドショーモードの時も拡大/縮小・回転等の操作はすべて可能です。
なお、スライドショーモードの手動・自動切替はスペースキーで行います。
ウインドウのロック
(詳細)
このソフトでは原則としてウインドウのサイズや表示位置は、画像のサイズに合わせて自動調整されますが、これにチェックを付けると、その時点のウインドウのサイズ・位置を基準として新しい画像が表示されるようになります。
入出力 クリップボードの取り込み
クリップボードに画像データが取り込まれている時、新しくウインドウを開いてその内容を表示します。
クリップボードへコピー
画像を現在表示している状態で、クリップボードにコピーします。
最近開いたフォルダ
最近画像を開いたフォルダの履歴を表示します(直近20件まで)。クリックすると、そのフォルダをエクスプローラで開きます。
※この機能を有効にするにはオプション画面で設定を行ってください。
表示領域のサイズ指定
ウインドウの画像表示領域の大きさを数字で指定します。決められたサイズで画像の一部を切り取って保存したい場合に便利です。
元の画像を出力
現在表示されている画像を元の内容のまま、別のファイルとして出力します。ファイル形式はJPEG/BMP/PNG/GIF/TIFFの5通りが選択できます。
現在表示している画像を出力
現在表示されている画像を表示中の状態で、別のファイルとして出力します。拡大縮小・回転を行っている場合はそれが反映された状態で保存されます。
現在表示している画像を出力(表示部分のみ)
現在ウインドウに表示されている部分のみを保存します(簡易トリミング機能)。
画像情報大きさ・更新日などの画像の情報を表示します。画像にExif情報が保存されている場合、基本的な撮影情報も表示可能です。
【表示可能なExif撮影情報】
 メーカー/機種名/ソフトウェア/撮影日時/露出モード/
 測光モード/ストロボ発光/ホワイトバランス/光源/
 ISO感度/シャッター速度/絞り/焦点距離/焦点距離(35mm)/
 露出補正

なお、画像情報を表示したままでもほとんどの操作が可能で、スライドショーモードで表示させている画像を切り替えた時は、画像情報の表示内容も、それに合わせて更新されます。

また、ウィンドウ上で右クリックすると、画像情報をコピーできます。
(Excelなどへの貼り付けが可能)
・すべての項目をコピー(横):
 項目名無しで横方向に各項目が並びます。
・すべての項目をコピー(縦):
 項目名付きで縦方向に各項目が並びます。
・この項目をコピー:
 選択した項目のみをコピーします。項目名の上で右クリック
 してください。
オプション設定
(設定画面の画像)
画像の開き方
画像を開く時の動作を
・元の大きさのまま開く(標準)
・画面に収まるよう縮小する
・スライドショーモードで開く
の3つから選択できます。 また、Shiftキーを押しながら開くと、スライドショーモードで開くオプションあり(詳細後述)。
画像の拡大・縮小方法の選択
標準で使用する画像の拡大・縮小方法を4種類から選択します。
スライドショーモード関連
・自動送りの際にランダム表示をするかどうか
・自動送りの際にフェードイン・フェードアウト処理を行うか
 どうか
・スライドショーモード時画面クリックで画像を切り替える
 かどうか・左端付近クリックで1つ前に戻ります(*1)
・全画面表示で極力余白を埋めるかどうか (詳細)
・自動送りの時間間隔
の設定ができます。
(*1)これを有効にした時は、スライドショーモード時のダブルクリックの機能(等倍/縮小切り替え・全画面表示終了)は、キーボード操作かShift+ダブルクリックで代用してください。
その他
・スクロール可能サインを表示するかどうか
・カーソル停止時はマウスカーソルを非表示にするかどうか
・スライドショーモード時のソート順をエクスプローラと同じに
 するかどうか(標準設定では文字コード順)
・フォルダの履歴を保存するかどうか(*2)
・スライドショーモード・全画面表示の際の背景色
の設定が可能です。
(*2)インストール時点では履歴を保存しない設定になっています。
設定のバックアップ・復元
別のパソコンに移行する時などのために、設定ファイルをZip形式の圧縮ファイルとしてバックアップしたり、バックアップした設定を復元したりできます。
バージョン情報ソフトのバージョンを表示します。
閉じるこの画像を閉じます。
すべて閉じる現在開いている画像をすべて閉じます。

キーボード操作

このソフトではキーボードでもほとんどの操作を行う事ができます。

F1キーヘルプ(操作キー一覧)を表示します。
Escキー画像を閉じます。
Ctrl+Qすべての画像を閉じます。
Ctrl+C画像をクリップボードへコピーします。
Ctrl+Vクリップボードの画像を取り込みます。
上矢印キー(↑)複数の画像を開いている時に、前の画像を前面にします。
スライドショーモードに設定したウインドウが前面にある時は、表示している画像と同じフォルダの中のひとつ前の画像を表示します。
下矢印キー(↓)複数の画像を開いている時に、次の画像を前面にします。
スライドショーモードに設定したウインドウが前面にある時は、現在表示している画像と同じフォルダの中のひとつ後の画像を表示します。
左矢印キー(←)画像を左に90度回転します。
右矢印キー(→)画像を右に90度回転します。
Shift+上矢印キー(↑)画像表示の倍率を現在の状態より+5%します。
Shift+下矢印キー(↓)画像表示の倍率を現在の状態より-5%します。
Ctrl+上矢印(↑)全画面表示で画面フィット(上下余白あり)・画面フィット(余白なし)・原寸を小さい順に切り替えます
Ctrl+下矢印(↓)全画面表示で画面フィット(上下余白あり)・画面フィット(余白なし)・原寸を大きい順に切り替えます
Ctrl+右矢印(→)全画面表示で画面フィット(左右余白あり)・画面フィット(余白なし)・原寸を小さい順に切り替えます
Ctrl+左矢印(←)全画面表示で画面フィット(左右余白あり)・画面フィット(余白なし)・原寸を大きい順に切り替えます
PageUpキー画像を上にスクロールします。
PageDownキー画像を下にスクロールします。
Alt+PageUpキー画像を左にスクロールします。
Alt+PageDownキー画像を右にスクロールします。
Alt+矢印キー画像を10ドット単位でスクロールします。
Enterキー原寸表示と画面サイズに合わせた縮小表示を交互に切り替えます。原寸表示に切り替わる時にはマウスカーソルの位置が画面の中央に来るように調整されます。
スペースキースライドショーモードの手動・自動を切り替えます。スライドショーモードがオフの時に押すと、自動送りでスライドショーモードがオンになります。
スライドショーモードのオン・オフを切り替えます([S]lide show)。
このキーでスライドショーモードをオンにした時は、手動送りになります。
ウインドウをロックします([L]ock)。
オプション設定画面を開きます。([O]ption)。
画像情報を表示します([I]nformation)。
Exif情報を表示させた状態で画像情報ウインドウを開きます。([E]xif)。
画像の最大化(全画面)表示のオン・オフを切り替えます。([M]aximize)。

また、キーボードとマウスの併用で、Shiftキーを押しながらマウスでウインドウのサイズを変更する事で、変更後のウインドウのサイズに合わせて画像を拡大・縮小する事ができます。

その他

・最大化表示について

ウインドウの最大化ボタン(ウインドウ右上・×ボタンの隣)を押すと、タイトルバー・画面下のスタートボタン(タスクバー)が非表示になり、画像が画面一杯に表示されます。画面サイズより画像が小さい部分は余白部分は黒く表示されます(オプションで変更可)。最大化表示を終了するには、マウス左ボタンをダブルクリックしてください。
また、最大化表示している時に画像を左クリックすると、ファイル名と画像の拡大率がクリックした位置にポップアップ表示されます。

最大化している状態で他のソフトのウインドウをAlt+Tabのキー操作で前面にしてやれば、スタートボタンが再表示されますが、デスクトップの部分は画像が一杯に表示されたままです。これを利用してスライドショーを自動送りにしてバックグラウンドで動かしたままにしておくと、画像が自動的に切り替わる「動く壁紙」のような使い方をする事ができます。

・Shiftキーを押しながら開く

画像をShiftキーを押しながら開くと、オプション設定で選択した画像の開き方に応じて、下記のように開き方が変化します。

元の大きさのまま開く→別ウインドウ・縮小表示で開く(*)
画面に収まるよう縮小する→別ウインドウ・元の大きさで開く(*)
スライドショーモードで開く→スライドショーモードオフの別ウインドウ・元の大きさで開く

(*)オプション設定で「Shiftを押しながらでスライドショーモードに」にチェックを付けた場合は、スライドショーモードで開くようになります。

・フォルダのドラッグ&ドロップについて

ウインドウにフォルダをドラッグ&ドロップすると、そのウインドウが自動的に全画面表示に切り替わり、そのフォルダ内の画像の自動スライドショー表示が始まります。画像をランダムな順番で表示させたい場合は、オプション設定で行ってください。
複数の画像をドラッグ&ドロップしても、対象になるのは最初のフォルダだけです。また、サブフォルダ内の画像は表示対象になりません。

ソフトの紹介・転載等について

このソフトをご紹介いただける場合、リンク・このページ内の画面イメージの使用・ソフトの画面ハードコピーの作成いずれも自由に行っていただいて構いません。事前・事後の連絡も特に必要ありません。
ただし、プログラム自体を無断で転載する事は禁止させていただきます。あらかじめご連絡いただいた上で、了解をお取りいただくようお願いいたします。

「Vector」様にてレビュー記事を掲載いただきました(2007/6/14)。
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/070614/n0706141.html

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ご質問・ご要望等

ブログの紹介記事に、コメントとしてお書き込みください。

開発メモ

Windowsが普及し始めた頃、「GV」という定番の画像ビューワーを愛用していたのですが、それの代用に使えるものという事で、「GV」で不満に感じていた部分を解消しつつ、自分の好みを大幅に取り入れて作ったソフトです。

このソフトのコンセプトは、Escキーを押せば画像ウインドウが閉じる所に如実に表れているかと思います。ただ画像を見るだけなら仰々しいソフトは必要ない、Escキー一発であっけなく閉じてしまうようなソフトで十分だと。
エクスプローラがあるんだからファイラー機能はいらないし、本格的な編集をしたいのならば、それ専用のソフトを用意したほうがいい。機能がごちゃごちゃ付いているよりは、ぱっと開いてぱっと閉じる、そういう軽快さを優先したいユーザー向きのビューワーです。
一方で、ファイラーが付いたり、結構本格的な編集機能を備えたりしたビューワーソフトも存在し、完成度の高いものは人気があるのも事実ですが、そこは結局良し悪しではなく好みの問題ですし、今後もこの路線を踏襲したまま、改良を進めていきたいと思っています。

なお、まったく個人的な隠し機能として、ソニー製デジタル一眼レフカメラ(αシリーズ)で撮影した画像を表示すると、Exif情報にDRO(ダイナミックレンジオプティマイザー)の設定状況が表示されるようにしてあります(α900/α700世代の機種まで)。

フリーソフトダウンロード
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