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パソコン・AV機器 カテゴリー(新しい記事順)

2006年10月04日

パソコンのディスプレイでテレビを見たい

TVチューナーを内蔵したパソコン用のディスプレイを欲しがる人がいます。私もそうなのですが、テレビを見るためにパソコンの電源を入れるのが面倒なのです。
そういう人達の求める理想の製品は、
(1)解像度が高い
(2)地上デジタルチューナー内蔵
(3)入出力端子が豊富
の少なくとも3条件を満たす必要があるのですが、これがまったく無いのです。

パソコン用ディスプレイでは、地デジチューナーが付いていないし入出力端子が貧弱、液晶テレビとして売られていてパソコンが接続できるものは(40インチ超くらいの大型を除いて)解像度が低いと、あちらを立てればこちらが立たない製品ばかりです。

私が今使っているのは、以前紹介したソニーのハッピーベガ(KDL-S19A10)というやや古い液晶テレビですが、地デジは見れますが、解像度が1280×768ドットしかなく、最近のパソコンディスプレイは、最低でも1280×1024(SXGA)はありますので、高解像度に慣れた人にはなかなか受け入れられません。解像度さえ妥協できるのであれば、このモデル、結構満足度は高いのですけどね。
TVチューナー内蔵ディスプレイを求める人達の探索は果てしなく続きます。
KDL-20S2500
Sony KDL-20S2500
(私が使っている液晶テレビの最新モデル)
20インチ・地上デジタルチューナーあり
パソコン接続可能・解像度1366×768

製品情報ページ
http://www.ecat.sony.co.jp/bravia/products/index.cfm?PD=26026&KM=KDL-20S2500

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2006年10月01日

SDカードタイプのワンセグチューナ

ゼンテック・テクノロジー・ジャパンという会社がSDカードスロットに挿して使うタイプのワンセグチューナユニットを発表しています。
写真を見ると、SDカードのスロットからはややはみ出しますが、このサイズにワンセグチューナが収まるというのはちょっと驚きです。一般販売は行なわずOEM供給のみですが、Windows XP・Linux・Windows CEの3つのOSに対応していますので、ちょっと古めのノートパソコンやPDAがこれを挿すだけでワンセグチューナ搭載モデルとなる訳で、なかなか魅力的な周辺機器です。発売開始は2007年の第一四半期。

ゼンテック、初のSDIOワンセグチューナユニット
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060929/zentek1.htm

2006年09月30日

プチプチ製PCケース

モバイルパソコン専用プチプチケース

こんなノートパソコン用のケースはいかがでしょう?見た目そのまま、素材はプチプチです。別にお歳暮のクッキーの箱に入っていたのを流用している訳ではありません。ちゃんと専用に開発され、「モバイルパソコン専用プチプチケース」という立派な商品名もあります。

素材が素材だけに、抜群のコストパフォーマンス、また耐久性も十分にあります。開発元は川上産業という会社で、下のリンク先の記事で、そこのプチプチ文化研究所(本気なのかどうかよくわかりませんが)の杉山所長が、プチプチの効能について、情熱を込めて語っておられます。

ちなみにプチプチというのは俗称でなく、この川上産業の登録商標なのだそうです。他にも色々なプチプチ商品を取り扱っており、「プチプチ OFFICIAL BOOK」というプチプチの解説本までありますので、興味のある方は覗いてみてください。

プチプチだらけ!プチプチオフィシャルブック

誰でも知ってる“プチプチ”は脇役だけでなく主役にもなれるんです!
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060928/118984/

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2006年09月28日

キャノン・エプソンのプリンタ新機種

もうご存じだと思いますが、キャノンエプソンのプリンタ2強から、新モデルが発表になっています。先日書いた通り、私はキャノンのiP4100という2年前に発売された機種を使っていますが、その後出た新製品を見た感じとしては、あまり大きな技術的な変化はなかったというのが率直な印象で、今買うとすれば、まだプリンタを持っていないか、少なくとも3年以上使っている方が対象でしょう。

単機能プリンタで、私の独断と偏見でお勧めを選ぶとすれば、ずばりキャノンのiP4300です。これは私が今使っているモデルの2世代後継にあたり、当然カラー印刷もできますし、それ以外に自動両面印刷カセット給紙という、特に印刷を頻繁に行う人には非常に便利な機能がついています。
カラー印刷で最高の画質を求めている方には別の選択もあるかもしれませんが、大体今のプリンタのカラー印刷は優秀ですので、ミドルクラス以上の機種であれば、どれを買っても、大抵の方はその画質に満足いくのではないかと思いますので、今年プリンタを買おうと思っている人には優れた付加機能を持つこの機種をお勧めさせていただきます。

キャノン製品情報ページ
http://cweb.canon.jp/pixus/index.html
キャノンiP4300製品ページ
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ip4300/index.html
エプソン製品情報ページ
http://www.epson.jp/products/colorio/printer/index.htm

Canon PIXUS iP4300
Canon PIXUS iP4300

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2006年09月24日

キングの挑戦

いわゆるOffice系の統合ソフトというのがあります。圧倒的なシェアを持つのがご存じマイクロソフトのMicrosoft Officeで、わが家のパソコンにもインストールしてありますが、最近のパソコンソフトの相場からすると値段が高いので、だいぶ以前のバージョンから、バージョンアップをしないままでいます。

これに対抗して、オープンオフィス(OpenOffice.org)というフリーのソフトが出ており、徐々に普及は進んでいるものの、まだまだ存在感が薄いのですが、先日新たな対抗馬として、キングソフトという中国のソフトメーカーが、4,980円の低価格なオフィスソフト"KINGSOFT Office 2007"というのを発表しました。
ワープロ・表計算・プレゼンテーションの3本のソフトからなり、特長としては見かけも操作も最大限Microsoft Officeに近づけ、ファイルの互換性も極力高めたとの事です。

じゃあ、このソフトがマイクロソフトに取って代われるかいうと、それはまた難しい問題であって、個人が使う分にはともかく、会社で使う時には99%の互換性でも完璧ではなく、たとえば、明日の会議で使うプレゼン用の資料を取引先から送ってもらったら、文字の表示がずれていて、仕方なく修正作業を始めたら深夜までかかってしまった、というような事が往々にして起こりえますので、なかなかこういう互換ソフトというのは、企業では導入しづらいのが実情です。

とはいえ、マイクロソフトが圧倒的なシェアを占めた状態では、なかなかソフトの値段も下がってきませんので、ライバル各社には是非健闘をお願いしたいと思いますし、個人で使う分にはそれほど互換性も関係ありません。
特に表計算ソフトは持っていると、ちょっとしたデータの加工や、情報の整理など色々使いみちがあるものです。Microsoft Officeは高いからと購入を手控えていた方は、こういった互換ソフトも検討してみてはいかがでしょうか。

2006年09月21日

MS社謹製スパイウェア対策ソフト

マイクロソフト社がスパイウェア対策ソフト“Windows Defender”というのを開発しています。来年1月発売予定のWindows Vistaに標準搭載され、XP/2000にも対応した無償のソフトです。

だいぶ以前からベータ版が提供されていますが、すでに日本語対応したものが入手可能です。このご時世、インターネットであちこちのページを見ていると、いつスパイウェアが自分のパソコンに入り込んでしまうかわかりませんし、悪質なものでは、ユーザのキー入力を読み取って、パスワードを盗みだそうとするものすらあります。ただで手に入れられるのですから、いただいておかない手はないでしょう。

マイクロソフト、プログラムマネージャーによる“Windows Defender”の説明会を開催
http://ascii24.com/news/i/soft/article/2006/09/19/664652-000.html
Windows Defenderダウンロードページ
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/spyware/software/default.mspx

2006年09月20日

次世代DVDプレイヤーとしてのゲーム機

すでに発売中の次世代ゲーム機Xbox 360用のHD DVDプレイヤーが11月に発売になります。価格は20,790円(税込)で、Xbox 360本体と合わせて60,765円、ハードディスク無しの廉価版Xbox 360本体との組み合わせでは50,590円で、HD DVDのソフトを鑑賞できるようになります。
ちなみにBlu-ray Diskプレイヤーとして使えるプレイステーション3(11月発売)と比べると、

プレイステーション3 (HDD 60GBタイプ) 75,000円前後?(オープン)
プレイステーション3 (HDD 20GBタイプ) 62,790円
Xbox 360 + HD DVDプレイヤー 60,765円
Xbox 360廉価版 + HD DVDプレイヤー 50,590円

(参考)任天堂Wii : 25,000円

と、HD DVDプレイヤー込みで比べた場合も、Xbox 360のほうが低価格です。ただし、ゲーム機として見た場合は、Xboxシリーズは日本ではあまり売れ行きがかんばしくありませんので、現時点で実際にどちらかを買うとなった場合は、プレイステーション3を選ぶ人のほうが多いだろうとは思いますが。

と言っても、次世代DVDは、映画ソフトの価格がまだ4,000円~5,000円くらいするようなので、新し物好きの人を除いて、まだ当分は縁がなさそうですね。

Xbox 360がついにHD DVD対応に--2万790円でプレーヤーを発売
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20239627,00.htm
Wiiより安い?--マイクロソフト、Xbox 360のマーケティング戦略を発表
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20240507,00.htm
マイクロソフト、Xbox 360のHD DVDプレーヤーは20,790円
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060920/ms.htm

プレイステーション3が価格改訂になりました(9/22付記)。

キャノンのプリンタ

iP4100私が今使っているプリンタはキャノンのiP4100という2年前のインクジェット機です。日本で個人向けのプリンタと言えば、キャノン・エプソンが2強ですが、この年のモデルからキャノンのプリンタはほとんどのモデルで両面印刷・カセット給紙対応になり、まさにこの2つの機能のついたプリンタが欲しかったので、迷いもなくこの機種を選びました。

それまで使っていたさらに数年前のモデルに比べて、印刷も速くなり、写真のカラー印刷の美しさも雲泥の差で、大体は満足しているのですが、気に入らないのはインクの消費具合です。私の場合、印刷はほとんどが白黒で、カラーはほとんど使わないので、当然黒のインクが先になくなるだろうと思っていたら、まず最初に切れた色はシアンでした。不思議に思っていたら、次はマゼンタのインクが切れてしまいました。

ヘッドのクリーニングの際にインクを多少消費するのは知っていたのですが、どうも調べてみると、白黒印刷(正確にはグレースケール印刷)の際にもカラーのインクを使っているようなのです。
この機種の場合、黒は顔料・染料の2種類のインクタンクをセットするようになっているのに、それに加えてカラーインクまでも消費するというのは、すごく無駄に感じてしまいます。カラーインクも使ったほうが、きれいに印字できるというのでしょうけど、そういうのは、押しつけでなく、ユーザ側で設定を選べるようにいただきたいと思うのですが。
(ちなみに黒の顔料・染料も、どちらを使うかは、ユーザ指定できず、どちらがどのように使われるか、情報公開もされていません)

と、文句を書いてしまいましたが、そういう不満はあるものの、両面印刷・カセット給紙というのは使っていて非常に便利ではあり、プリンタの買い替えを考えている方、特にドキュメント印刷中心の人には、お勧めできるプリンタである事を付け加えておきます。

2006年09月15日

スピーカーあれこれ

ルービックキューブの形をしたスピーカーを見つけました。ルービックキューブとして遊べる訳ではなく、音楽に合わせてライトのパターンが27種類に変化するという、見て楽しむスピーカーです。

イルミネイトキューブ

製品情報ページ
http://www.megahouse.co.jp/sound/cube/index.html

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これだけではネタ的に寂しいので、他に何かないかと探したら、キャラクター人形型のスピーカーが山ほどみつかりました。どれもただの人形ではなく、iPodやパソコンにつなげることのできるスピーカーです。よりどりみどりで。

ミッキー ドナルド スティッチ
ケロロ軍曹 スヌーピー ハローキティ

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これまでに紹介したパソコンアクセサリー一覧
http://www.dgfreak.com/blog/localpages/items/items.html
iPodシリーズ用スピーカー一覧
http://www.dgfreak.com/blog/localpages/items/ipodspeaker.html

2006年09月12日

インターネット騙しのテクニック

私は幸いな事に、これまでにコンピュータウイルスのたぐいに引っかかったことはないのですが、インターネットでちょっと怪しい系のページを見ている時に、これはちょっとヤバイと思わせる、悪質なページにでくわして、ひやっとした事は何度かあります。

ちょうど今、INTERNET Watchで、そのような危ないページの紹介記事を掲載してくれています。セキュリティソフトを押し売りしようとするものや、Real Playerとそっくりな怪しいメディアプレイヤーをインストールさせようとするものなど、画面入りで紹介してくれていますが、有名ソフトのパロディみたいなものがあったり、日本語が微妙におかしかったりと、このキャプチャー画面がなかなか楽しませてくれます。

でも、どれを見てもかなりの工数をかけて、作り込まれているようですし、油断していると、自分もいつ被害者になってしまうかもわかりません。セキュリティソフトの導入など、対策はきちんとやっておきたいものです。
(ちなみに明日はWindowsの9月の月例パッチが公開される予定です。忘れずWindows Updateで、更新しておきましょう)

画像で見るスパイウェアの巧妙な配布方法
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2006/09/12/13253.html

2006年09月08日

Amazon 映像のダウンロード販売事業に参入

米Amazonが映画/テレビ番組のダウンロード販売の事業に参入という記事が出ています。映像の「買い取り」の場合、映画1作品が7.99~14.99ドル、映画の新作レンタルが3.99ドルとの事。
一方で先日の記事でも書きましたが、Appleも同種の噂が出ています。こちらの記事では、料金の折り合いがつかず、ディズニー系列の作品に限定したスタートになるだろうと報じられています。きっとこれに合わせて、動画再生を意識したiPod製品というのも出てくるのでしょう。

ところで、映画1本が7.99~14.99ドルというのはどうお感じになるでしょうか?最近DVDも安くなりましたし、旧作であれば1,000円未満になっているものも数多くあります。新作はさすがにもっと高いですが、音声・字幕を自由に選べたり、チャプターを自由に選択できたり、使い勝手の点では現状DVDのほうがはるかに上です。
それに加えて、2時間の映画で容量が約2.4GBとの事ですから、ADSLではダウンロードにかなり時間はかかりそうですし、ディスク容量も喰いますので、私個人は映像の「買い取り」にはあまり魅力を感じません。

でも、「レンタル」は魅力的ですね。TSUTAYAクラスの大型店ではそうでもないですが、小さな店だと品揃えが不十分な場合がありますし、人気作品だと貸出中の心配もしないといけませんが、ネットの配信ならば品揃えや貸出中の心配はないですし、なによりも返しに行く手間がありません。一方ではGyaOに代表されるような映像の無料配信サービスも勢力を伸ばしていますし、町のレンタルビデオ屋さんには冬の時代の到来と言えそうです。

Amazon、映画/TV番組のダウンロード配信サービス
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060908/amazon.htm
米Amazon、映画ダウンロード販売に参入
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/08/news029.html

2006年09月06日

米マイクロソフトWindows Vistaの小売価格を発表

Windows Vistaの小売予想価格が米マイクロソフトから正式に発表になりました。

[通常版]

個人向けHome Basic199ドル
Home Premium239ドル
Ultimate399ドル
企業向けBusiness299ドル
Enterprise-

[アップグレード版]

個人向けHome Basic99.95ドル
Home Premium159ドル
Ultimate259ドル
企業向けBusiness199ドル
Enterprise-

※Enterprise版は小売価格が設定されていない。

前回指摘した通り、個人向けで最低ランクのHome Basicが、通常版・アップグレード版共にXPのHomeとほぼ同一の価格設定になっているのですが、今度のVistaの目玉の一つであるAeroインターフェースは、その上のHome Premium以上のものしか対応していません。
Home Premiumはアップグレード版でも159ドルですから、そのまま日本円に換算すると、約1万8千円程と、お金のかかるアップグレードになります。非常に残念な事です。

Home Premium以上でしかAeroインターフェースを使えないのであれば、ユーザの誤解を招かないよう、Home PremiumをこそHome Basicの名前にして、Home Basicのほうは機能限定版とでもしたほうがよかったのではないでしょうか、マイクロソフト様。

2006年09月04日

カラフルなパソコン

パソコン本体のカラーというと、白・グレー・黒といった地味系のものが多く、時々ノートパソコンで原色系のものや、こちらのハローキティ仕様パソコンといった、企画モノ系があるくらいでした。

日本の個人向けパソコンではあまり認知度は高くありませんが、HP(ヒューレット・パッカード)社が、Pavilionシリーズというパソコンを以前から出しています。これの今回発表になった新機種は、シールの貼り替えによって、デザインを自由に変えられるという非常にユニークなものです。
シールを貼るというと、昔Gateway社がパソコン本体に貼る牛模様のシールを出していた事を思い出しますが、HP社のものは壁紙を貼るようなイメージでボディ全体を覆う、もっと本格的なものです。
こちらこちらのページで、実際のイメージをいくつか見る事ができます。

最初のリンク先の記事は、中国の北京での発表会のもので、これが実際に日本で発売されるかどうかはまだわかりませんが、地味なパソコンが多い中、こういったカラフルな製品にもっと出てきてもらって、パソコンのデザインに一石を投じてもらえればと思います。

そこまで来ているVista

今月2日にWindows Vista RC1が公開になりました。RCとはRelease Candidateの略で、製品版にかなり近いβ版であるとの事。
1月出荷予定ですので、まだ4か月はありますが、やっとその日が近付いて来たという感じがします。こちらのサイトなどで、画面写真が公開されていますが、これまでのWindowsにあったなんとなく垢抜けないイメージが消え、ようやく評価に値するデザインになってきたと思います。

ただ個人的に気に入らないのは、XPではHomeとProfessionalの2種類のバージョンしかなかったのに、Vistaでは個人向けがHome Basic・Home Premium・Ultimateの3種、企業ユーザ向けがBusiness・Enterpriseの2種で合計5種類にも数を増やしている事です。
細かな違いは、こちらのサイトなどをご覧いただくとして、注意しないといけないのは、個人向けの一番下のランクのHome Basicでは、Vistaの特長である半透明機能を活用したAeroインターフェースが省略されているという点です。

しかも以前カナダのマイクロソフトから流出した情報では、Home BasicがXPのHomeと同じ価格水準になっており、これが事実なら、Vistaの目玉機能であるAeroインターフェースを使いたいユーザには実質値上げになっているに等しいと言えます。
なお価格については別の情報もあり、まだ断定的な事は言えませんが、マイクロソフトが、ユーザに実質値上げを強いるような姑息な手段を取らないことを祈るばかりです。

2006年08月29日

Merom搭載パソコン続々登場

NECや富士通などの主要パソコンメーカーから、雨後のタケノコのごとくいっせいにモバイル向けのCore 2 Duo(Merom)搭載のパソコンが発表になりました。
Core 2 Duoについては、以前にMac関連の記事でざっと要点だけ書いた事がありますので、そちらをご覧いただくとして、こちらの記事で、モバイル向けCore 2 Duoと、従来のCore Duo(Yonah)の性能比較が掲載されています。さすがにIntelが力を入れているCPUだけあって、処理速度は明らかに向上しているようですが、マイナス点としては、発熱量が増え、バッテリ駆動時間はやや短くなっているようです。

ただいずれにせよ、来年の頭にはWindows Vistaが出てくる「はず」なので、パソコンを買い替えるにはちょっと中途半端な時期ですね。こちらの記事では、Vistaを快適に動かすにはメモリが2GB必要ではないかと悲観的な事が書かれていますし、このタイミングで下手に買い替えたりするよりは、Vistaが出るまで様子見をしたほうが賢明かもしれません。