メイン

スマホ/携帯 カテゴリー(新しい記事順)

2006年11月04日

電子辞書あなどりがたし

先日大阪梅田のヨドバシカメラに行った時に、PDAコーナーってまだあるんだろうかと探してみたら、残念な事に以前1階にあったのはなくなっており、電子辞書コーナーにオプション品が少し置いてあるだけでした。

私の場合PDA派なので、辞書を使うのであれば、断然PDA(今ならばスマートフォンのW-ZERO3[es]ですが)にインストールするほうを選ぶのですが、ちょっとチェックしてみたところ、最近の電子辞書は驚くほど進化しているようです。

たとえば、このSHARPのPW-A8410という電子辞書は、英和・和英・国語辞書は当然として、英英・漢和・類語、はては各種語学会話・百科辞典・家庭の医学・IQテストにいたるまで、搭載しているソフトの数はなんと100種類!
これだけソフトを載せて、20,000円以下で買えるのですから驚きです。W-ZERO3[es]用の辞書は例えばこれなんか、英和・和英・国語の3本だけで、9,000円以上もするのですから。でもいくら高くついても、電子辞書なんてものは買わないのが、PDAユーザの意地というものなのです。

SHARP Papyrus 電子辞書 PW-A8410

製品情報
http://www.sharp.co.jp/papyrus/lineup/pw-a8410/index.html

Amazonで価格をチェック

2006年11月01日

W-ZERO3[es] Premium version登場

W-ZERO3関連の話題×3つ。

W-ZERO3[es] Premium versionというのが11月16日より発売になりますが、従来のものに、普通のケータイ風のメニューソフト「ホームメニュー」と、内蔵カメラを利用した名刺リーダ機能を搭載しただけで、ハードには変更はありません。
「ホームメニュー」機能は、W-ZERO3[es]の従来機ユーザには11月下旬(予定)より無償でダウンロード提供し、名刺リーダ機能は、ソフトが別途有償で販売になります。
ちなみに取りこんだ名刺のデータは、Outlookとのデータ連携機能で、パソコンにデータを転送できるので、ふだん名刺をたくさんもらう人には、結構便利な機能かもしれません。

■W-ZERO3 [es]専用のワンセグチューナーの発売日が12月5日(火)に決まりました。店頭予想価格は14,800円前後。

“W-ZERO3 [es]”新バージョンの発売について
(ワンセグチューナーの発表込み)
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2006/11/01/

■W-ZERO3[es]などWindow Mobile 5.0搭載のスマートフォンで、IP電話が可能になる「エイジフォン for Windows Mobile 5.0」β版が11月2日より提供になります。
無線LAN推奨ですが、それ以外の通信方式でも、利用は可能との事。正式版は11月末に3,980円で発売予定です。

Windows Mobile 5.0端末で利用できるSIPソフトフォン
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31777.html

2006年10月31日

ケータイ業界のトリックスター

今、ケータイ業界の話題はソフトバンクが独り占めしているような感じがあります。新料金プランを打ち出して以来、他社に比べて本当に安いのかどうかと、みんな頭をひねっていますし、テレビの「ヨソウガイデス」のユニークなコマーシャルも、ハリウッド女優キャメロン・ディアスを起用したあのコマーシャルもソフトバンク、果ては、受付殺到でシステム障害が発生し、社長が謝罪会見をしていましたし、ソフトバンクの話題が出てこない日はありません。

新料金プランについては、NTTドコモの社長さんが、「あのプランに入る意味は全くない」と決算説明会でこき下ろしていたそうですが、実際の所、これが安いのかそうでないのかは知りませんけど、こういった業界をかき回して、既存の秩序に風穴を開けようとする存在がいるというのは非常に結構なことです。

ちょうどソフトバンクの社長さんは、古典的なトリックスターの一人、西遊記の孫悟空と同じ姓の持ち主ですし、そういう「かきまわす」配役としては、これ以上うってつけな人はいないでしょう。
「想定内」を連呼していたもう一人のトリックスター氏は、五行山に閉じ込められるかわりに、塀の中に幽閉されてしまいましたが、「予想外」を連呼する彼も、公正取引委員会から、料金プランに関して説明を求められる事になってしまったようですけど、くじけずこの調子でがんばっていただきたいものです。

2006年10月28日

PalmからW-ZERO3[es]への移行[ソフト編]

PalmからW-ZERO3[es]への移行について、前回の文字入力編に続き、PDAのもっとも基本的なソフトである、スケジュール・電話帳・ToDo・メモについて、特長を紹介します。

■スケジュール

スケジュール(日表示・スケジュール一覧) スケジュール(日表示) スケジュール(週表示) スケジュール(月表示) スケジュール(年間カレンダー)

W-ZERO3[es]のスケジュールソフトは、Palmの標準のソフトと使い勝手はよく似ています。ただ、Palmの標準ソフト同様に表示面が弱く、上の画像のように、日・週・月の単位の表示画面がありますが、今週のスケジュールを一覧表示したりすることができないので、不満に感じる人が多いと思います。
代替となるソフトとしては、さいすけ(シェア)PSL3(フリー)ROSE(シェア)などが出ています。
なお、さいすけはスケジュール・電話帳・ToDo、PSL3はスケジュール・手書きメモ・付箋(≒ToDo)、ROSEはスケジュール・To Doの機能を持った統合型ソフトです。

■電話帳

電話帳(氏名順表示) 電話帳(会社順表示)

W-ZERO3[es]の電話帳ソフトは、当然電話をかける機能がついている訳ですが、これもそれほど多機能なものではありません。ただ、Outlookとの連携を前提として作られているので、入力できるデータ項目は充実しています。
Palm標準のものと比べた場合、ひらがなの見出し(あかさたな~)で名前を探せるところが優れていますが、欠点として、一覧画面では会社名と氏名を同時に表示する事ができないので、仕事で使う場合に不満を感じる方がいらっしゃるかもしれません。
後は、たとえば会社関係の人だけを絞りこみ表示していても、ソフトを終了させると全件表示に設定が戻ってしまうのが難点です。
代替ソフトにw03PhoneBook(シェア)QDz(フリー)など。

■ToDo

To Do

ToDoはPalm時代もあまり使っていなかったので、それほど不満は感じていませんが、機能的にはPalm標準のものと同等のシンプルなものです。
ただし、このソフトも終了時の表示状態を覚えてくれないという問題があります。

■(手書き)メモ

メモ

W-ZERO3[es]のメモ機能は、キーボードからの文字入力と、ペンによる手書き入力の両方を行う事ができ、また、声の録音をする事もできる多機能タイプです。
ただ、個人的には多機能さよりも、シンプルで手軽に使えるものが好みなのですが、この辺りは好きずきでしょう。

以上のように、Palm同様にW-ZERO3[es]の標準ソフトも大体においてそれほど多機能なものではありません。幸い置き換えアプリがある程度充実してきていますので、気に入ったものを探してきて、自分好みにカスタマイズしていくのが、使いこなしのコツといえるでしょう。

2006年10月27日

「まもるくん」ケース

この間買ったW-ZERO3[es]には標準でケースは付いてくるのですが、身につけて持ち運ぶ際に使いやすいケースはないかと、ただいま物色中です。
探しているうち、ちょっと私が探しているのとはタイプが違うみたいなのですが、「まもるくん」という妙な名前のケースがあるらしいと聞き、名前に惹かれて調べてみると、ウェルカンパニーという福岡の会社が、「まもるくん」というブランドで各メーカーのケータイ・PDAや、iPodなどの各種ケースを販売しているのを発見しました。
製品としては、プラスチック素材を使い、本体にピッタリフィットする形状に加工してあるのが特長です。極力本体にキズを付けたくない人にはお勧めかもしれません。

まもるくん
(これは無印W-ZERO3用)

まもるくんホームページ
http://www.mamorukun.jp/

楽天のショップで価格をチェック

これまでに紹介したアイテム
http://www.dgfreak.com/blog/localpages/items/items.html

2006年10月24日

最近買ったもの

W-ZERO3[es]を買ったせいで、色々小物類の買い物が増えています。

まず、miniSDカードを1枚買いました。そんなに大きなデータを入れるつもりはないので、256MBもあれば十分と思い、価格を調べましたが、いまやこの容量だと2千円もしないのですね。安くなったもんです。
最初はAmazonで最安値のPQIのを買おうと思いましたが、Transcendのが80倍速で速そうだったので、そっちにしました。1,480円と微妙に1,500円を切っていたので、送料300円で合計1,780円。それでもかなり安いほうでしょう。

Amazonで最新価格をチェック

それから、電源ファンを買いに日本橋に行った時に、USB端子でW-ZERO3[es]の充電とデータの同期を両方こなせるケーブルを上新電機で買いました。使い終わったら掃除機の電源コードの要領でケーブルを巻き取る製品です。以前紹介したものと同等品です。

ブライトンネット USB CABLE for W-ZERO3

ちなみに電源ファンを探して店を廻っている時に、シグマA・P・Oシステムという会社がこれと同じケーブルを別ブランドで売っているのを見つけました。

シグマA・P・Oシステムの製品ページへ

こちらは「オク レールDC」という製品名で、他にも「ツナ ガール100」とか、「キコ エール11」とかいう名称のケーブルを、レトロなパッケージに入れて売っています。こちらにしとけばよかったと後悔。

最後のこれは、上新電機の会員向けのDMに入っていた無料引換券でもらった、「温泉たまご器」です。お湯を注ぐだけで、同時に5個まで温泉たまごが作れるそうで、ケーブル1本買っただけで、こんなのをもらうのも申し訳ないのですが、せっかくですので大事に使わせていただきます。

温泉たまご器

これまでに紹介したW-ZERO3用アクセサリ一覧
http://www.dgfreak.com/blog/localpages/items/items.html

PalmからW-ZERO3[es]への移行[文字入力編]

以前書いた通り、私はこれまでPalm社のPalm m505という古いPDAを使っており、今回W-ZERO3[es]に乗り換えたのですが、元Palmユーザから見たら、W-ZERO3[es]ってどうなの?という視点で、この機種を評価してみたいと思います。まずは文字入力編。

Palmではgraffitiという独特の入力方法があり、一筆書きのような文字をペンで入力することで、アルファベットを入力することができました。これがなかなか快適で、Palmユーザがこの機種を手放せない要因の一つになっています。

graffiti
Palmのgraffiti入力

一方W-ZERO3[es]では、文字入力方法は大きく下の3方式があります。

(1)スライド式キーボードでの入力
W-ZERO3[es]の本体をスライドさせると現れる小型キーボードによる入力は、キーが小さいので最初は違和感がありますが、慣れてくれば思ったよりも打ちやすく、長文を入力する時にはやはり便利です。

(2)スタイラスペンによる方法
スタイラスペンでの入力方法は、文字認識による手書き入力と、QWERTY配列のソフトキーボードによる入力の2種類があります。文字認識は、漢字をいちいち書き込むのは面倒くさいのですが、ひらがなを入力してから漢字変換することができ、これがgraffitiファンの人にも、もっとも違和感のない入力方法だと思います。
ソフトキーボードはキーが小さめで、あまり打ちやすくないのですが、メールアドレスなどアルファベットだけを打ち込む場合は、こちらのほうが快適な場合もあります。

手書き入力 ソフトキーボード
手書き入力 ソフトキーボード

(3)ケータイ式の入力
これは別に説明の必要はないでしょうが、両手を使えないシチュエーション、また、人目を引きたくない場合は、これを使うことになるでしょう。

Palmのgraffiti入力は一度慣れてしまうと本当に快適で、他の入力方法に移れなくなってしまう所がありますが、W-ZERO3[es]も、TPOに応じて入力方法を選べますので、案外悪くないものです。
なかなかPalmから他の機種への乗り換えに踏み切れない人も、モノは試しで一度触ってみる事をお勧めします。

2006年10月20日

モバイルで使える地図ソフト

以前W-ZERO3シリーズに地図を転送できるWindows版の地図ソフトを紹介したことがありましたが、今度ソースネクストから発売になる「ゼンリンデータコム デジタル全国地図」は、Windows上で切り出した地図データをiPodPSPで閲覧することができるソフトです。

iPodでどうやって操作するのかと思ったら、Windows上で、ルート検索を行って、その情報と一緒に地図データを保存してからデータを転送し、iPodでホイールをなぞると、ルート上を地図がスクロールするという仕組みで、うまく考えたものです。発売開始は11月24日。

製品ページ
http://www.sourcenext.com/titles/use/74200/


で、私もW-ZERO3[es]を買ったので、手持ちのWindows用地図ソフト「プロアトラスW2」で、地図データの転送に挑戦してみました(注:この地図ソフトの最新版はプロアトラスSV2です)。
発売元のアルプス社のダウンロードページに行くと、「プロアトラス Lite PDA」というソフトがありますので、これをパソコンでダウンロードしてから解凍し、実行ファイルをW-ZERO3[es]に転送してやります。
地図の切り出しは、プロアトラス上で範囲を指定し、メニューから「地図をPDA用に切り出し」を選択するだけ。後はActiveSyncで、できた地図のデータファイルをW-ZERO3[es]に転送してやります。そうして、地図を開いたのが下の画像。

プロアトラス Lite PDA

現時点では、このソフトの対応機種にW-ZERO3シリーズは記載されていませんが、問題なく動かすことができました。W-ZERO3シリーズならば、ディスプレイ解像度が640×480ドットあるだけに、1画面でかなり広い範囲を見る事ができますので、十分実用的に使えそうです。

(参考)売れる激安地図ソフト、一方でDVDにデータと機能満載の高級品も根強い人気
http://bcnranking.jp/flash/09-00010706.html

[Tips]W-ZERO3シリーズでの画面キャプチャ(ハードコピー)の方法

なにかソフトがいるのかと思っていたら、キーボードでFn+Shift+Cを押すだけです。BMPファイルがマイデバイス直下に"SCRN0001"~というファイル名で保存されます。

2006年10月18日

ソニー、小型携帯端末mylo(マイロ)国内発売

そういえばこの端末、ずいぶん以前に取り上げたと思ったら、8月の上旬の事でした。8月に米ソニーから発表され、9月にはアメリカ国内で発売されていたはずですが、それが今回日本国内で発表となり、出荷開始はなぜか来年の2月と、かなり先の事です。

この端末は普通の携帯電話としての機能は持っておらず、ネットワークに無線LANを介して接続する事で、IP電話をかけたり、インターネット端末として使う事ができ、ネットワークにつながない状態では、音楽や動画のプレイヤーとして使う事ができます。
つまり、無線LANがない所では電話もかける事ができませんし、今使っているケータイを置き換えるような性格の製品ではありません。

無線LANを使えるプロバイダーと契約していて、かつ無線LANの使えるエリアの多い地域に住んでいる人には使い道があるかもしれませんが、なんとなくソニー自身も、海外で売ってるので、ついでに国内でも出してみましたくらいの気持ちで、そんなに本腰を入れて売っていくつもりじゃないように感じられるのですけど、いかがでしょう?

ニュースリリース
http://www.jp.sonystyle.com/Company/Press/061018.html

2006年10月17日

W-ZERO3[es]を買うかどうかの3つのポイント

W-ZERO3[es]購入から3日目、操作・設定方法など大体理解し、そろそろ色々なアプリを導入したくなってきましたが、このシリーズに関心があるけど、買うかどうかまだ悩んでいる人に、買うべきか、買わざるべきかを判断する3つのポイントをまとめてみました。

(1)自力でパソコンのトラブルを解決できるスキルがある事

はっきり言って、携帯電話のつもりで買うと後悔します。これは携帯電話というよりは、電話機能を持った携帯型パソコンであると考えるべきです。
標準のソフトを別のものに入れ替えたり、自由に設定を変更できる柔軟さがあるのと引き換えに、使い込んでいくと、普通のケータイではあまり起こらないような不具合に見舞われる事もあります。
そういう時に自力で解決できる事、たとえばWindowsパソコンを使っていて、なにか問題が起きた時に、インターネットで情報を収集しながら自力で解決できるくらいのスキルがないと、買ったのを後悔する事になるかもしれません。

(2)あれこれカスタマイズするのが好き

この端末は買ってそのままの状態で使う分には、それほど使いやすい製品ではありません。便利そうなソフトを探して自分でインストールし、あるいは設定をカスタマイズして自分好みに仕上げていってこそ真価を発揮する端末です。
そういうのが好きではない、あるいは面倒に感じる方にはあまりお勧めしません。

(3)パソコン上でOutlookを使っている事

これは上の2つ程には重要ではありませんが、パソコンとのデータ連携では、Outlookのメールや予定表・連絡先データと同期を取るようになっていますので、パソコン上でのデータ管理は、Outlookを使ってやっている人のほうが、より便利に使う事ができます。

W-ZERO3[es]
このサイトを表示してみました

W-ZERO3の仕掛け人が、あの行列の朝を振り返る
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0610/17/news001.html

2006年10月14日

W-ZERO3[es]買いました

発売開始から2か月半、やっとW-ZERO3[es]を手に入れました。タイミング遅れのレポート第1回目です。

まず最初に、この製品の付属品はご覧の通りです。

画像を拡大

[上段左から]

■W-ZERO3[es] 黒本体

■ソフトケース
おまけで付いてくるケースとしては、しっかりしたものですが、本体に比べるとちょっと横幅があるのが残念。

■ACアダプター
結構小型のアダプターです。

■パソコン接続用のUSBケーブル

[下段左から]

■W-SIM(ウイルコムシム)
脱着式の携帯電話部分のハードウェアです(すでに本体に装着済でこれは空箱のみ)。

■CD-ROM
パソコンとデータの同期を行うためのソフト"ActiveSync"入り。

■取扱説明書


価格は機種変更で、29,800円(税込)のヨドバシポイント還元10%、液晶保護フィルムとminiSDカードの2点は必需品ですが、とりあえず保護フィルムのみ購入しました(税込399円)。

2006年10月05日

スマートフォン現状の取りまとめ

これまでW-ZERO3などのスマートフォンを何度かご紹介してきましたが、こちらのページでスマートフォンの定義・歴史などをわかりやすく解説してくれています。
現在発売中・発売予定の端末についてもまとめて紹介してくれていますが、ここで取り上げなかった情報を補足しておくと、

NTTドコモが以前法人向けに販売していたWindows Mobile搭載のスマートフォンhTc Zを個人向けにも販売を開始しました。ただし、7万円ちょっととすごい価格が付いています。
これはソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)X01HTと同じ台湾メーカーのOEM品です。

・同じくNTTドコモがアメリカで普及しているBlackBerryという端末を今秋投入しますが、法人向けであり、端末は英語版のままなので、一般ユーザには縁がなさそうです。

と、WILLCOMのW-ZERO3以外は、どれも海外製品のOEMというのが現在の状況ですが、スマートフォンが日本に定着するためには、W-ZERO3に匹敵する魅力を持った独自端末をどこかの大手が開発してくれる事を期待したい所です。

参考:『hTc Z』は『W-ZERO3 [es]』の代わりになるか?
http://k-tai.ascii24.com/k-tai/review/2006/09/11/664483-000.html?

2006年09月29日

ボーダフォンよりスマートフォン登場

先日お伝えしたボーダフォン(ソフトバンクモバイル)のスマートフォン端末"X01HT"が今回正式に発表になりました。
PDAとしてはWindows Mobile 5.0搭載で、2.8インチ240×320ドットの液晶ディスプレイ、無線LAN・Bluetooth 2.0搭載と、WILLCOMのW-ZERO3と比較すると画面まわりは平凡ですが、ネットワーク関連が充実した端末です。これを契機にスマートフォン市場が一気に盛り上がりを見せることを期待します。発売開始は10月中旬以降。

これと同時にボーダフォンからは13機種が一気に発表になっており、Yahoo!との連携機能が強化されているのが大きな特長です。

スマートフォンX01HT製品情報ページ
http://www.vodafone.jp/mb/special/softbankmodel/x01ht/index.html
HSDPA対応でWindows Mobile搭載のPDA型「X01HT」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31223.html
ボーダフォン、秋冬モデル13機種を発表
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31207.html

2006年09月22日

W-ZERO3[es]がもらえるキャンペーン

マイクロソフトが、Microsoft Windows Mobileのメールマガジンに期間中に登録すると、抽選でW-ZERO3[es]がもらえるキャンペーンを行っています。
メールマガジンの内容は、W-ZERO3シリーズなどMicrosoft Windows Mobile搭載機器の最新端末情報・イベント・技術情報などで、月に1回の発行との事。応募期間は10月31日までで、抽選で5名の方に当たります。また、はずれた場合も、Windows Mobileロゴ入り携帯クリーナ(?)が20名の方に。

Windows Mobile Newsletter Japan W-ZERO3[es]が当たる購読キャンペーン
http://www.microsoft.com/japan/windowsmobile/newsletter/subscribe/default.mspx

2006年09月17日

ニンテンドーDSはPDAの正常進化形?

任天堂の次世代ゲーム機Wiiの話題はもう今さらですが、12月2日発売・価格は25,000円(税込)に決まりました。こちらのページに発表会の写真が掲載されていますが、「みんなで楽しめる」・「体感型ゲーム」という2点を強調した演出を行い、据置型ゲーム機でもニンテンドーDSと同じ路線で成功を再現しようという意図を感じます。

さて、本題はニンテンドーDSのほうです。このゲーム機が売れていることは知っていたのですが、テレビコマーシャルでたまに見る以外は実際どのようなソフトが出ているのかよく知らなかったのですが、こちらの「大人の常識力トレーニング」というソフトの記事を見て、「ニンテンドーDSはひょっとしてゲーム機ではなく、PDAの正常進化形ではないか?」という印象を受けました。

私が今でも使っているPDA・「Palm」でも、発売当初は、SDカード媒体のソフトがいくつか発売されていましたが、ソフトの価格が高く、種類もほとんど増えませんでした。
それがニンテンドーDSでは、この手のソフトが毎月何本も発売され、価格も3,000円~4,000円くらいと低価格です。ニンテンドーDSには住所録やToDoなどの「電子手帳」的な機能こそ付いていませんが、PDAの目指すべきもう一つの方向性はPalmも試みたように、「携帯型ソフトプレイヤー」であり、そちらの面では見事な成功を収めていると言えるでしょう。
そう考えるとニンテンドーDSがあくまで基本はゲーム機というのが実にもったいなく、どこかのメーカーがニンテンドーDS互換のPDAを出してくれないものでしょうか...