コダック Easyshareその後
これまで何度も取り上げた超広角23mmレンズ搭載のコンパクトデジカメ「Easyshare V705」ですが、画質的に前モデルより改善しなかったのと、日本では価格が割高だったために(アメリカでは200ドルくらいで買えるという噂)、いま一つ盛り上がらないうちに、店頭からも姿を消しつつあるようです。
また一方で、他メーカーでも28mmまでの広角を採用したモデルが段々増えてきましたし、先日リコー から出たCaplio GX100は、24mmとV705に匹敵する広角を搭載しましたので、完全に広角レンズマニアの注目を奪われた格好です。
そんな中、PIEのイベントで参考出品されていたコダック「EasyShare V1003」の国内販売がアナウンスされました。
この機種はV705のような超広角搭載といった特徴のあるモデルではなく、1,000万画素CCDを採用した以外はあまりこれといって特筆すべき所のないコンパクト機なのですが、日本ではもう新機種は出ないのではないかと心配する声もあったくらいですし、とりあえず今後もコダック製品の国内販売は続くということなので、V705系列の血統を受け継いだ個性的な新モデルが将来出てくる事に期待しましょう。
コダック、1,013万画素コンパクトデジタルカメラ「EasyShare V1003」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/05/08/6200.html