メイン

デジカメ カテゴリー(新しい記事順)

2006年09月26日

フォトキナ2006情報

ドイツに特派員を派遣している訳ではないので、生の情報をお伝えできないのが残念なのですが、フォトキナ(photokina)2006関連の記事がいくつか出始めました。キャノン・ニコン・ソニーの3社は、これまで発表している以外には特に目立った新製品はなさそうです。

[キャノン]
Photokina 2006前日レポート(キャノンブース)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/26/4689.html
デジタル一眼からプリンタまで全方位で対応するキヤノン
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/29/4735.html
多様化するにはデジタル一眼レフ市場はまだまだ小さい(インタビュー)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/30/4741.html
ビジネスも技術もまだまだ伸びるコンパクトデジカメ(インタビュー)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/10/01/4750.html
新製品で沸き返るキヤノンブース、国内未発表品も
http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/09/29/photokina2/
[ニコン]
ニコンブースはD80がメイン、過去の名機も
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/29/4730.html
経験と蓄積と、新技術へのアグレッシブな姿勢
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/30/4743.html
[ソニー]
ドイツケルンにてフォトキナ開幕―ソニーが目指す“リーディング・カメラ・マニュファクチャー”とは?(インタビュー)
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2006/09/26/664802-000.html
歴史と伝統を大事にしたうえでソニーらしさを(インタビュー)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/27/4705.html
ソニー、αコーナーにCarl Zeissレンズ3本を展示
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/30/4744.html
[ペンタックス]
夢を語れる会社に生き返ったペンタックス(インタビュー)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/28/4716.html
ペンタックス、DA★レンズや645 Digitalを参考出品
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/28/4717.html
スゴいぞ、ペンタックス「K10D」 元気の源は韓国パワー?
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0609/29/news036.html
[オリンパス]
オリンパスの何が変わったんだ? と思われるぐらい、いろいろな製品が出てきます(インタビュー)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/28/4727.html
E-400が人気のオリンパスブースレポート
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/29/4733.html
オリンパスは、欧州限定の世界最軽量一眼レフや、ヒノキでできた木製デジカメを展示
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2006/09/27/664832-000.html
photokina 2006 - オリンパス、E-1後継機のモックアップを公開
http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/09/25/photokina2/
日本で売って! とみんなで叫ぼう――オリンパス薄型デジ一眼「E-400」
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0609/27/news008.html
[パナソニック]
一眼レフカメラを通じてLUMIXのブランドを高めたい(インタビュー)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/30/4746.html
[富士フィルム]
富士フイルムブースレポート
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/29/4737.html
階調表現が写真の表現力を決める(インタビュー)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/10/01/4751.html
[シグマ]
コンパクトにデジ一眼用の14メガFOVEON――シグマ「DP1」鮮烈デビュー
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0609/26/news095.html
SD14とDP1に注目が集まるシグマブース
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/27/4702.html
シグマSD14とDP1をさわってみた
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/30/4745.html
FOVEONの魅力を多くのユーザーに―シグマ社長インタビュー
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0609/28/news094.html
[Samsung]
中級デジタル一眼レフ「GX-10」を展示したSamsungブース
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/30/4747.html
[総合]
デジカメ新製品が多数登場! 映像機器の展示会「フォトキナ」開幕
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20060927/118954/
フォトレポート:Photokina開催--新登場したデジカメの数々
http://review.japan.zdnet.com/news/c20248207.html
あの機種にそっくりな韓国版一眼レフも登場― 一眼レフの参考出品から
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2006/09/27/664834-000.html
黄金のニコン、ドイツのマリリン・モンロー、無線LANシンクロナイズ。各社ブースを写真レポ
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2006/09/28/664860-000.html
そのほかの国内メーカー編~リコーブースには謎の製品
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/30/4748.html
そのほかの海外メーカー編~ハッセルの新デジカメ、ノキアのCarl Zeiss携帯電話など
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/10/01/4753.html
フォトキナ会場で見かけたあれこれ
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/10/01/4752.html

本日フォトキナ開幕

世界最大のカメライベント、Photokina(フォトキナ)2006本日開幕です。開始時間はドイツ時間の午前10時、日本時間の本日夕方17時からになります。
事前の話題として、オリンパスが以前発表していたデジタル一眼E-1の後継機のモックを公表しています。モックと言っても、コンセプトモデルと表現があるように、見た感じまだまだ最終版には遠そうな気配です。先日発表のあったE-400と同様、伝統的な一眼レフに近いデザインになっています。

オリンパスニュースリリース(「オリンパス E-システム」宣言)
http://www.olympus.co.jp/jp/info/2006b/if060925esysj.cfm
オリンパス、「E-1」後継機の外観を公開
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/09/25/4684.html

また、富士フイルムがデジタル一眼FinePix S5 Proを発表しました。発売時期・価格は未定です。ニコンと同じFマウントを搭載しながら、30秒間のモノクロライブビュー、撮像素子にスーパーCCDハニカムを搭載、顔検出機能搭載など独自機能を盛り込んだユニークなモデルです。


富士フイルム、ボディが進化したデジタル一眼「FinePix S5 Pro」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/09/25/4683.html
製品情報(英文・PDF)
http://www.fujifilm.com/photokina2006/pdf/FienPix_S5Pro.pdf

2006年09月23日

フォトキナ2006開催目前

ドイツで行われる最大のカメライベント・フォトキナ2006の開催が目前に近付いてきました。9月26日から10月1日までの開催で、開始時間は毎日午前10時からです。ドイツとの時差は日本が7時間遅れですので、スタートは日本時間で26日(火)の夕方17時になります。

主要メーカーのデジタル一眼レフ関連の動向としては、PENTAXがK10Dを発表済み、オリンパスがE-400を発表済み、Nikonは現在ホームページに出展製品を掲載しており、それを見た限りでは今回は特に新しいものはなさそうな気配です。
残りのCanonSonyは沈黙を守ったままですが、イベント当日になにかサプライズが飛び出してくるのでしょうか?

もう一つは、以前お伝えした通り、フォトキナ前日の25日にアップルのスペシャルイベントがあり、恐らくはApertureや、アドビ系の映像関連のソフトウエア製品が出てくるのでしょうけど、それ以外に未発表のCore 2 Duo (Merom)搭載のノート(MacBook Pro?)など、ハードの新製品が出てくるかどうか。なお、こちらは一般向けのイベントでないため、開始時間は不明です。

2006年09月18日

デジタル一眼・Sonyの本気

何度かお伝えしている通り、最大のカメライベント、フォトキナ2006の開催が目前に迫ってきましたが、私個人は20年来のミノルタユーザですので、ソニーがデジタル一眼レフで今回どのように動いてくるかを非常に楽しみに見守っています。
この年初にコニカミノルタからの事業引き継ぎが決まった所ですので、社内はいまだにてんやわんやでしょうから、このタイミングでは新機種が出てこない可能性も多分にありますが、それでもα100に続く2機種目のデジタル一眼レフ(私の予想では12~15万円くらいの中級機?)が出てくるのはそう遠い話ではないでしょう。そして、その2機種目で「ソニーの本気」が見られるだろうと思っています。

と言っても、別に最初のα100が本気ではなかったという意味ではありません。そういう意味ではなく、旧コニカミノルタ時代から見守ってきた人間からすると、発売前にも書いたように、やはりα100という機種は「ソニー版 α Sweet DIGITAL」そのものであり、恐らく開発はコニカミノルタサイドがかなり主導権を握った形で行われたのだろうと思われる部分が多分に見受けられるからです。
ですが、今度出る2機種目以降はソニー固有の技術・アイディアが多く盛り込まれたものになってくるでしょうから、そこで初めてコニカミノルタとソニーの2つの遺伝子がきちんと混じり合った、「真のソニーのデジタル一眼レフ」が出てくるものと思います。

現時点では確度の高そうな情報はなく、どのような製品になるかはまったく予想がつきませんが、できれば、お父さん、お母さんの悪い所は受け継がず、それぞれの優れた部分を受け継いで、優秀な次男坊・三男坊が生まれてくる事を心から期待しています。

2006年09月16日

ちょっと気になったコンパクトデジカメPowerShot G7

コンパクトデジカメはいちいち紹介するときりがないのですが、1機種気になったのがありましたので、紹介させていただきます。10月下旬発売予定のキャノンのPowerShot G7です。

1,000万画素CCD、35~210mm(35mm換算)のズーム搭載の機種ですが、キャノンらしからぬ無骨なデザインをしたコンパクト機です。一番の特長は、ターゲットをハイアマチュア層に置いている所でしょう。写真でダイヤル類を見ればわかるように、ただシャッターボタンを押すだけの人でなく、絞りやシャッター速度を自分で設定して、こだわって撮影したい人を対象にしているのは明らかです。

35mmフィルムカメラ時代には高級コンパクトカメラという分野があって、コンタックスTとか、ニコン35Tiとか、ミノルタTC-1とか、10万を超えるようなコンパクトカメラを各メーカーが出していましたが、この機種はそこまではいきませんが、店頭予想価格は6万円前後と、コンパクトデジカメの中では比較的高価な部類です。
しかし、その辺りのコンパクトデジカメでは物足りず、高機能な機種を探しているような人には、候補に入れる価値のあるモデルでしょう。個人的には、広角側をせめて28mmスタートにしてくれればよかったのですけどね。

ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2006-09/pr-psg7ixyd1000.html
製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/powershot/g7/
キヤノン、手ブレ補正付きマニュアルコンパクト「PowerShot G7」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2006/09/15/4617.html
スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」
案の定、発売日購入の「キヤノン PowerShot G7」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/32117.html
1000万画素+手ぶれ補正+デザインで武装した高級コンパクト「PowerShot G7」
http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/20061127/119866/
【実写速報】キヤノン PowerShot G7
~光学6倍ズームレンズを搭載したマニュアル対応コンパクト
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/12/05/5100.html
最新デジカメクロスレビュー キヤノン「PowerShot G7」
http://arena.nikkeibp.co.jp/tokushu/gen/20060622/117304/index28.shtml
操作感覚を大切にしたハイスペックコンパクト PowerShot G7
http://review.ascii24.com/db/review/ce/digicam/2006/12/22/666641-000.html
気になるデジカメ長期リアルタイムレポート
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/longterm/2007/01/22/5390.html
【新製品レビュー】キヤノン PowerShot G7
~一眼レフよりおもしろい!? 通好みのハイエンドコンパクト
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2007/02/07/5512.html

Canon PowerShot G7
Amazonで価格をチェック
楽天ショップの最安値をチェック

2006年09月15日

ライカのデジタルカメラ・M8

フォトキナ2006が近いせいか、カメラネタが続きます。
ライカがあの伝統のM型ライカのデジカメ版・ライカ M8をついに発表しました。ボディのデザインは、ライカの伝統的なスタイルを踏襲し、18×27mmのやや大型の1,030万画素CCDを搭載したなかなかに意欲的な製品です。価格は577,500円と、私にはちょっと縁がなさそうですが、ライカブランドに魅力を感じる人であれば、正直言って、PanasonicのL1を買うよりも、無理をしてでもこちらを手に入れたほうがいいのでは。
前面から見た雰囲気はとてもデジカメとは思えない古風な仕上がりです。ついでに上部に巻き上げレバーを付けてくれれば完璧だったのですけど。

ライカ、デジタル版M型ライカ「M8」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/rf/2006/09/15/4619.html
ライカM8に触ってきました~ライカM8詳細レポート~
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/28/4715.html
製品情報(英文)
http://www.leica-camera.us/photography/m_system/m8/
製品情報(英文)
http://www.leica-camera.us/photography/d_system/digilux_3
ライカ M8
楽天ショップの最安値をチェック

もう1機種、ライカからフォーサーズ規格の「デジルックス 3」という製品が発表になっていますが、これは実質L1と同一製品のようなので、詳しくは下記リンクをご覧ください。

ライカ、フォーサーズ準拠のレンズ交換式デジタル一眼レフ「デジルックス 3」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/09/15/4623.html

2006年09月14日

オリンパス、デジタル一眼新機種を発表

オリンパスからデジタル一眼の新機種の発表がありました。機種名はE-400で、当然フォーサーズ規格のデジタル一眼レフ。1,000万画素にダストリダクション機能を搭載し、本体のみで375g(E-1は660g)ときわめて軽量なボディです。現時点ではこれ以上詳しい情報は公開されておりません。
デジカメWatchに写真が掲載されていますが、最近のオリンパスの路線と違い、伝統的な一眼レフのボディデザインです。詳しくは9月26日(現地時間)からのフォトキナ2006にて。

また、ボディ以外に14-42mmF3.5-5.6(35mm換算28-84mm)、40-150mmF4-5.6(同80-300mm)の2本のズームレンズが発表になっています。

オリンパス、デジタル一眼レフカメラ「E-400」をPhotokinaに出品
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/09/14/4609.html
「フォトキナ2006」出品製品のご案内(ニュースリリース)
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2006b/nr060914photokinaj.cfm

(記事初出時、E-1後継機と混同した内容になっておりました。お詫びして訂正させていただきます。 (2006.9.26))

ペンタックスの新デジタル一眼・K10D登場

以前から噂のあったPENTAXのデジタル一眼・K10Dが発表になりました。1,020万画素搭載で、K100Dの上位に位置する中級機クラスです。店頭予想価格は12万円ですので、ちょうどNikonの中級機・D80とぶつかる価格帯です。主な特長は、

・APS-Cサイズの1,020万画素CCD
・手ぶれ補正
・ゴミ除去機能
・防塵・防滴のボディ
・3コマ/秒撮影
・視野率約95%、倍率0.95倍のファインダー
 (フォーカシングスクリーン交換可能)
・ISO感度100~1600
・11点測距のAF(中央9点はクロス)
・重量本体のみ710g(K100Dは560g)

といった所で、PENTAXのデジタル一眼でのゴミ除去機能は初めての採用です。手ぶれ補正は従来機種より性能を強化させ、画像エンジンも通常の12bitA/Dコンバーターを22bitに強化するなど、画質の向上が期待できます。また、このクラスで防塵・防滴のボディを搭載した一眼レフはおそらく初めてではないでしょうか。発売開始は10月下旬です。

ニュースリリース
http://www.pentax.co.jp/japan/news/2006/200645.html
製品情報ページ
http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k10d/feature.html
ペンタックス、ゴミ除去機能搭載の有効1,020万画素デジタル一眼レフ「K10D」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/09/14/4596.html
ペンタックス、1000万画素CCDを搭載した久々の中級機『PENTAX K10D』を発表
http://ascii24.com/news/i/hard/article/2006/09/14/664569-000.html
1020万画素+手ブレ補正のデジタル一眼レフ中級機「PENTAX K10D」
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0609/14/news035.html
ペンタックス、有効1,020万画素デジタル一眼レフ「K10D」発売
http://computers.livedoor.com/series_detail?id=48648
ペンタックス、CCDのゴミを振るい落とす1020万画素のデジタル一眼「K10D」
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20060914/118644/
ペンタックス、ボディ内手ブレ補正内蔵1020万画素の「K10D」発表
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/09/14/422.html

PENTAX K10D
Amazonで価格をチェック
楽天ショップの最安値をチェック

PENTAX K10DオーナーズBOOK PENTAX K10DオーナーズBOOK(税込1,600円)
Amazonで内容をチェック

2006年09月09日

一眼レフのデザイン

今日久しぶりに大阪梅田のヨドバシカメラに行き、この夏発表・発売になったデジタル一眼レフが勢揃いしている所を見てきました。夏休みは終わりましたが、運動会や秋の行楽などでカメラの需要の高い時期ですし、売り場も賑わっていました。
またPENTAXの新機種発表が間近という噂もあり、一方で、最大のカメライベント・フォトキナ2006も迫っていますので、各メーカーの動向から目が離せない所です。

新機種を一通り見て、感じたのはデザインの事です。私がデザインが美しいと思う一眼レフを選べと言われたなら、ミノルタのXDキャノンのNew F-1を選ぶでしょう。共にフィルムカメラで、まだオートフォーカス搭載の一眼レフが一般化する前の、クラシックカメラという言葉を使ってもいいくらいの世代のカメラです。デザインの特長を言葉で表すなら、XDは優美、New F-1は精悍という言葉が似合う、共に高級腕時計にも通じる美しさを感じさせるカメラです。

一方で最近のデジタル一眼レフのデザインは、どうもあまり好きではありません。一つは機能が増えた分、どうしてもボタンが多くなってしまい、見た目がごちゃごちゃしてしまうのと、もう一つはきっと、技術が進歩して、デザイナーの「わがまま」が通るようになった事が、デザイン的にはマイナスに働いているのではないかという気がするのです。

昔はデザイナーがこんなデザインのものを作りたいと考えても、ボディの材質は金属中心で、加工・成型技術も低かったでしょうから、デザイナーは相当な妥協を強いられ、その制約の中で工夫をこらしたからこそ、それがデザインの美しさとして現れたのではないかという気がします。今は技術が進歩した分、デザイナーのああしたい、こうしたいという「欲」が比較的簡単に実現してしまい、それがデザイン上はむしろマイナスに働いているのではないでしょうか。もしそうなのだとしたら、この先私が美しいと思える新機種に出会うのはひょっとすると至難のことなのかもしれません。

2006年09月05日

EasyShare V705サンプル画像出ました

星の数ほど新機種が発表されているにも関わらず、こればかり紹介していますが、コダックの超広角レンズ搭載のコンパクトデジカメ・EasyShare V705のサンプル画像がデジタルARENAに掲載されました。
まだ試作機との事ですが、画質を判断する上での目安とはなるでしょう。ぱっと見た感じ、前モデルのV570と似て、解像度はあまり感じませんが、サブカメラとして使う分には必要十分ではないでしょうか。

コダックの2眼デジカメ「EasyShare V705」の画質チェック第一弾!
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060905/118470/

トイカメラ

フィルムカメラに「トイカメラ」というジャンルがあるのをご存じでしょうか?別におもちゃのカメラという事ではなく、ロシアや中国などで生産された安っぽいカメラの事を指します。代表的なものでは、LOMOHOLGAというブランドがあり、見た目が安っぽいだけでなく、画質面でも決して誉められたものではなく、個体による品質のバラツキもかなりあるとの事。
それにも関わらず一部のマニアの間では人気が高く、ホームページでもこういったカメラで撮影した写真が紹介されたり、ちょっとしたブームになっています。

品質のいい加減さについては、こちらこちらのページなどをご覧いただきたいのですが、日本人の感覚からすれば本当なの?と耳を疑うような話が書いてありますけど、きっと本当の事なのでしょう。それにも関わらず、どうしてトイカメラを使うのか?

我々が使うカメラは品質が良くなりすぎて、どのカメラを使っても優等生的な写真しか吐き出してくれなくなってしまいました。その反動として、発色に妙に癖があったり、ピントが甘かったり、そういう欠点のあるカメラの作り出す個性的な写真が、むしろ魅力的に見えてくるということなんでしょう。
私もいくつか作画例を見ましたが、最近撮影された写真なのに、数十年前の写真を見ているような、なにか不思議な気持ちになりました。

HOLGA(フィルムカメラ)
楽天のショップへ(HOLGA)

(追記)どこか外国からの小話
日本とロシアの両国の自動車メーカーに車の製造を依頼している会社が、車の密閉性のテスト方法を検討するように注文を出した所、数日後にそれぞれからこのような回答が戻って来た。
日本「ドアも窓も閉めきった車の中に猫を入れておいて、翌朝に猫が窒息死していれば密閉性に問題はないと考えます」
ロシア「ドアも窓も閉めきった車の中に猫を入れておいて、翌朝になっても猫が車の中にいれば密閉性に問題はないと考えます」

2006年09月03日

PENTAXのデジタル一眼新機種?

"K10D"という製品名で、PENTAXのデジタル一眼レフの新機種の噂が飛びかっています。元々今年の2月にアメリカで開催された写真機材ショー「PMA 2006」の時点で、すでに製品自体は発表されていました。

PENTAXのリリース文上は、製品名未定・有効画素数1000万画素・2006年秋頃に発売予定と書かれており、これが今回正式発表となるのでしょう。位置付けとしては、K100Dのひとつ上のランクの中級機、Canonの30Dや、NikonのD80対抗のモデルと思われます。
具体的なスペック・価格等については、私もネットで出ている情報を一部見ましたが、どうもマユツバな感じがして、ここでの掲載は控えさせていただきます。Googleで"K10D"で検索すれば、日本語のページもヒットしますので、興味のある方はご確認ください。

9月26日からは写真関連で最大のイベント「Photokina(フォトキナ) 2006」がドイツで開かれますので、他のメーカーもこれに向けてどのような動きを見せてくるか、興味津々です。
Canonは上のほうの機種のモデルチェンジの噂が前から出ていますし、NikonもD80の下のクラスをどうするつもりなのか。また、Sonyもα100に続く2機種目をいつ、どんな内容で投入してくるか。オリンパスは以前お伝えしたように、E-1の後継機を発表するはずです。楽しみに待ちましょう。

2006年09月01日

EASYSHARE V705国内発売は?

何度かご紹介している、「通」好みの超広角レンズ搭載デジカメ・コダックのEASYSHARE V705ですが、アメリカでは今月発売開始ですが、国内の発売はまだ具体的な話が出て来ていません。
ですが、コダックのホームページには、すでになぜか日本語での紹介ページが掲載されています。
ご存じの方はご存じでしょうが、概略をご紹介すると、
・画素数700万(前モデル500万)
・超広角23mm単焦点と39~117mmズームを搭載
・2.5インチ液晶モニター
・SDカード+32MB内蔵メモリ
・ISO感度50~1000(前モデル64~800)
(電子式)手ぶれ補正搭載?
といった所です。

手ぶれ補正機能は、原文を見ると"Anti-blur technology"と書いており、光学式手ぶれ補正を搭載していないのは間違いないので、恐らくソフト的に手ぶれ・被写体ぶれを補正するものと思われます。
その他細かい所では、三脚固定で風景やマクロ撮影時に便利な2秒セルフタイマー搭載、また前モデル(V570)の欠点であった、内蔵ストロボの設定保持といった改善もされているので、国内発売の正式決定が待ち遠しい所です。

前モデル(V570)については、いくつかのページでサンプルを見ることができます。正直、最新のデジカメと見比べると、画質的には大したことはありません。特に遠景を見ると、かなり写りが甘く感じます。ですが、23mmの超広角に魅力を感じる人には、欠点も個性として受け入れることのできるのがこのカメラでしょう。
また、新機種では700万画素になっている分、画質が改善している事に期待したい所です。

EASYSHARE V705(画像を拡大)

EASYSHARE V705(画像を拡大)

公式ページ(日本語)
http://www.kodak.com/eknec/PageQuerier.jhtml?pq-locale=ja_JP&pq-path=9592
前モデル(V570)のレビューページ
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/01/19/3031.html
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/longterm/2006/02/06/3149.html (長期レビュー)
http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/20060131/115215/index.shtml

2006年08月26日

Nikon、キムタクを起用

Nikonがデジタル一眼レフD80のコマーシャルに木村拓哉氏を起用との事。全盛期ほどの勢いはないにせよ、ジャニーズ事務所にいくらふんだくられるのでしょう。
キムタクのコマーシャルって久しぶりのような気がしましたが、よく思い出してみると、富士通がFMVシリーズのコマーシャルで使っていましたね。
そういえば、Nikonと富士通って、それぞれの業界での位置が似ているような気がします。偶然でしょうか?すると、CanonがNECで、Sonyは・・・Sonyでいいんでしょうか。

ニコン、D80体験会を六本木ヒルズで開催
~CMキャラクターに木村拓哉氏を起用
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/08/25/4483.html

2006年08月24日

国内名称はEOS Kiss Digital X

Canonのデジタル一眼・EOS Kissの後継機が正式発表になりました。国内での名称はEOS Kiss Digital Xで、価格はボディのみで9万円前後の模様。Sonyのα100とPENTAXのK100Dの中間の価格設定です。発売開始は9月8日。

Canon EOS Kiss デジタル X レンズキット

Amazonで価格をチェック
楽天ショップの最安値をチェック

・公式ページ(リリース文)
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2006-08/pr-eoskissdx.html
・公式ページ(製品紹介)
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissdx/index.html
・[速報]キヤノン、ゴミ対策機能搭載の「EOS Kiss Digital N」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/08/24/4460.html
・キヤノン、センサーのゴミ対策を施したエントリー向けデジタル一眼「EOS Kiss Digital X」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/08/24/4464.html
・キヤノン、「EOS Kiss Digital X」発表会を開催
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/08/24/4469.html
・[速報]キヤノン、一眼レフ入門機の最新モデル『EOS Kiss Digital X』を発表
http://ascii24.com/news/i/hard/article/2006/08/24/664146-000.html
・キヤノン、一眼レフ入門機の最新モデル『EOS Kiss Digital X』を発表
http://ascii24.com/news/i/hard/article/2006/08/24/664151-000.html
・Kissは国民的一眼レフ、単一機種で年内45%のシェアを目指す-EOS Kiss Digital X発表会から
http://ascii24.com/news/i/mrkt/article/2006/08/24/664154-000.html
・[速報]キヤノン、「EOS Kiss Digital X」発表、1010万画素、ゴミ除去システム搭載
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20060824/118273/
・1000万画素+ゴミ取りで魅力アップの新キスデジを写真でチェック!
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20060824/118287/
・[速報]キヤノン、EOS Kiss Digital Xは有効1010万画素CMOS、ゴミ取り機能搭載
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/08/24/422.html
・「必ず名機と呼ばれるようになる」 - EOS Kiss Digital X
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/08/24/426.html
・キヤノン、1010万画素の一眼デジカメ EOS Kiss Digital X発表
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20211727,00.htm

広告スペース