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デジカメ カテゴリー(新しい記事順)

2008年08月28日

叩いて操作するデジカメ「μ1050SW」

オリンパスが発売する「μ1050SW」は、今年の2月に発売になった水中3mまでの防水・防塵、高さ1.5mからの耐衝撃機能を備えたコンパクトデジカメ「μ850SW」の後継機種。

特徴的な新機能として、カメラをトントンと叩く事で操作を行える「タップコントロール」機能を搭載しており、カメラの上部・右側面・左側面・液晶モニターをトントンと叩く事で、フラッシュの設定変更や画像再生などの操作を行う事ができ、どこを叩けばどのような動作をするかをカスタマイズする事も可能。

カメラの基本スペックとしては、1,010万画素センサーに、38~114mmの3倍ズーム、2.7インチ液晶モニター、顔検出機能を搭載。9月4日発売予定で、店頭予想価格は4万円前後。

μ1050SW

ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2008b/nr080826mju1050swj.cfm
製品情報ページ
http://olympus-imaging.jp/product/compact/mju1050sw/index.html
オリンパス、ボディを叩いて操作できる「μ1050SW」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/08/26/9072.html

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2008年08月27日

ニコン、デジタル一眼「D90」発表

EOS 50Dを昨日発表したキヤノンに対するいやがらせのようなタイミングでニコンが発表したのは、中級機D80の後継機「D90」。

・12.3メガCMOSセンサー搭載(おそらくD300/ソニーα700と同じもの)
・4.5枚/秒の高速連写
・動画撮影機能搭載(最大1280×720で24 fps・AFは不可)
・ライブビュー搭載(顔認識も可能)
・3インチ92万ドット(VGA)の高精細液晶搭載
・GPSユニット(別売)に対応

というのが主な特徴で、この内容で店頭予想価格12万円(D80と同じ・EOS 50Dより3万円安)で出してきました。もちろん50Dのほうがスペック的に上回っている部分はいくつかありますが、一眼で初めて動画撮影機能を搭載し、従来15万以上の機種でしか搭載されていなかった、5枚/秒に近い連続撮影を可能にするなど、この価格帯の製品としては、驚きのスペックです。

重量はD80より35g増えましたが、中級機としては軽量の620gで、大きさは変わらず。発売開始は9月19日予定。

ニコン D90

ニュースリリース
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2008/0827_d90_01.htm
製品情報ページ
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d90/index.htm
ニコン、動画が撮れるデジタル一眼レフ「D90」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/08/27/9083.html
ニコン、動画も撮影できるデジタル一眼レフカメラ「D90」発表--新レンズも
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/08/27/052/
動画が撮れる「D300」の弟分、「ニコンD90」が登場
http://ascii.jp/elem/000/000/165/165934/

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2008年08月26日

キヤノン、デジタル一眼「EOS 50D」発表

キヤノンから発表になったデジタル一眼新機種は、やはり噂通り、フルサイズ機5Dの後継でなく、中級機40Dの後継機「EOS 50D」でした。40Dからの主な変更点としては、

・画素数が1,510万画素に(40D:1,010万画素)
・背面の3インチ液晶が92万ドット(VGA)に(40D:23万ドット)
・ISO感度拡張で感度設定が最大ISO12800までに(40D:ISO3200)
・被写体に応じて明るさを自動補整するオートライティングオプティマイザ機能
・フェイスキャッチテクノロジー(顔検知機能)搭載

といった所。本体サイズはほんの少し大きくなり、重量は変わらず(※1)、9月下旬発売予定で店頭予想価格15万円と据え置き。
さて、多くの人がしびれを切らして待ち望んでいる5D後継機はどうなるか。来月のフォトキナ2008までに追加発表、あるいは当日参考出品の可能性も、もちろん消えた訳ではありませんが、また来年までお預けという最悪のパターンも予想しておいたほうがよさそうです(※2)。

(※1)サイズ変わらず、重量10g減でした。お詫びして訂正いたします。
(※2)年内にもう1機種との発言があったらしいので、希望が出てきました。

EOS 50D

ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-08/pr-eos50d.html
製品情報ページ
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/50d/index.html
キヤノン、“DIGIC 4”を搭載した中級機「EOS 50D」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/08/26/9086.html
DIGIC 4搭載の新ミドルクラス「EOS 50D」
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0808/26/news058.html
1500万画素+高感度対応の「EOS 50D」発表
http://ascii.jp/elem/000/000/165/165742/
キヤノン「EOS 50D」、高感度と連写を強化した1510万画素の中堅デジタル一眼(動画あり)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080826/1017984/

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2008年08月21日

フォトキナ2008まで1か月・新機種事前予想

キヤノンに遅れる事数年、ニコンがフルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフをついに発表し、フルサイズ機戦争が幕を開けた2007年がフルサイズ零年、そして競争が激化する今年2008年がデジタル一眼のフルサイズ元年と書いたのが去年の末でしたが、ニコンが2機種目で廉価版のフルサイズ機・D700を先日投入し、ソニーのフルサイズフラッグシップ機登場も秒読み段階になってきました。

来月23日にはドイツで最大規模のカメライベント・フォトキナ2008が開催になり、それまでにフルサイズ機含め、複数の新機種が発表になると思われますが、各メーカー毎の動向をまとめてみました。

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2008年08月20日

"メイクアップ機能"付きデジカメ「EXILIM EX-Z300」

カシオが発表したコンパクトデジカメ・「EXILIM ZOOM EX-Z300」は、ボタン1つで顔の肌のコンディションを整え、日差しによる顔の影は目立たなくするなど、美人をより美人に写してくれるメイクアップ機能を搭載しています。効果は12段階設定で、もっとも強いレベル12にすると、故・鈴木その子女史顔負けの美肌に生まれ変われるのでしょうか?

その他のスペックは1010万画素センサー・28~112mmの4倍ズームに光学手ぶれ補整搭載。また、1280×720pのHDムービー撮影機能を搭載しています。8月29日発売開始で店頭予想価格4万円前後。

EXILIM ZOOM EX-Z300

ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2008/ex-z300_z250.html
カシオ、“メイクアップ機能”搭載の28mmモデル「EX-Z300」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/08/20/9045.html

2008年08月13日

使い切りデジタルカメラ「ECO digi MODE」

全国で写真のプリントショップを展開するプラザクリエイトから、使い切りのデジタルカメラ「ECO digi MODE」が今月15日より一部店舗で先行発売になります。

いわば富士フイルムの「写ルンです」のデジタル版で、2.4インチの液晶が付いた300万画素のデジタルカメラ。撮影可能枚数は50枚で、撮影後10秒以内なら撮り直しもできます。撮影が終わったら店舗に持ち込むと、画像をCDに記録してくれ(無料)、当然プリントを申し込む事も(Lサイズ1枚37円)、同社のサービスである「フォトブック」や「フォトストラップ」に加工する事も可能。

今回発売になるのは、3m防水タイプで、税込1,980円。取り扱い店舗は関東近郊の「パレットプラザ」「55ステーション」約50店舗となっています。パソコンが苦手で、印刷もすべてお店に任せてしまいたいという人には面白いサービスかもしれません。

20080813eco-digi-mode.jpg

ニュースリリース(pdf文書)
http://www.plazacreate.co.jp/news/2008/20080813.pdf
「使い切りデジカメ」先行販売 プラザクリエイト
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/13/news031.html

2008年08月11日

ローライの二眼レフ風トイカメラ「ブラックバードフライ」

スーパーヘッズから、ローライフレックスの二眼レフ風トイカメラ「ブラックバードフライ(Black Bird Fly)」が発売になります(デジカメではなくフィルムカメラ)。

詳しい仕様はまだ明らかではありませんが、ファインダーを上から覗き込む撮影スタイルで、通常の35mmフィルムを使用するもよう。色はブルー・オレンジ・ブラックの3色が用意されており、価格は1万円前後になる見通しです。現在原宿で開催中のイベント「マジカルカメラツアー2008」で先行展示中で、今月発売予定との事。

ブラックバードフライ(Black Bird Fly)

製品情報ページ
http://www.superheadz.com/bbf/
原宿で夏恒例トイカメライベント-「2眼レフトイカメラ」先行販売(※)も
(※公式ページには展示のみとあります)
http://www.shibukei.com/headline/5471/

2008年08月10日

「スーパーミニアルバム プチファビネ」の限定柄

スーパーミニアルバム プチファビネ」は、ナカバヤシが今年の2月に発売した写真を入れる小さなアルバムで、今回水玉とチェックの5種類のデザインが限定発売になります。

アルバムは46(H)×45(W)×10(D)mmと、ケータイにぶらさげても気にならないほどの極小サイズで、フリー黒台紙が5枚セットになっています。中には写真プリントシールや雑誌の切り抜きなど、好きなものを入れてかまいませんし、別売のプリント用紙「スーパーミニサイズ写真用紙・光沢紙」と、無償ダウンロードできるWordの出力テンプレートを使えば、自分が撮影した写真を手軽に印刷可能。8月中旬発売開始で、税込630円。

プチファビネ

ニュースリリース
http://www.nakabayashi.co.jp/service/news/detail.html?news_id=176&mode=view
ナカバヤシ、携帯用ストラップ付きミニアルバム「プチファビネ」に限定柄
http://www.nikkeibp.co.jp/news/life08q3/581223/

2008年08月07日

ニコンのGPS搭載コンパクトデジカメ「COOLPIX P6000」

ニコンが発売するCOOLPIXシリーズの最上位モデル「COOLPIX P6000」は、カメラの基本スペックだけ見たら、それほど目立った部分はありませんが、GPSユニットを標準搭載し、撮影した画像に撮影ポイントを記録し、家に帰ってから撮影場所を地図上で確認する事ができます。

1,350万画素のCCDセンサーに、レンズは35mm換算で28~112mmの4倍ズーム。2.7インチの液晶モニターに光学ファインダーも搭載し、他には有線LAN端子を搭載し、LAN接続してニコンの画像保存・共有サイト「my Picturetown」に画像をアップロードできるのが珍しい所。また、別売で28mm対応の外部光学ファインダーがあり。店頭予想価格6万円で、9月発売予定。

COOLPIX P6000
(外部光学ファインダー・アクセサリーリングを装着した所)

ニュースリリース
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2008/0807_p6000_02.htm
製品情報ページ
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/p6000/
ニコン、GPSユニット内蔵のフラッグシップ機「COOLPIX P6000」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/08/07/8994.html

2008年08月06日

ミッキーマウスのデジタルフォトフレーム

セガトイズが発売する「ディズニー Digi Pod ミッキーマウス」は、同社の小型デジタルフォトフレーム・「Digi Pod」のミッキーマウスデザインバージョン。

本体のサイズは85(W)×90(H)×70(D)mm、1.5インチの小型液晶を搭載し、メモリースロットは搭載せず、内蔵メモリーで40枚強の画像をスライドショー再生可能で、時計機能もあります。10月末発売予定で、税込4,935円、ピンク・ブルー・ブラック・ホワイトの4色あり。

ディズニー Digi Pod ミッキーマウス

セガトイズ ホームページ(現時点で未掲載)
http://www.segatoys.co.jp/

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2008年08月05日

新規格「マイクロフォーサーズシステム」発表

オリンパスとパナソニックから、新規格「マイクロフォーサーズシステム」が発表になりました。「フォーサーズシステム」というのは、そもそもデジタル一眼レフカメラの規格の名前で、現在この2社から対応製品が発売になっていますが、一般的なAPS-Cサイズセンサー搭載のデジタル一眼より、一回り小さなイメージセンサーを採用し、小型なデジタル一眼レフを設計しやすいのが特長です。

今回の「マイクロフォーサーズシステム」は、イメージセンサーには従来のフォーサーズと同じサイズのものを採用し、その代わりマウント(レンズ取り付け部分)の直径を小さくし、フランジバック(マウントからイメージセンサーまでの距離)を短くする事で、よりコンパクトなレンズ交換式デジタルカメラの開発を可能にするものです。
なお、従来のフォーサーズ用レンズは、アダプターを介すれば新規格でも使えますが、新規格向けに開発されたレンズは、従来機では使えません。

まだ規格発表の段階で、具体的にどのような製品が出てくるのかはよくわからない部分もありますが、光学ファインダーが無く(当然カメラ内部にミラーも無く、もはや"一眼レフ"ではない)、ライブビュー専用といったユニークなレンズ交換式小型デジタルカメラが出てくるものと思われます。9月23日にドイツで開催する最大規模のカメライベント・「Photokina 2008」への出品も未定となっていますので、実際に製品が出てくるのは来年になってしまうかもしれません。

マイクロフォーサーズシステム

ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2008b/nr080805fourthirdsj.cfm
オリンパスとパナソニック、「マイクロフォーサーズシステム」規格を発表
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/08/05/8979.html

2008年07月22日

パナソニックの高級コンパクト「LUMIX DMC-LX3」

本日発表になったパナソニックのコンパクトデジカメから、店頭予想価格65,000円と安いデジタル一眼が買えてしまいそうな価格設定の高級機「LUMIX DMC-LX3」をピックアップ。

この製品はまずレンズが特徴的で、超広角24mmスタートの24~60mmの2.5倍ズームを搭載し、開放F値はF2~F2.8とコンパクト機としては非常に明るく、暗い所でシャッター速度を稼ぎたい場合や、背景をぼかして被写体を浮かび上がらせたい場合に有利になっています。

画素数は高感度撮影時に有利なように1,010万画素に抑え、ISO感度は80~3200、高感度モードでは6400までの設定が可能。露出モードはプログラム、絞り優先、シャッター速度優先、マニュアルまで搭載し、他にホワイトバランス微調整機能や多重露出機能を装備と至れり尽くせり。

その他ハードスペックとしては、光学式手ぶれ補整機能・2.5枚/秒の連写機能(RAW撮影では3枚/秒)・任意選択した部分を拡大表示可能なマニュアルフォーカス機能、さらにオプションで外部光学ファインダー、外付ストロボ、18mm相当のワイドコンバージョンレンズ装着可能と非常に充実しており、デジタル一眼の代用に使えそうなコンパクト機を探している人は、要チェックの1台です。発売開始は8月22日。

LUMIX DMC-LX3

ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080722-4/jn080722-4.html?ref=news
製品情報ページ
http://panasonic.jp/dc/lx3/
パナソニック、開放F2の24mmズーム機「LUMIX DMC-LX3」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/07/22/8876.html

2008年07月07日

ソニー、デジタル一眼「α300」を国内販売

今年の3月に発売された、ソニーの可動式液晶&ライブビュー付きデジタル一眼「α350」には、双子の弟「α300」というのがあり、海外でのみ販売されていましたが、国内でも販売を開始する旨発表がありました。

基本スペックはα350とほとんど同じですが、画素数がα350の1,420万画素に対し1,020万画素、その代わりに連写速度がα350より0.5コマ速い3コマ/秒となっています(ライブビュー時は2コマ/秒)。
ボディカラーはブラックとシルキーゴールドの2色(シルキーゴールドはレンズキットのみ)で、オープン価格となっていますが、ボディのみの店頭予想価格で、α350より1万円安の8万円といった所でしょうか?今月の17日より発売開始。

※予想よりアグレッシブな7万円の設定でした。実売で6万ちょっと、さらに期間限定で1万円のキャッシュバック(リリース文参照)あり

ソニー α300

ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200807/08-0707/
製品情報ページ
http://www.sony.jp/products/Consumer/dslr/products/body/DSLR-A300/index.html
ソニー、可動液晶モニター搭載デジタル一眼の廉価版「α300」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/07/07/8798.html
ライブビューがより手頃な価格に! α300登場
http://ascii.jp/elem/000/000/148/148618/
ソニー、デジタル一眼レフカメラ「α300」を発表
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/07/020/

2008年07月02日

ハートの形のデジタルフォトフレーム

液晶画面に写真を映し出すデジタルフォトフレームの売上が急拡大しているようです。BCNランキングの記事によると、今年に入ってからのこの半年で、金額ベースで4.8倍にまで跳ね上がっているとの事。

各社の製品も色々な種類のものが出てきていますが、グリーンハウスが発売する「GHV-DF24HT」は、2.4インチの小さめの液晶画面に、ハート形のフレームを組み合わせたもの。カードスロットは装備せず、画像の転送と充電はパソコンに接続して行います。

店頭予想価格は5,980円前後で7月中旬発売予定。ハートが恥ずかしい人にはクリアフレームが付属し、置く場所が狭い場合はフレームを取り外して利用する事もできます。

GHV-DF24HTGHV-DF24HTGHV-DF24HT

製品情報ページ
http://www.green-house.co.jp/products/gaudi/digitalphotoframe/df24ht/
グリーンハウス、ハート形の2.4型デジタルフォトフレーム
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/accessories/2008/07/01/8766.html

2008年07月01日

フルサイズセンサー搭載デジタル一眼「Nikon D700」

噂通り、フルサイズセンサー(=カメラのフィルムと同一サイズのセンサー)を搭載したニコンのデジタル一眼レフ「D700」が発表になりました。まず価格ですが、店頭予想価格でボディのみ33万円前後、つまり実売ではいきなり30万円ジャストくらいで買える値段設定です。発売開始は今月25日。

にも関わらず、スペック的にはハイエンド機と比べてもそれ程遜色のない内容になっており、まずセンサーには、フラッグシップ機D3と同じ1,210万画素のフルサイズCMOSセンサーを採用し、画質的にもD3と同等以上のものが期待できるでしょう。

D3とカタログスペックを比べた場合、劣る部分としては、ファインダー視野率が95%止まりである事、単体での連写速度が5コマ/秒止まり(別売のバッテリーグリップを付けて8コマ/秒)である事、メディアスロットが1つである事くらいですし、その代わり実売で20万円程度安く、重量は995gと250gも軽量。

また、D3の下のD300(APS-Cサイズの小型センサー搭載)と比べた場合、これもファインダー視野率と連写速度が劣りますが、D300プラス10万円程度の価格でフルサイズセンサー搭載機が購入できるのはやはり大きな魅力です。

今年はキヤノンから、このD700の対抗モデルとなるであろうEOS 5D後継機が、ソニーからはαシリーズの最上位機が、それぞれフルサイズセンサーを搭載して登場すると見られていますが、先陣を切ったニコンが、コストパフォーマンスの非常に高いモデルを出してきた事で、フルサイズセンサー搭載機の各社の争いは非常にハイレベルなものになってきそうです。

Nikon D700

ニュースリリース
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2008/0701_d700_01.htm
製品情報ページ
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d700/index.htm
ニコン、フルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフ「D700」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/07/01/8761.html
ニコン、フルサイズセンサーを搭載した「D700」を発表、基本スペックは「D3」に匹敵!
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080630/1016179/?top