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こんな時こそ「恋はデジャ・ブ」

自粛で遊びに行けなくてうんざりというあなたに、映画を一本ご紹介。以前一度紹介したものなので、厳密には再紹介です。ビル・マーレイ主演の恋愛コメディ・「恋はデジャ・ブ」。

恋はデジャ・ブ

映画紹介の姿を借りた、「手作りマスク作ってみました」・「新型コロナの今後を占う」に続く、コロナネタ3本目。

詳しいあらすじは前回の記事をご覧ください。取材で訪れた田舎町から豪雪のために出る事ができず、さらには朝になるとすべてがリセットされてまったく同じ1日が延々と繰り返される無限ループに閉じ込められた主人公。その無限ループから抜け出す事はできるのか?取材仲間のすてきな女性との恋は成就するのか?という内容のハートウォーミングなコメディです。

その置かれている状況は、コロナのせいで毎日不自由を強いられている今の我々に通じる部分があります。主人公はとまどいつつも最初はその状況を楽しみ、次第にうんざりし、最後は絶望して自殺まで図ります(でも朝になったら生き返る)。愚痴る主人公に向かって登場人物の一人はこう言います。「半分空になったビールジョッキを見て、ある人は半分しか残ってねえと言い、ある人は半分も残ってると言う。あんたはその前者だな」と。

この主人公はどちらかというとイヤな奴なのですが、恋した相手の前向きで誰にでも親切な姿勢に心を動かされ、たとえ毎日がリセットされるとしても前向きに生きてみようと考え始めます。そして彼はピアノを習いに行ったりだとかさまざまな挑戦を始めるのですが、その内の一つは、「逆さにした帽子目がけてトランプのカードを投げ込む一人遊び」。曰く、1日4~5時間の練習を半年続ければエキスパートになれるそうです(笑)。

最後に主人公がどのようなエンディングを迎えるかは見てのお楽しみとして、私は「毎日現場で苦闘している医療スタッフの事を考えれば、家にいられるだけ幸せだと思え!!」などと偉そうな事を言えるような模範的な人間ではありません。ただ、彼らの負担を増やさず、多少なりとも世界への貢献ができるよう、最低限誰にでもできる事はあります。それは自分がこの病気に感染しないし、感染させない事。

「必要のない外出はせず家にいる」、外に出ないといけない時は「ウイルスが付いているかもしれない手でうかつに顔を触らない、帰ったら石けんで入念に手を洗う」。そうしたちょっとした心がけだけで、世界を救うなにがしかの貢献をした事になる。ずいぶんおいしい話だとは思いませんか?

家で退屈を持て余すなら、こっちの世界だけじゃなく異世界を救いに行ってもいいでしょう。この非常時にゲームなんてけしからんとお怒りになる人もいるかもしれませんが、何もせずストレスを溜めながら過ごすよりはるかに健全ですし、英語の勉強にもなります。あるいは気晴らしに家でダーツなどはいかが

"半分しか残っていないビール"を愚痴るより、どうせなら今の時間を少しでも有意義に使う事を考えましょう。これといってやる事ないよというのであれば、まずはそれを探す所から第一歩を。

※「恋はデジャ・ブ」は、動画配信サービスで探せば大抵置いてあると思います。

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(うちはアルコール消毒はやってませんが、3日間は厳戒(使い捨て手袋で触るか素手で触った後は必ず石けんで手を洗う)、9日経過するまでは多少手を抜き始めつつも警戒という"39ルール"でやってます)
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