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パソコン・AV機器 カテゴリー(新しい記事順)

2007年02月12日

Vistaインストール その3(使った感想)

前回の続き。

Windows Vistaインストールから10日あまり、そろそろ感想をまとめてみます。

まず総評ですが、安定度では今一歩の所はあるが、思ったよりも使えるといった所です。私のマシンはHome Premiumにはぎりぎりという感じのスペックだったのですが、特に遅くもありませんし、新機能もなかなか快適です。

と言っても、今XPを使っている人に、早く導入するよう勧めている訳ではありません。対応がまだのソフトやサービスもいくつかありますし、やはり特に急ぎでない人はもう少し様子を見て、そろそろ大丈夫と思える時までは待つ事をお勧めします。

Flip 3D

次に新しくなった点について。

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2007年02月08日

Vistaインストール その2(不具合)

前回の続き。

Windows Vistaをインストールしてから約1週間、これまで発生している問題をまとめてみました。

1)日本語入力(IME)が消える

日本語入力には現在標準添付のMicrosoft IMEを使っていますが、これが使っている内に、結構な頻度で消えて行方不明になってしまいます。コントロールパネルの「地域と言語のオプション」から言語バーの設定状態を変更すれば、出てくる事もあるのですが、大抵は消えたままです。
時には消えただけでなく、日本語入力自体ができなくなる事もあります。

2)IEでリロードしないとページが表示されない

Internet Explorer 7(以下IE)を使っていると、リロード(最新の情報に更新)ボタンを押さないと白紙表示になってしまうページが結構あります。調べてみると、IEが文字コードの認識に失敗しているのではないかという意見が出ており、ページ側で対応すればちゃんと表示されるようになるようですが、他のブラウザでは表示できているのですから、IEのほうでちゃんと対応していただきたい所です。

3)IE終了時にエラーが出る

一番うっとうしい問題が、IEを終了させた時に「Internet Explorerは動作を停止しました」と、異常終了したようなエラーダイアログがかなりの頻度で出てくる事です。原因不明。

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(1)・(2)の症状は他にも発生している人がいますので、間違いなくVistaのバグと思われます。(3)については同じ症状が出ている人が確認できなかったので、なにか他のソフトが悪さをしているのかもしれません。

今回はXPからアップグレードインストールをしたのですが、こういった時にVista固有の問題なのか、他のソフトの問題なのか切り分けが難しいので、クリーンインストールをしておくべきだったと後悔しています。これからチャレンジする人には、多少面倒でもクリーンインストールで行う事をお勧めしておきます。

笠原一輝のユビキタス情報局
Windows Vistaインストールレポート(前編)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0207/ubiq171.htm

次回に続く。

2007年02月04日

Vistaインストール

Vistaインストールしました。多少問題はありますが、とりあえず動いています。これからチャレンジしようという人のために、参考になりそうな情報をいくつか。

インストール環境

VistaのエディションはHome Premiumで、XP Homeからのアップグレードインストールで実施。マシンスペックはこちらを参照。なお、カノープスのTVチューナーカード(MTV2200SX)は外して作業し、まだ取りつけていません。

所要時間

せいぜい1時間半くらいで終わるかと思っていたら、2時間30分かかりました。アップグレードインストールでなく、クリーンインストールでやればそんなにかからなかったかも。

ディスク空き容量

推奨の15GBの空きを確保してからインストールを始めましたが、インストール直前の空き容量15.3GB、インストール終了時点の空き容量が10.7GBで、XPからVistaへバージョンアップした事でディスクの使用量は4.6GB増加した計算になります。
(追記:その後色々やっていく内に、またたく間に空きが5GB程度にまで減ってしまいました)

いくつか問題が出ていますが、もう少し検証の上まとめるつもりです。スペック的には4~5年前の性能のマシンですが、今の所そんなにストレスなく使えています。

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~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows Vista大百科
http://journal.mycom.co.jp/special/2007/windowsvista/
Windows Vista導入ガイド
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070123/259356/

次回に続く。

2007年02月02日

オーディオメーカー製Vistaパソコン「HDC-1.0」

オンキヨーから、Windows Vistaを搭載したパソコン「HDC-1.0」が発表になっていますが、さすがにオーディオメーカーらしく、高級感のある仕上がりのマシンになっています。

マシンスペックを見ると、CPUはCore 2 Duo T5500(1.66GHz)で、これはデスクトップ用の「Conroe」でなく、ノート用の「Merom」です。また、ハードディスクも小型な2.5インチの120GBを採用していますので、省スペースデスクトップですが、内部構成はノートPCに近い事がわかります。

熱と騒音の元になる電源をACアダプタで外付けにして騒音レベルを25db以下に抑え、また、オーディオ技術を活かしてサウンドへのノイズの影響を低減させているとの事で、オーディオと組み合わせて使いたい人には魅力的なマシンですが、Windows VistaがHome Basicなのがちょっと残念な所。スペック的にはなんとかHome Premiumでも大丈夫だった感じなのですけど。店頭予想価格は税込21万円前後、3月上旬(※)発売予定。
※プリメインアンプとのセットモデルは2月上旬先行発売

ONKYO HDC-1.0

製品ページ
http://www2.jp.onkyo.com/what/news.nsf/view/070201hdc10?OpenDocument
オンキヨー、CD音質を超えるHD 24bit/96kHzサウンドに特化したPC
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/02/01/425.html
ハイコンポサイズの“HDオーディオPC”――オンキヨー「HDC-1.0」
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0702/01/news051.html
退化する音楽性に終止符を!――HDオーディオPC「HDC-1.0」発表
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0702/02/news005.html
オンキヨー「AVパソコン」のオーディオ性能は?
~ デザインや操作性を刷新した「HDC-1.0」 ~
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070219/dal270.htm

楽天のショップで価格をチェック

2007年01月30日

Vista届きました

ネットで注文していたWindows Vistaが届きました。当然Home Premiumです。さっさとインストールしてしまいたいのですが、ハードディスクに空きを作って、それとTVチューナーカードは外さないと不安なので、これがなかなか面倒くさい。それでも今週中にはなんとかカタをつけるつもりです。

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MacBookにXPをインストールしている真っ最中に到着

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プラスチックの小型パッケージ。付属品は薄い説明書のみ

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予約特典のストラップ。大したものではありません

Windows Vista発売カウントダウンイベント
ヨドバシAkibaの様子
ヨドバシ梅田の様子

2007年01月29日

全部入りでPCもつながる液晶テレビ

この液晶テレビはすごいです。ダイナコネクティブという所から発売の「DY-LC20SDD」という名の製品ですが、地上デジタル/アナログチューナー搭載で、アナログRGB(D-sub 15ピン)付きでパソコンにもつながって、さらに恐ろしいことにDVDプレイヤーを内蔵していてWeb販売価格(イオンで販売中)がなんと税込59,800円。

液晶のサイズは20インチで解像度も1,680×1,050ドット(私が今使っている10万円以上したソニーの液晶テレビより上)あり、D4×1・S映像×1・コンポジット×1など、入出力端子も一通り用意されています。

あまりに話がうますぎて、どこかにワナが仕掛けられているんじゃないかという気もしますが、是非どなたか勇気を出して購入いただき、情報をお寄せください。

ダイナ、地デジ/DVDプレーヤー内蔵の20.1型液晶テレビ
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070129/dyna.htm
製品情報ページ
http://www.dynaconnective.co.jp/products/products03_001.html

2007年01月27日

Vistaまであと3日

いよいよ30日の発売まで後3日と迫ったWindows Vistaですが、もはや恒例行事となった深夜のカウントダウンイベントがあちこちの販売店で行われます。

ビックカメラ有楽町店では眞鍋かをりさん、秋葉原のTSUKUMO eXではセイン・カミュ氏にVistaガールズ(?)に現役ボディビルチャンピオンUltimateブラザーズ(?)、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは川村ゆきえさん、秋葉原のドスパラ本店では古谷徹氏(星飛雄馬/アムロ・レイ)など、有名人がゲストで来る所も多いので、ミーハー気分で参加するのも悪くないかもしれません。

店頭ではすでにVistaをインストールしたデモ機が並べられており、私も恥ずかしながら今日初めて実際に触ったのですが、画面写真はもう飽きる程見ていたのに、実際に生で見たほうが画面が美しく感じ、ちょっと意外な気がしました。

大体Windowsの画面デザイン(見た目)は伝統的に、Windowsロゴと同じく赤や青や緑などの原色中心の色使いで、どうも見た目が安っぽくいまいち好きになれなかったのですが、Vistaも原色中心なのは変わりないですけど、Aeroの半透明機能により、原色のけばさがうまく抑えられており、見た目では歴代のWindowsと比べ、かなりの好印象を受けました。

特に画期的な機能を搭載している訳でもなく、XPからの移行はスローペースだろうと予測されるVistaですが、企業ユーザはともかく、個人ユーザに関してはこの新しいデザインが支持を受ければ、案外早いペースでVistaへ移行していくのではないかとも思った次第です。

[Vista関連記事バックナンバー]

Windows Vistaに備える その1その2その3その4
Vista搭載のパソコン春モデル続々登場
Vistaインストールのお供、ゲイツちゃん おでん缶
Are you ready for Vista?

2007年01月22日

Windows Vistaに備える その4 ~まとめ~

前回の続き。

Vista発売まで約1週間という所まで迫ってきましたが、買うかどうか迷っている人へ、最後に独断と偏見でアドバイスを。

・どうせ買うならHome Basicでなく、Home Premiumにしましょう。目玉のAeroインターフェースが使えないHome Basicで妥協するくらいであれば、無理にVistaに上げる必要はないのでは(後でPremiumにアップグレードすることもできますが、高くつきます)。
XPは発売から5年経ち、十分安定してきていますし、Aeroという目玉抜きのVistaへ手間をかけてバージョンアップするより、今使っているマシンを買い替える時までは、XPを使う事にしたほうがいいのではないかと思います。

・早めのタイミングでVistaを買うにしても、ハード/ソフトの対応状況・不具合への対処方法等の情報が十分出てくるまで(少なくとも2~3か月)は待ちましょう。理想を言えば、最初のサービスパック(SP1)が出るまで待つのが吉です(XPの時は発売からSP1リリースまで約1年でした)。

・発売されたらすぐに入れたいという人は、人柱覚悟で挑むべきです。致命的なトラブルに直面する事は、運が悪くない限りそれ程ないと思いますが、いくつかの問題(動かないハード/ソフトが出てくるとか、OSの動作が微妙に変とか)が発生する可能性は大いにあります。

Microsoft Windows Vista Home Premium アップグレード版
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 ※予約特典キャンペーン実施中(29日まで)

楽天のキャンペーンはこちら

仕様変更の多いアップグレード版?PCを軽くしたかったらAeroオン?
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070113/etc_dvsp.html
マイクロソフト、「Vista」サービスパックをすでに計画中
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20341375,00.htm

2007年01月20日

レコードをMP3録音可能なプレイヤー

サイテックというメーカーから、アナログレコードをUSBメモリに音楽ファイルとして録音可能なプレイヤー「TCU-311D」が発売になっています。
製品の内容としては、アナログレコード及びCDの再生と、FM/AMラジオ機能を内蔵し、接続したUSBメモリにレコードまたはCDの内容を、MP3/WMAのファイル形式で録音可能というものです。

外観は妙に厚みがあって、中に真空管でも入っているんじゃないかと疑りたくなりますが、レコードプレイヤーというより蓄音機と呼びたくなるような雰囲気のあるデザインですので、レトロ系のインテリアに興味がある人にはお勧めです。

TCU-311D

製品情報
http://www.scitec.jp/products/TCU-311D.html
レコードを直接MP3録音できるプレイヤーが登場
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070120/etc_record.html

楽天のショップで価格をチェック

※6月に後継機種の「TCU-350SD」が登場しています(2007.6.25付記)。
製品情報ページ
http://www.scitec.jp/products/TCU-350SD.html

2007年01月19日

Windows Vistaに備える その3 ~TVチューナー問題~

前回の続き。

今使っているパソコンのOSをVistaにバージョンアップする場合、問題が出る可能性が高いのがTVチューナー・ビデオキャプチャーカード類です。
最近の一部の製品を除いては、テレビを観ている時にはHome Premium以上に搭載されているAeroインターフェースが無効になってしまう可能性が高いのです。

詳しい話は省きますが、以前はディスプレイにテレビなどの外部からの映像信号を表示する時には、ビデオオーバーレイという技術が広く使われていたのが、VistaからはDXVA(DirectX Video Acceleration)という技術が標準になったためで、Aeroと共存させるにはメーカーが対応したドライバを出してくれる事を期待するしかないのですが、出るかどうかは保証の限りではありません(古いものではドライバが作れるかどうか自体怪しい)。

また、最悪の場合はVistaではまったく動作しないか、動作しても何か不具合が出る事もありえますので、TVチューナーや、ビデオキャプチャ機能搭載のパソコンをお使いの場合は、Vista導入前に、メーカーの対応状況をよく確認しておく事をお勧めします。

ちなみに私が使っているTVチューナーカードは、カノープスMTV2200という、MTV1000/MTV2000というベストセラーシリーズの1製品ですが、困った事に現時点ではVistaへの対応は一切アナウンスされておらず、多少手の込んだ事をしなければドライバのインストール自体できないようで、もしうまく動いたとしても、Aeroとの共存は無理で、メーカーが対応ドライバを出してくれる可能性もかなり低そうだという悲しい状況です。

VistaでMCE対応TVチューナカードを試す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1204/hot458.htm
Vista対応のTVキャプチャを軽く試してみる!!
http://akiba.ascii24.com/akiba/column/t-shirei/2007/01/05/666999-000.html
カノープスが進む道
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1117/hot456.htm
Vista第1世代のテレパソは買いか!?
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0702/20/news027.html


2番目のリンク先の記事で紹介されているVista対応
のTVチューナー・ELSA社製「EX-VISION 1600 TV」

楽天で探してみる

次回に続く。

2007年01月18日

御守り型USBメモリ

あのソリッドアライアンスから御守り型USBメモリ「i-Disk Charm」が発売になりました。以前から発売になっている「i-Disk Diamond」という256MBのUSBメモリに、朱・紺の2色の御守り袋がセットになったものですが、USBメモリのサイズが26.8x12.2x1.9mm、重さ約1gとかなり小型(本当かどうか世界最小)なので、ケータイにストラップとして取りつけてもよさそうです。

キャッチコピーが「受験生必携!?テスト中に何か思い出せそうな気がする」とありますが、受験生が試験会場にUSBメモリを持ち込んで、何に使うんでしょう?まさか電子カンニング?私にはよくわかりません...

i-Disk Charm

楽天のショップで価格をチェック

これまでに紹介したアイテム一覧
http://www.dgfreak.com/blog/localpages/items/items.html

2007年01月17日

丸いTVチューナー

今回発表になったパソコンの中で注目を集めたのが、みなさんご存じでしょうが、Sonyから発表になった丸い筐体が特長の「TV side PC TP1」です。大手メーカーがこういった個性的なデザインのパソコンを出すのは非常に珍しいのですが、せっかく実用性よりも見た目重視の路線を選んだにしては、はじけ具合が今一歩足りないような気がしました。

例えば、前面のドライブの所に美しくない「つなぎ目」が見えますが、ボタンを押すと真ん中の銀色のラインの所からウィーンと上部にせりあがって、ドライブが出てくるような仕掛けにして、つなぎ目は一切見えなくしてしまうとか、もうひとひねりあっと言わせる仕掛けがほしかった所です。

という訳で個人的に注目しているのは、オプションで出ている同じく円形のデジタルチューナー「DT1」のほうだったりします。
別にTP1専用でなく、他のPC/テレビに接続可能で、地上・BS ・110度CSのデジタルチューナー装備で、しかも無線LANで接続してパソコンから観賞する事もできますから、パソコンで地上デジタル放送を見られるようにしたい人には選択肢の一つとして検討の価値ありでしょう。
ただし、縦置きにすると転がってしまいますので、部屋に置くスペースがあるかどうか、買う前によく確認を。

デジタルチューナー DT1

製品情報ページ
http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?PD=26654

ソニースタイルへ
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2007年01月15日

Vista搭載のパソコン春モデル続々登場

まるで申し合わせたかのように、各社からWindows Vistaを搭載した春商戦向けのパソコン新機種が本日一斉に発表になりました。

個人的に興味があったのが、各メーカーが採用するVistaが一番安い「Home Basic」か、Aeroインターフェースに対応した「Home Premium」なのかという事だったのですが、各社の方針は結構まちまちなようです。
私の予想ではほとんどがPremium搭載で、Basicを搭載するのは一部の廉価モデルだけではないかと思っていたのですが、ざっとチェックした所Basicを搭載したモデルも案外多く(ざっくり3~4割程度?)、特にSHARPのノート新モデルでは、5モデル中すべてがBasicを採用しています。

OSのパッケージ価格で見た場合、VistaのHome BasicXPのHome Editionがほぼ同一価格ですので、Home Premiumを採用した機種はその分のコスト増を余儀なくされている訳で、世の中ソフトの値段が下落していっている中、OSの実質的な値上げに成功するとは、さすがマイクロソフトさん、いまいましいくらい商売がお上手です。

Vista搭載PCが一斉に登場 市場活性化に期待
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0701/15/news090.html
Vista出荷へのカウントダウンを開始!マイクロソフトが店頭販売に向けた各種施策を発表
http://ascii-business.com/news/0701/070115microsoft.html

Microsoft Windows Vista Home Premium アップグレード版
AmazonでVistaアップグレード版の価格をチェック
 ※予約特典キャンペーン実施中

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2007年01月11日

Windows Vistaに備える その2 ~Premiumは動く?~

前回の続き。

Windows Vistaにバージョンアップをしようと考えている人で、Home Basicでいいやと思っている人であれば、マイクロソフトの推奨システム要件のページを見れば、今使っているマシンで動くかどうか、それほど迷わずチェックできるはずですが、Aeroインターフェースを使いたいのでHome Premium以上を買いたいという人は、ビデオカード(グラフィック)の所でひっかかるのではないかと思います。

というのは、推奨システムを見ても、「Windows Aero対応かつ128MB以上のグラフィックメモリ」と書いてあるだけで、全然説明になっていないのです。で、「Windows Aero対応」についての注釈を見ると、

(1)DirectX 9対応
(2)ピクセル シェーダ 2.0 のサポート
(3)Windows Display Driver Model (WDDM)対応デバイス ドライバ
(4)ピクセルあたり 32 bit の色深度

と難しい事が書いてあるのですが、かなりパソコンに詳しい人でないと、自分の使っているマシンがこれをすべて満たすかどうかわからないでしょう(私も(2)がわかりませんでした)。
一番確実なのは、メーカーのホームページに行って、Aeroが動くかどうか確認する事ですが、情報が見当たらない場合、マイクロソフトが提供している「Windows Vista アップグレードアドバイザー」というソフトをダウンロードして実行してみるという手があります。

これはマシンをスキャンして、Vistaを使うのに問題があるハード/ソフトがないかどうかをチェックしてくれるツールで、現時点では英語版しか提供されていませんが、Vista発売までには(と言っても、もう日がありませんが)日本語版も提供される事になっています。
私も試してみましたが、インストールは簡単ですし、スキャン結果の解説もそんなに難しい英語ではありません。Vistaが使えるかどうか早く確認してみたいという人は下記サイトからダウンロードして試してみてください。
(追記:日本語版の提供開始は結局1月30日(!)になりました)

Windows Vista アップグレードアドバイザー
http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/getready/upgradeadvisor/default.mspx

クリックして拡大
スキャン結果の画面。
やはりディスクの空きが足りないと叱られました。

Windows Aeroの「注目3ポイント」
http://www.microsoft.com/japan/users/vista/special/001/default.mspx

次回に続く。

2007年01月10日

BDとHD DVD両対応のメディア登場

先日取り上げた、米ワーナー社のBlu-rayとHD DVD両方に対応したディスクというのが正式に発表になりました。
なにか革新的な技術なのかと思っていたら、双方のディスクを裏表で貼り合わせるという、どちらかというと力技系の製品でちょっとがっかりしましたが、売る側にとっては2つの規格の在庫を持たなくていいというのはありがたい話でしょうし、不毛な規格争いの一つの解決案という事では注目に値する製品だと思います。
問題はコスト的にやっていけるかどうかという所でしょう。今年の第2四半期に実用化を目指すとの事。

Warner、HD DVD/Blu-rayを1枚にした「Total Hi Def」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070110/warner.htm

それから、AppleのiPhone関係ですが、山ほど記事が出ていますので、全部追っかけていられないのですが、ITpro掲載のApple社へのインタビュー記事を見ると、セキュリティの関係上、iPhoneにユーザが自由にアプリを追加する事はできないという事が書いてありました。
まだ発売前で、将来的には変更になるかもしれませんし、ダメと言われても抜け道を探してアプリをインストールする方法を見つける強者も出てくるでしょうが、この手の製品の楽しみの一つは、自由なカスタマイズができる点にありますので、ちょっと気になる所です。